概要・あらすじ
ある日、巫女の火神子が大蛇王という人物を占うと、大蛇王が治めれば国は滅ぶが、火神子が治めれば国が安泰する、という驚くべき結果が出る。この内容をそのまま大蛇王に伝えたところ、火神子は大蛇王に命を狙わることとなる。だが火神子がピンチに陥ったその時、骨法最強の使い手である夢火古が姿を現すのだった。
登場人物・キャラクター
夢火古 (ゆめひこ)
骨法最強の使い手である青年。正義感に溢れ、どんな敵に対しても臆さずに立ち向かう勇敢な性格。大蛇王が放つさまざまな怪物や手下に対しても、骨法と自分の力を信じて窮地を脱していく。火神子とは逃げる道中で親しくなっていくが、冷静に護衛としての節度を守っている。
火神子 (ひみこ)
優れた霊能力を持つ巫女。弟彦の姉。礼儀を重んじる性格であるが、少々おてんばで、言いたいことをすぐ口に出してしまう。大蛇王に対して占いを行った際も、それがどれだけ自分に不利になろうともきちんと伝えた。逃げる道中で夢火古と親密になっていくが、巫女としての務めを優先する。
弟彦 (おとひこ)
火神子の弟。火神子が危機的状況に陥った時も、逃げずに姉を守ろうとする芯の強さを持つ少年。夢火古に強くあこがれており、常に強い男になりたいと思っている。かなりのお調子者で、火神子や夢火古をからかっては怒られている。
大蛇王 (おろちおう)
邪馬台国を治める、謎の多い国王。火神子に自分の将来を占わせるが、結果が思わしくないことから彼女を殺そうとする。その正体は高度な文明を持つ星からやってきた地球外生命体で、頭が8つある竜のような姿をしている。