雨柳堂夢咄

文明開化の日本を舞台に、骨董屋雨柳堂にもちこまれるいわくつきの品々に秘められた物語を店主の孫蓮が霊感で解き明かす怪奇コミック。1話完結のスタイルで描かれる。

正式名称
雨柳堂夢咄
ふりがな
うりゅうどうゆめばなし
作者
ジャンル
怪談・伝奇
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概要・あらすじ

文明開化の時代、東京に雨柳堂という骨董屋があった。店主の孫は、次々持ち込まれるいわくつきの品々にまつわる物語を、品物にとりつく幽霊や精霊から聞き出す能力を持っていた。は骨董品に秘められた物語を1つ1つ丁寧に解き明かし、品物にしみ込んだ心残りを解決していく。

登場人物・キャラクター

(れん)

ショートカットの少年。骨董屋雨柳堂の店主の孫。店で祖父と2人暮らしをしている。古美術品にしみ込んだ元の持ち主の思いや古美術品自体の心を感じ取ることができる。店主が不在のときに店番をしている。古美術品の知識に関しては店主のほうが詳しいので、値段は祖父が決めている。蓮だけで値段を決めることはほとんどない。

店主 (てんしゅ)

蓮の祖父で骨董屋雨柳堂の店主。人当たりの良いおじいさんで、霊感はほとんどない。店で蓮と2人暮らしをしている。古美術品の鑑定眼は確かで、商売も良心的。時々地方へ買い付けに出かけることもある。店を空ける時は孫の蓮に店番をさせている。蓮の能力に全面的な信頼を置いている。 蓮には「おじい様」と呼ばれている。

篁 青二郎 (たかむら せいじろう)

腕のいい贋作師の青年。幼い頃、陶芸の名窯・深水家に引き取られて修行していた。彼の作った贋作を蓮が一と目で見抜いたため、蓮に一目置いている。いくつも偽名を持ち、変装も得意。絵の腕も確か。

釉月 (ゆつき)

仁平の長屋に住み込んで陶器の修繕を手伝う身寄りのない少女。修繕師として生きていくため、いつも男装をしている。こめかみに生まれつきの痣があるが、普段は隠している。腕が良く、骨董品から好かれる特別な手を持っている。仁平が請け負っている雨柳堂の陶器の修繕を手伝う。母の形見であるお守りをいつも大切にしている。 仁平とその妻に大事にされている。

仁平 (にへい)

陶器の修繕をする腕のいい職人。江戸っ子気質のおじさんで、弟子の釉月に技術を教えている。昔、贋作作りに関わったことがあるが、今は関わっていない。現在は長屋で妻と釉月と3人で穏やかに暮らしている。雨柳堂の陶器の修繕を請け負っている。

和尚 (おしょう)

高齢の住職で、髪を剃り、髭を長く伸ばしている。仏事のほか、近所で起こる怪奇現象のお祓いも頼まれる。雨柳堂に供養が必要な品物が持ち込まれたときは、和尚が寺で供養している。

グラント先生 (ぐらんとせんせい)

イギリス人で口髭を生やした中年の男性。教授の待遇で日本の大学と契約し、日本で洋館に住んでいる。趣味で日本美術の研究もしていて、骨董屋雨柳堂にもよく通っている。兄も建築の仕事で来日したことがあり、彼を頼って親類が来日することもある。

池田のご隠居 (いけだのごいんきょ)

骨董好きだが、真贋の区別がつかず、よく贋作を高値で売りつけられている。人が良く、だまされやすい。骨董屋雨柳堂の常連。雨柳堂の店主とは囲碁を打つ友人でもある。

篠田 京介 (しのだ きょうすけ)

医学を学ぶ大学生。人の良さそうな青年。雨柳堂の近所にある角谷医院で書生をし、雨柳堂まで薬を届けることもある。幽霊など非科学的なものに否定的だが、骨董品にとりつくもののけから好かれることも多い。

場所

雨柳堂 (うりゅうどう)

『雨柳堂夢咄』に登場する骨董屋。東京の根津あたりにある店。店の入口の脇に大きな柳の木がある。人当たりの良い店主と孫の蓮が切り盛りしている。高価な美術品から日用品までいろいろな品物を扱っている。

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