概要・あらすじ
MD高校3年生、武田松恋(マッコイ)は他人のバイクで転倒。故障したバイクを押して歩いていると、スクーターでカーブを曲がりきれず、崖下で倒れている森新子を見つける。新子を助けたマッコイは、ついでにバイク屋まで同行し、名も告げず去っていく。そんなマッコイに恋した新子は、テレビ番組「プロポーズ大計画」に依頼してマッコイと再会を果たす。
喜ぶ新子だったが、初デートでラブホテルに連れ込まれてボロボロにされてしまう。復讐を誓ってマッコイと同じMD高校に転校した新子は、マッコイが最強最悪の暴走族・マッコイズのリーダーであることを知るのだった。
登場人物・キャラクター
武田 松恋 (たけだ まつこい)
MD高校3年生。パンチパーマと分厚い唇が特徴。ヤクザも恐れるという最強最悪の暴走族・マッコイズのリーダー。愛車はスカラインGT-R。他人のバイクを借りて乗ることもあるが、運転がへたで、いつもコケてはバイクをお釈迦にする。やることなすこといい加減な桁外れのスケベだが喧嘩はめっぽう強い。 実はタケダプリンスホテル社長の御曹司で、いずれは会社を継ぐ宿命にある。
森 新子 (もり しんこ)
高校3年生の美少女。巨乳。スクーターで転倒したところを武田松恋(マッコイ)に助けられ、恋をする。マッコイと再会を果たすも、初デートでラブホテルに連れ込まれて身も心もボロボロにされる。復讐のためにMD高校に転入するが、マッコイの更生へと方針を変更。マッコイと普通の恋をするために悪戦苦闘する。
武田 リサ (たけだ りさ)
マッコイの姉。近所には明るくて愛想が良い美人を装うが、じつは気が強い男勝りの性格。高級ソープで働く風俗嬢で、源氏名はクリスタ。仁木警部の馴染みである。
仁木警部 (にきけいぶ)
暴走族マッコイズをはじめ、管轄内の暴走族壊滅に血道をあげる警部。マッコイの姉、ソープ嬢のリサのなじみ客でもある。強面だが人情家で、マッコイをはじめ暴走族の将来を心配し、安易に警察権力を使わない。
鮫面 美人 (さめづら よしと)
暴走族マッコイズの対立グループであるシャークのリーダー。愛車はカマロ。アフロヘアの巨漢で、プロレス団体からスカウトされている。マッコイとはライバルだが、関西の大暴走族「R」が攻めてきたときは、マッコイと共闘しようとする。
五郎丸 英世 (ごろうまる ひでよ)
森新子が通っていた利光学園の優等生。新子に片思いする。ボクシング部所属で、インターハイに出場する実力者。また、暴走族撲滅委員会会長でもあり、警察と協力してマッコイズやシャークを壊滅させようとする。
山田 太郎 (やまだ たろう)
関西の大暴走族「R」のリーダー。身長2mの黒人で、ボクシングアジア選手権の日本代表だった過去を持つ。美人の妹、花子と2人暮らしをしている。
賀場 (かば)
タケダプリンスホテル社長の家に仕える運転手。小さい頃からマッコイやその姉リサの世話をしており、2人が苦手な相手。家出して気ままに暮らす2人を実家に連れ戻す。普通の人に見えるが、マッコイをKOするほどの強者。
小柴 久美子 (こしば くみこ)
コシバプリンスホテル社長の娘でマッコイの婚約者。ショートカットの美人。武田家に押しかけた森新子にライバル心を燃やす。
集団・組織
マッコイズ
『I am マッコイ』の組織。武田松恋をリーダーとする暴走族。ヤクザも恐れるという最強最悪のグループ。二輪、四輪あわせて1000台以上の大規模集団。対立グループは鮫面美人率いる暴走族シャーク。
R
『I am マッコイ』に登場する組織。関西を拠点にする大暴走族。リーダーは身長2mの黒人、山田太郎。全国制覇の野望を持ち、マッコイズやシャークを潰すために乗り込んでくる。組織の裏には、リーダーである山田太郎さえ頭が上がらない総長がいる。
場所
MD高校 (えむでぃーこうこう)
武田松恋らが通う高校。男子生徒の半分以上が暴走族員、女子生徒も3分の1が暴走族のレディースという最悪な高校。また、グラウンドがサーキットコースになっていたり、校内にカジノ場があるなど、破天荒な学校でもある。