MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア

ビデオゲーム『MELTY BLOOD』のコミカライズシリーズ第3弾。友人らと共に路地裏生活を送る錬金術師のシオン・エルトナム・アトラシアが謎の少女オルガマリー・アニムスフィアと出会った事で体験する試練を描く。「月刊コンプエース」2009年10月号付録ドラマCD『Ladies in the water』のシナリオをもとに、スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』のキャラクターなどが登場するクロスオーバー作品となっている。「月刊コンプエース」2016年2月号から12月号まで掲載された。コミックス第2巻には、「TYPE-MOONエース」vol.11に掲載された、物語をネコアルク達の視点で描く番外編が収録されている。

正式名称
MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア
原作者
TYPE-MOON/フランスパン
作者
ジャンル
アクション
レーベル
カドカワコミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
全2巻
関連商品
Amazon 楽天

世界観

本作『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』では、TYPE-MOONが過去に発表して来た作品の中で明確に語られる事の少なかった「Fate」シリーズと、「MELTY BLOOD」をはじめとする「月姫」世界の関係性が示されている。またコミックス第1巻巻末の用語辞典では、「Fate」世界における「死徒」の中でも頂点に位置する存在「二十七祖」の扱いが語られるなど、TYPE-MOON作品の古くからのファンにとっては度肝を抜くような情報も多い。作中にはレフ・ライノールオルガマリー・アニムスフィアといったスマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』のキャラクターもクロスオーバーとして登場しており、「MELTY BLOOD」の単一世界に収まらない、TYPE-MOON作品全般の世界をクロスオーバーさせた世界観とストーリーが展開されている。

作品誕生のいきさつ

作者である桐嶋たけるシオン・エルトナム・アトラシアのための物語を書こうとしたところ、それを知ったTYPE-MOONから『Fate/Grand Order』と絡めてはどうかと提案された。これをきっかけに、「MELTY BLOOD」シリーズの世界に『Fate/Grand Order』や「Fate/EXTRA」シリーズのキャラクターが登場するクロスオーバー作品として誕生する事となった。また本作のプロローグ部分をはじめ、物語・世界観の大枠は「月刊コンプエース」2009年10月号付録ドラマCD『MELTY BLOOD Ladies in the water』をもととしている。

クロスオーバー

本作『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』には原作にあたるビデオゲーム「MELTY BLOOD」シリーズのキャラクターのほか、スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』からオルガマリー・アニムスフィアレフ・ライノールが登場。ほかに、携帯型ゲーム「Fate/EXTRA」シリーズからはラニ=VIIIが登場している。これに伴い、死徒の扱いをはじめとする各作品の設定も新たに提示されている。

あらすじ

第1巻

シオン・エルトナム・アトラシアは、かつてエジプトの魔術師・錬金術師協会「アトラス院」の次期院長と目されていたが、討伐に向かった吸血鬼ワラキアの夜に敗北。これにより半死徒と成り果てた事で、追っ手をかけられる事となった。その後、逃亡生活の末に行き着いた街で、シオンは、同じく半死徒である弓塚さつきや、かつての戦友であるリーズバイフェ・ストリンドヴァリと共に路地裏生活を送っていた。そんなある日、シオンは「プールに行きたい」というさつきの提案を受けて行動を開始する。吸血鬼であるアルクェイド・ブリュンスタッドに相談したシオンは、彼女の案内で街の地下道へ赴くと、そこで開かれていた琥珀の店で怪しい日焼け止めを手に入れる。しかしその途中、シオンは幽霊のように透き通ったオルガマリー・アニムスフィアという少女に遭遇し、「未来は変わらない」という意味深な言葉を投げかけられるのだった。一方その頃、レフ・ライノールは謎の生物(ナマモノ)であるネコアルクらと共に生活しながら、人理継続保障機関であるカルデアを滅ぼすため、「カルデア反攻殲滅計画・シューティングムーン」の実行を計画していた。

第2巻

崩壊したニャントマッスル大砲の修理を見届けたレフ・ライノールは、修理を行っていたラニ=VIIIを刺殺すると、「カルデア反攻殲滅計画・シューティングムーン」を実行に移すため、ついに時空を超える。その頃、シオン・エルトナム・アトラシアシアリム・エルトナム・レイアトラシアよるシミュレーターに取り込まれ、絶望的な未来の待ち受ける、ありえたかも知れない世界を幾度となく体験させられていた。しかし、シミュレーションを繰り返すうちに装置に異常が発生し、シオンは一枚の扉以外に何もない空間に放り出されてしまう。扉を開けてはならないというシアリムの叫びも空しく、自ずと開かれた扉から現れたのは、真祖としてのアルクェイド・ブリュンスタッドだった。そしてアルクェイドは絶大な力でシアリムをその場に呼び出し、いたずらに世界を創造しては破壊するのはなぜかと問いを突きつける。

メディアミックス

「月刊コンプエース」2009年10月号付録ドラマCD『MELTY BLOOD Ladies in the water』

本作『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』のプロローグ部分のもととなったドラマCD『MELTY BLOOD Ladies in the water』が「月刊コンプエース」2009年10月号の付録ドラマCDとして製作されている。脚本監修を奈須きのこが担当した40分を超えるボリュームの作品となっている。

登場人物・キャラクター

シオン・エルトナム・アトラシア (シオンエルトナムアトラシア)

エジプトの魔術師・錬金術師協会「アトラス院」の次期院長として、「エルトナム」の名を授かっていた少女。自分の在り方に疑問を持っていたところ、聖堂教会からの要請に応じる形で吸血鬼ワラキアの夜の討伐に参加するも敗北。その結果、半死徒となってしまった事でアトラス院に戻れなくなり、ついには追っ手をかけられる事となった。 現在では街の路地裏で同じような境遇にある弓塚さつきや、同じ任務に赴いていたリーズバイフェ・ストリンドヴァリと共に生活を送っている。街の地下道で幽霊のように透き通った姿のオルガマリー・アニムスフィアを見かけ、彼女に「未来は変わらない」という示唆的な言葉を投げかけられた事をきっかけに、ありえたかも知れない未来が繰り返される奇妙な状況へ放り込まれる。

弓塚 さつき (ユミヅカ サツキ)

吸血鬼に嚙まれてしまった事で「死徒」となった女子高校生。半死徒として日光に当たる事ができないため、シオン・エルトナム・アトラシアやリーズバイフェ・ストリンドヴァリと共に路地裏で生活を送りながら夜の街をさまよっている。路地裏生活を送る三人のムードーメーカー的な存在。

リーズバイフェ・ストリンドヴァリ (リーズバイフェストリンドヴァリ)

聖堂教会が擁する異端審問騎士団「ヴェステル弦楯騎士団」の団長を務めていた女性。かつてシオン・エルトナム・アトラシアと共に吸血鬼ワラキアの夜の討伐に向かうも失敗し、路地裏で生活する現在の状況へと追い込まれている。ネコアルクに対して偏執的な執着を見せており、隙あらば捕まえてかわいがろうと企んでいる。

シアリム・エルトナム・レイアトラシア (シアリムエルトナムレイアトラシア)

エジプトの魔術師・錬金術師協会「アトラス院」で院長を務める錬金術師の女性。ホムンクルスである「ラニ=VIII」の制作者でもある。出生時に死に別れた双子の姉がいたとされている。アトラス院の目的を達成するため過去のデータから見つけ出したシオン・エルトナム・アトラシアの仮想人格を作り出し、彼女のたどりうる可能性をシミュレートする事で、人類が滅びる未来の到来を遅らせる方策を模索していた。

ラニ=VIII (ラニエイト)

シアリム・エルトナム・レイアトラシアに作られた人造人間(ホムンクルス)の少女。褐色の肌にメガネを着用した小柄な体型で、額にビンディのような点がある。また、「ラニ」とは「8番目の女」という意味である。「ニャントマッスル大砲」による「カルデア反攻殲滅計画・シューティングムーン」を企てていたレフ・ライノールの前に現れ、爆発した「ニャントマッスル大砲」の修理を行った。 人造人間として人体を凌駕した性能があり、仮死状態になったあとに蘇生するといった芸当も可能としている。反面、感情をはじめとした人間らしさに不器用な部分が見られ、周囲や制作者であるシアリムの表情を観察しては、理解しようと努めている。

オルガマリー・アニムスフィア (オルガマリーアニムスフィア)

魔術の名門であるアニムスフィア家の少女。若くして人理継続保障機関「カルデア」の所長を務める才媛で、人類の決定的な絶滅を防ぐという機関の使命を背負い、日夜奮闘している。幼い頃の姿でシオン・エルトナム・アトラシアの前にたびたび現れ、彼女に「未来は変わらない」と、示唆的な言葉を投げかけていく。

レフ・ライノール (レフライノール)

かつて人理継続保障機関「カルデア」に所属していた男性で、記憶の多くを失っている。以前は人類史を守るために己の人生を捧げており、近未来観測レンズ「シバ」と呼ばれる装置を作り上げた研究者だった。しかし、現在では残された記憶を頼りに「カルデア反攻殲滅計画・シューティングムーン」を企て、カルデアに敵対している。ネコアルク達の映画撮影現場で過ごしながらネコアルク達を使役して計画を達成しようと目論んでいたが、自由に行動する彼らを御する事が出来ず失敗を繰り返している。 のちに、ネコアルク達が所有していたニャントマッスル大砲によって時間と場所を渡る術を手に入れてカルデアへ乗り込もうとするが、ラニ=VIIIの策略により失敗に終わった。

アルクェイド・ブリュンスタッド (アルクェイドブリュンスタッド)

吸血鬼の頂点に位置する「真祖」と呼ばれる存在で絶大な力を持つ女性。弓塚さつきやシオン・エルトナム・アトラシアら死徒とは異なり、昼間に陽光を浴びても問題がない。普段は人懐こく脳天気な性格をしているが、星に生み出された「自然の触覚」たる真祖としての言動を取る際は非常にまじめで威厳のある口調を取る。

遠野 秋葉 (トオノ アキハ)

資産家である遠野家の跡取り。長くたおやかな黒髪が特徴的な少女で、「志貴」という兄がいる。屋敷を持っており、琥珀と翡翠という名の双子姉妹の使用人を雇っている。資産家の当主という立場に相応しい凛として気丈な性格をしているが、いつも使用人である琥珀の悪巧みに振り回されている。

シエル (シエル)

聖堂教会の埋葬機関に所属する代行者の少女。教会にとっての異端存在である吸血鬼や死徒を排除する事を生業としている。何度殺されても蘇る特異な体質を持ち、巨大な杭を打ち出す武器や剣を武器に戦う。その実力はリーズバイフェ・ストリンドヴァリから手練れと称されるほどの域に達している。

琥珀 (コハク)

遠野秋葉の屋敷で働く双子の使用人の姉。妹の翡翠とは異なり、明るく活発で口数が多くつねに笑顔を浮かべている女性。家主である秋葉に隠れて副業をはじめとする悪巧みを日常的に行っており、屋敷の車を勝手にレンタルしたり、自ら作り出した怪しい薬品を売りさばいたりと、妹の翡翠も巻き込んで手広くやっている。また、妹の姿を模した巨大ロボットを製作するなど、常識外れな行動を起こす事もある。

翡翠 (ヒスイ)

遠野秋葉の屋敷で働く双子の使用人の妹。姉の琥珀とは異なり、無表情な顔つきと話し方をする。日頃は使用人としてまじめに業務に勤しんでいるが、姉が家主の秋葉に隠れて行っている副業にちゃっかりと手を貸しているしたたかな部分もある。

ネコアルク (ネコアルク)

大きな頭に二頭身ほどの体を持った、猫のような、人間のような、どちらともつかない正体不明の生物(ナマモノ)。一人称は「アタシ」で、語尾に「にゃ」を付けて話す。同じような外見の生物(ナマモノ)が複数存在しており、巨大ロボットを利用して映画を撮影しようと企むも、効果用の火薬を踏みつけて転倒させ大失敗に終わるといった、常識から外れた行動をしている。

ネコアルク・カオス (ネコアルクカオス)

ネコアルクと似た外見をした、正体不明の生物(ナマモノ)。ネコアルクと比べると服装や髪の色が黒っぽく、顔にヒビのようなものが走っている。一人称は「吾輩」で、自称ネコ呼んでネコ27キャット・ひきこもり猫の「ネコカオス」。ネコアルクからは時間や場所といった概念を持たない存在とされており、衛星軌道上をさまよった経験を語るなど、常識からは大きく逸脱した存在である。 「ニャントマッスル大砲」でカルデアを目指して世界を超える事となった。

ワラキアの夜 (ワラキアノヨル)

「タタリ」とも称される正体不明の吸血鬼。芝居がかった口調と服装の男性で、かつてシオン・エルトナム・アトラシアとリーズバイフェ・ストリンドヴァリが調査に赴いたが返り討ちに遭った。別称である「タタリ」とは人々の恐怖や不安を具現化する現象の事をいう。

集団・組織

アトラス院 (アトラスイン)

エジプトのアトラス山脈に本拠地を置く魔術師や錬金術師による協会で、魔術協会三大組織の一つ。人類の滅びを確定されたものとしながら、その未来が到来するのを遅らせるための研究を日夜重ねている。人類として長く存続できるのであれば種としての退行や、まったく別の存在への「変態」をも許容する考えを有しており、ほかの高次の生命体へ進化する事を目的としている魔術師達とは異なる。 シオン・エルトナム・アトラシアがかつて所属していた組織だが、ワラキアの夜の討伐に失敗したあとに追われる身の上となったため、事実上、離脱した形となっている。また、シアリム・エルトナム・レイアトラシアはアトラス院の院長を務めている。

聖堂教会 (セイドウキョウカイ)

リーズバイフェ・ストリンドヴァリが所属していた組織。広義には世界を二分する宗教の一つの事で、それを運営する組織も含まれる。人による神秘の獲得を目指す魔術協会と異なり、教会は、主から授かった奇跡を掲げており、死徒をはじめとする異端を排除する事を目的としている。そのため、埋葬機関やヴェステル弦楯騎士団をはじめとする戦闘機関を有している。

埋葬機関 (マイソウキカン)

聖堂教会が有する戦闘機関。教会に所属する最強の人員によって構成されており、シエルが所属している。教会の目的である主の奇跡による異端の排除を達成するための機関であり、死徒をはじめとする吸血鬼を討伐するために派遣される事もある。

魔術協会 (マジュツキョウカイ)

魔術師達の多くが所属している互助会の事で、本部である「時計塔」のほか、エジプトに本拠地を置く錬金術師達の総本山である「アトラス院」と「彷徨海」と呼ばれる組織を三大組織としている。各々の組織が独自の目的と使命を有しており、所属する魔術師達も組織の方針に沿った人物が多い。

カルデア (カルデア)

人理継続保障機関。機関の所長はオルガマリー・アニムスフィアが務めている。人類の決定的な滅びを防ぐために設立された特務機関で、魔術・科学の区別なくあらゆる研究者達が集められている。レフ・ライノールによって開発された近未来観測レンズ「シバ」によって未来を観測していたが、ある日、2015年以降の未来領域が消失してしまう。 カルデアはこの事態を受け、事態の究明と解決を目的として活動しており、原因と思われる時空に生じた特異点を探し出し解明、もしくは破壊する事で人類の未来の消失という危機に立ち向かっている。

その他キーワード

タタリ (タタリ)

吸血鬼ワラキアの夜によって引き起こされる、人々の恐怖や不安が具現化して現れる現象。または、「ワラキアの夜」そのものを指す場合もある。かつて、シオン・エルトナム・アトラシアとリーズバイフェ・ストリンドヴァリが挑んだが、敗れている。

吸血鬼 (キュウケツキ)

人間の血を吸う「モノ」達の総称。真祖や死徒、あるいは彼らに血を吸われた事で吸血種となってしまった存在も含まれる。作中の登場人物では、ワラキアの夜に吸血された事で吸血鬼となったシオン・エルトナム・アトラシアや、過去の事件で吸血鬼に吸血された事で半吸血鬼となった弓塚さつき。吸血鬼の中でも真祖と呼ばれる特別な存在であるアルクェイド・ブリュンスタッドらが該当する。

吸血種 (キュウケツシュ)

自分と同じ生物の血を吸う「モノ」達の総称。真祖や死徒に吸血された事で吸血鬼となったモノのほか、独自のルーツを持ち吸血を行うモノ達もこの分類に含まれる。なお、吸血鬼に血を吸われながら、死徒以外のモノとなった存在も吸血種と分類する事がある。

死徒 (シト)

真祖や死徒に吸血された事によって、後天的に吸血鬼となった存在。吸血鬼と呼ばれている者達の大半を占めており、不老不死に近い肉体を持つ反面、日光に当たる事ができないなどの欠点もある。死徒の中でも「二十七祖」と呼ばれる圧倒的な力を持つ頂点的存在が存在しているが、「英霊召喚」を可能とする他世界においては存在しない。

真祖 (シンソ)

死徒や真祖に吸血された事で後天的に吸血鬼となった存在とは異なる、生まれながらの吸血鬼。人間に対する防衛手段を持たない「星」によって生み出された「モノ」であり「自然の触覚」や、「受肉した精霊」とも称される。吸血種全体の中においても特異な存在とされており、特別視されている。

魔術 (マジュツ)

世界に満ちたマナと体内を巡っているオド、二つの魔力を用いて神秘を実現させる技術の総称。魔術師達の多くが用いている技術であり、非常に広範な神秘を実現させる事ができる。また、魔術の用い方には魔術師ごとの理論の違いがあり、錬金術をはじめとして、用い方や思想の特徴に応じたさまざまな呼ばれ方をする。

魔術師 (マジュツシ)

魔術をあやつる者。その多くは魔術協会に所属しており、魔術師の研究目的に沿った組織に所属している事が多い。魔術師の大半が、「根源」と呼ばれる領域への到達を目指し日夜研究を重ねている一方で、「アトラス院」の錬金術師達のように、人類に訪れる滅びを少しでも遅らせる事を目的に行動する魔術師達も存在する。

霊子 (リョウシ)

高次元に存在するとされる「魂」をもとに定義された「モノの本質」の事で、これ以上はどのような形に変貌させようとも変わらないと考えられている。対象のサイズやカタチを変えても変質しないただ一つの「モノ」と考えられており、「レイシフト」では時空を移動するために霊子の性質が利用されている。

レイシフト (レイシフト)

擬似霊子転移。人理継続保障機関「カルデア」が、人類が滅びる決定的な要因となっている特異点を探し出し解明、もしくは破壊するために用いている空間航法。人間の魂をデータ化(擬似霊子化)する事で異なる位相・時間軸に送り込み、その存在を証明するというタイムトラベルと並行世界移動をあわせた移動方法となっている。

ニャントマッスル大砲 (ニャントマッスルタイホウ)

ネコアルク達がネット通販で手に入れた超兵器。適当なマッスルを込めて撃てば狙った場所に必ず当たる、という性質を持った大砲の形をした兵器。ネコアルクいわく、撃つ前から当たる事が決まっているという。大砲の形をしているものの、使用に際しては砲身が展開し花弁のような形となる。また、人や生物を狙い通りの場所に届ける能力もあり、時空を超えた世界にすら到達できるためレフ・ライノールからはレイシフトに近いと判断された。 グラム単位で繊細な操作が必要なため、虫の一匹でも不純な存在が入り込むと転送に失敗し、爆発する。また、巨大な砲身が本体のように見えるがコアはまったく別の部分にある。

クレジット

原作

TYPE-MOON/フランスパン

監修

奈須 きのこ

脚本協力

ACPI

書誌情報

MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア 全2巻 〈カドカワコミックス・エース〉 完結

第1巻

(2016年7月22日発行、 978-4041045343)

第2巻

(2016年12月26日発行、 978-4041051245)

SHARE
EC
Amazon
無料で読む
マンガリスト
logo