魔法少女特殊戦あすか

魔法少女特殊戦あすか

刻夜セイゴの代表作で、原作は小説家、脚本家としても知られる深見真。魔法少女たちが邪悪な怪物「冥獣」との戦いを終えたあとの現代社会を舞台にしている。戦いに疲れ、冥獣との最後の戦いを機に引退していた魔法少女・大鳥居あすかが、真の平和を取り戻すために再び戦いに身を投じていく姿を描いたマジカルミリタリーアクション。魔法少女というきらびやかなイメージとは裏腹に、ダークな作風が特徴となっている。魔法によってテロや紛争が激化した世界で、否応なく人間の醜さ、理不尽さに対峙する少女たちの葛藤が大きな見どころとなっている。スクウェア・エニックス「月刊ビッグガンガン」2015年Vol.07から2021年Vol.03にかけて連載された作品。2019年1月から3月にかけてテレビアニメ版がAT-X、毎日放送ほかで放送された。大鳥居あすかを洲崎綾、夢源くるみを関根明良が演じている。

正式名称
魔法少女特殊戦あすか
ふりがな
まほうしょうじょとくしゅせんあすか
原作者
深見 真
作画
ジャンル
その他軍事・戦争
 
魔法使い・魔法少女
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

大鳥居 あすか (おおとりい あすか)

「伝説の五人(マジカル・ファイブ)」と呼ばれた魔法少女の一人。冥獣との大戦を戦い抜いたが、現在は引退している。銀髪ロングヘアの美少女で、魔法少女になると黒を基調としたゴスロリドレスを身にまとっている。邪悪な怪物「冥獣(ディスアス)」と戦うため、魔法少女「ラプチャー☆あすか」となったが、その報復として両親が冥獣によって長い時間を掛けて拷問されたうえで殺された。この惨劇によって手段を選ばない復讐鬼と化して冥獣と戦い続けたが、激化する戦闘で次々と仲間を失い、戦いの中で疲弊し切った結果、3年前の「冥獣王」との決戦に勝利したのを機に魔法少女を引退した。魔法少女の中では戦闘能力が非常に高く、リーダー的な存在だったため、今も生き残った魔法少女たちからの信頼は厚い。平和な世界で心の傷を癒やそうとしていたが、以前世界にばらまかれた魔法やその遺物は新たな紛争の種となり、身近な人間がその標的となったことで再び戦いに身を投じることを決意する。

夢源 くるみ (むげん くるみ)

「伝説の五人(マジカル・ファイブ)」と呼ばれた魔法少女の一人。冥獣との大戦を戦い抜いた。魔法少女「ウォーナース☆くるみ」で、現在は陸上自衛隊に所属している。ゆるくウエーブのかかった茶髪で、おっとりとした顔立ちをしている。魔法少女になるとナース服を基調とした白のドレスを身にまとい、大きな注射器を武器としている。昔は引っ込み思案で気弱な性格だったため、陰湿ないじめに遭っていた。そんな中、大鳥居あすかが夢源くるみ自身を認め、魔法少女に誘ってくれたことに恩義を感じている。プライドの高い者が多い魔法少女の中でも、特に自分が魔法少女であることに強い誇りを持っているが、それは過去の自分のコンプレックスの裏返しでもあり、時折、あすかへの過度な依存を見せる。戦闘能力は魔法少女の中ではかなり低いが、回復と防御といったサポート能力に秀でている。

クレジット

原作

その他

田村 尚也

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