概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
日和 湖一 (ひわ こういち)
千葉県立あみこ高校に転校してきた、1年生の男子。生真面目で控えめな性格ながら、クラスメートの北浦かすみから一目惚れされるほど、女子人気が高い。転校前の高校でもバスケットボール部に所属しており、あみこ高校でもバスケットボール部に入部予定だったが、「バスケット部」と間違えて「バスゲット部」を訪ねてしまう。バスゲット部は釣りを専門にした部活で、そこで本栖釣太の釣りの技術に魅了された日和湖一は、バスケットボールを捨てて釣りの道に足を踏み入れることとなった。もともとは、釣太を釣りの名人として尊敬しつつも、彼が学業をおろそかにすることを問題視していた。だが釣りの楽しさに夢中になるにつれて、やがて自らも学業より釣りを優先するようになってしまう。
本栖 釣太 (もとす ちょうた)
千葉県立あみこ高校に通う、1年生の男子。高校生ながら卓越した釣りの腕を誇り、時折学校の授業をサボって釣りに出掛けることもある。その素行から教師やクラスメートには快く思われておらず、特にクラスメートの北浦かすみからはいつも小言を言われているが、まったく気にしていない。本栖釣太自身も含め、釣りをたしなむ人のことを老若男女問わず「釣りどれん」と呼ぶ癖があり、英語教師・島野彩子の口癖から彼女が釣りどれんだと見抜いた。釣りを専門とする部活「バスゲット部」を立ち上げようとしており、そのために部員と顧問の教師の確保を目指しているが、なかなか成果が得られないでいる。しかし、転校してきた日和湖一の勧誘に成功したことがきっかけで、徐々に部員を増やしていく。