概要・あらすじ
はるか未来、大陸の移動と大異変により地上の文明は滅び、原始の世界へと変化した地上。ほとんどの人間は、その世界に適応にするために、ビーストと呼ばれる半獣人となっていた。半獣人の少年・ワン・ダバダは、メン・マー、バド、メッカ、ユーニとともに、ガイアを探す旅に出る。
登場人物・キャラクター
ワン・ダバダ (わんだばだ)
ケモノ族の半獣人の少年。性格は熱血で直情的。困った人を見ると、迷わずに助ける優しさもある。またヒューマンの非情な行いに激怒するなど、正義感も強い。食欲が非常に旺盛で、確保した食料を命より優先することもある。「ガイア」のことも、大量の食料であろうと想像している。4本足の獣型の神霊機「地霊王」を使役できる。
メン・マー (めんまー)
マーメイド族の半獣人の少女。勝気な性格で、ワン・ダバダの行動に苦言を呈している。ワンに対して少なからず好意を持っており、ワンがアン・ドーナッツに優しく接することに嫉妬する。人魚に変身できるが、このときは水中でしか息ができない。巨人の神霊機「海霊王」を使役できる。
バド
トリ族の半獣人の少年。キザで女性に優しい性格。「ガイア」のことも、たくさんのかわいい女の子であろう、と想像するほどの女好き。性格が正反対のワン・ダバダと喧嘩することが多い。鳥に変身して仲間を上に運んだり、鳥型の神霊機「空霊王」を使役して、空から偵察することもできる。
メッカ
半獣人の少年。亀に変身できる。ピンチのときは、甲羅に隠れてやり過ごすことができる。戦闘中やワン・ダバダとメン・マーが偵察に出ているあいだユーニを、守っている。
ユーニ
半獣人ではなく、ヒューマンと呼ばれる人類の少女。「ガイア」に関係すると言われる。ユーニの祖父であるパスワード博士の遺言で、ワン・ダバダたちと一緒に旅をしている。天真爛漫な性格をしており、ワンたちを大切に思っている。
V・ダァーン (ゔぃだぁーん)
ヒューマンの最高の魔法戦士。ツァー・マスターから「ガイア」を探す命令を受けている。両手から雷を放出することができ、戦闘力も非常に高い。またアン・ドーナッツを利用して、ワン・ダバダたちを追い詰めるなど、知略にも長けている。
V・ジョーン (ゔぃじょーん)
ヒューマンの戦士。V・ダァーンと同じく、ツァー・マスターから「ガイア」を探す命令を受けている。格闘戦に優れており、ワン・ダバダとの戦いでも圧勝する。
アン・ドーナッツ (あんどーなっつ)
アルマジロ族の半獣人の少女。ヒューマンに、強制労働させられている村の住人。偶然出会ったワン・ダバダたちに、村人の救出をお願いする。「ダング・ドーナッツ」という名の兄がいる。
その他キーワード
神霊機 (じん)
ワン・ダバダたちが使役するロボットの総称。ワンが使役する四本足の獣型の「地霊王」、メン・マーが使役する巨人型の「海霊王」、バドが使役する鳥型の「空霊王」、V・ダァーンが使役する人型など、さまざまなタイプが存在する。
ガイア
大昔に地球を崩壊させた存在。ヒューマンは世界を手に入れるために、ガイアの手がかりとなるワン・ダバダたちや神霊機の行方を追う。
ヒューマン
ほとんどの人類が半獣人となった世界で、獣としての要素を持たない種族。なかには目的の場所に雷を落としたり、瞬間移動並みの速さで動いたりと、人知を超えた能力を有する者が存在する。他の半獣人の種族とは敵対関係にある。
クレジット
- 原案
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プロジェクトB4