概要・あらすじ
202X年・「電脳メガネ」と呼ばれるメガネ型コンピューターが普及した世界。小此木優子(ヤサコ)は電脳都市・大黒市に引っ越すことに。彼女が転校初日に出会ったのは、もう一人の転校生・天沢勇子(イサコ)。控えめなヤサコとクールなイサコ、正反対な二人は、やがて電脳空間で起こる事件に巻き込まれていく。
登場人物・キャラクター
ヤサコ
小学6年生の少女。ヤサコというあだ名は本名の「優子」を訓読みしたものに由来する。父の転勤で金沢から大黒市に転校してきた。フミエやイサコと出会い、電脳空間で起こる事件に巻き込まれていくことになる。電脳関連にはそれほど詳しくない。
イサコ
小学6年生の少女。ヤサコと同じ日に転校してきた。イサコというあだ名は本名の「勇子」を訓読みしたものに由来する。クールな性格で、電脳関連の技術にも長けている。「あるもの」を探している。
フミエ
小学6年生の少女。転校してきたヤサコが初めて出来た友達。気が強く、おせっかい焼きな性格。電脳関係のトラブルを解決する、コイル電脳探偵局の一員。
ダイチ
小学6年生の少年。ヤサコのクラスメイト。電脳を使ったイタズラを仕掛けるグループ大黒黒客のリーダー。フミエとは犬猿の仲。
ハラケン
小学6年生の少年。ヤサコとは別のクラスに所属。生物部部長兼、コイル電脳探偵局の一員。無表情で不思議な雰囲気を持つ。
京子 (きょうこ)
ヤサコの妹。元気で好奇心旺盛。口癖は「ウンチ!」。
メガばあ
ヤサコの祖母。駄菓子屋「メガシ屋」の店主。コイル電脳探偵局の局長でもある。
タマコ
電脳メガネの研究者。元コイル電脳探偵局の一員。ハラケンの叔母で、彼を溺愛している。
その他キーワード
電脳メガネ (でんのうめがね)
『電脳コイル』に登場する用語。メガネ型のウェアラブルコンピューター。かけるだけで電脳空間に接続し、電脳ペットなどの拡張現実を体験することが出来る。
リンクス
『電脳コイル』に登場する用語。空間転移プログラム。これを使うとリンクス間を瞬時に移動することが出来る。いわゆるワープゲート。アニメ版には登場しない設定である。
クレジット
- 原作
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磯 光雄 , 徳間書店 , 電脳コイル製作委員会