青のメソポタミア

青のメソポタミア

高度な文明を持つ惑星エンリルのアッカド王朝は、青と呼ばれる惑星に調査団を送った。リーダーカイン・アベル・サルゴンと、団員アダム・サクセス・エ・シュメールは、共に王位に因縁を持つ。王家を巡る争いと、惑星青の文明の創世の関わりを描いたSF漫画。

正式名称
青のメソポタミア
作者
ジャンル
SF一般
レーベル
白泉社文庫(白泉社)
関連商品
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概要

陰謀によりエンリルの地位を継承できなかったシュメール家の王子アダム・サクセス・エ・シュメールは、新王ジウドとの軋轢を避け、と呼ばれる惑星への調査団へ参加する。調査団のリーダーは、王族を毛嫌いするカイン・アベル・サルゴン中佐だった。の文明はエンリルに巻き起こる陰謀と争いを経て創世されていく。

登場人物・キャラクター

アダム・サクセス・エ・シュメール

惑星エンリルの宇宙開発局に勤務する青年で少尉の位を持つ。王弟の息子で、伯父の星王にいとこのジウドとともに養子に迎えられ王子となる。誰からも次期星王と目されていたが、王位がジウドに継承された。派閥争いを避けるために王宮を出て生家に戻り、惑星青の調査団に加わるが調査中に事故死したと伝えられる。

主人公

惑星エンリルの上級将校で中佐の位を持つ。勤務にあたっては時に冷酷とさえ思える顔を覗かせるが、家族に対しては一転優しい表情を見せる。惑星青の調査団の総指揮を命じられ、アダム・サクセス・エ・シュメールらと... 関連ページ:カイン・アベル・サルゴン

主人公

高度な文明を持つ惑星エンリルの宇宙開発局員。髭をたくわえ左頬に傷跡を持つ男性。カイン・アベル・サルゴン、アダム・サクセス・エ・シュメールらの惑星青の調査から、青の時間で数百年後再び青の調査のために降り... 関連ページ:アリ・イルガル

惑星エンリルでカイン・アベル・サルゴンの補佐官をつとめる青年。補佐官は上級将校一人につき一人ついている。無表情で必要以上の言動・行動はしない。補佐官の定めに従い、去勢され、感情を押し殺して機械に近い人... 関連ページ:エシュマ・ナハリオ

エバ・ユング・フロン

女性言語学者で、博士号を持つ。青の調査団に参加し、アダム・サクセス・エ・シュメールらと共に星間飛行機に乗り込む。異星人の会話や文字の分析を担当する。自身を「サバイバル向き」と称する。共に青の調査を進めるうち、アダム・サクセス・エ・シュメールに憧れている。

ジウド

惑星エンリルの星王の甥で、アダム・サクセス・エ・シュメールとともに後継者のいない伯父の養子となる。星王が死亡した際、王の印である指輪を受け取ったといい、第183代星王ジウド7世として即位する。アダム・サクセス・エ・シュメールに比べ心身が弱く、伯母である皇太后の言いなりになっている。

皇太后

惑星エンリルの皇后で、夫の星王が死亡後に皇太后となる。己の欲望に忠実な女性。甥である王子ジウドとは肉体関係にあり、気弱なジウドを自らの意のままに操っている。星王が死亡した際、ジウドとともにその臨終に立会い、ジウドが王位を継承したと証言する。

アンダ・エンシ・エ・シュメール

アダム・サクセス・エ・シュメールの実母の弟で叔父にあたる。アダム・サクセス・エ・シュメールの出身一族シュメール家の筆頭格。アダム・サクセス・エ・シュメールが惑星青で事故死したことを、皇太后達の陰謀であると確信し、私兵を増強して内乱を企てる。

エリ

カイン・アベル・サルゴンの妻。夫婦仲はむつまじく、惑星青の調査から帰還したカイン・アベル・サルゴンを温かく出迎える。父母やおじ・おば、甥、姪など一族とともに住み、乳飲み子の息子アガテを育てている。一族みんなで旅行に行こうというカイン・アベル・サルゴンの提案を素直に喜ぶ。

アガデ

カイン・アベル・サルゴンとエリの息子。カイン・アベル・サルゴンが惑星青の調査から帰還した時には、まだ乳飲み子だった。長じて父カイン・アベル・サルゴンの補佐官だったエシュマ・ナハリオの弟キリシャから、自分の出自を聞き、子孫に語り継ぐよう教えられる。

キリシャ・ナハリオ

カイン・アベル・サルゴンの補佐官エシュマ・ナハリオの年子の弟で、兄にうりふたつの顔をしている。補佐官として洗脳教育を受けたエシュマ・ナハリオが常に顔色を変えないのに比べ、表情豊か。兄のおかげでよい学校に通えて幸せと語る。

エア・ラクロウ

黒い長髪で、無表情な男性。高度な文明を持つ惑星エンリルの宇宙開発局員アリ・イルガルの補佐官。ともに惑星青の調査のため都市国家ウルに潜入する。去勢された男性であるが、潜入調査ではイルガルの妻役を演じる。ジウスドラ王の息子ドゥムジから慕われている。

場所

エンリル

『青のメソポタミア』の舞台となる惑星。人口は約18億人で、高度な科学技術を持つ。他の文明を持つ惑星と交流があるが、アモリ人とは長期に渡って抗争が続いている。アッカド王朝が支配し、アダム・サクセス・エ・シュメールは王子で王位を継承するとみられていた。

『青のメソポタミア』の舞台となる惑星。高度な文明を持つ惑星エンリルから調査団が派遣された。面積は惑星エンリルよりも小さく、住民の寿命も著しく短い。植民星として有望な環境だったが、ホモ・サピエンスが生息しているため、取り決めにより植民地化は見送られた。

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