釣りバカ日誌

釣りバカ日誌

「釣りバカ」といわれるぐらい釣りの好きな万年平社員の浜崎伝助。彼の家族との触れ合いや仕事の日常を描いた痛快で心温まるサラリーマン漫画。原作やまさき十三、作画北見けんいち。第28回(昭和57年)小学館漫画賞受賞。

概要

浜崎伝助鈴木建設株式会社の営業マンだが、上司の佐々木和男課長に連れて行かれた釣りにどっぷりとはまって「釣りバカ」になる。マイペースで万年平社員、浜崎伝助だったが、ある日、社内で知り合った老人鈴木一之助を、自分の会社の社長であることも気づかずに釣りへと誘う。こうして二人は釣りを通し、年齢や肩書きを超えた友情を育んでいく。

登場人物・キャラクター

主人公

鈴木建設株式会社営業三課の万年平社員。図太く、マイペースでポジティブ思考。無趣味だったが上司の佐々木和夫課長に連れて行かれた釣りにドップリと嵌ってしまう。妻の浜崎みち子と西武線沿線ひばりヶ丘団地の公団... 関連ページ:浜崎 伝助

浜崎 みち子

浜崎伝助の奥さん。西武線沿線ひばりヶ丘団地の公団の賃貸テラスハウスに住む。横浜の実家に両親がいる。趣味のない浜崎伝助が釣りを始めた際、上司の佐々木課長の誘いであったことから積極的に送り出す。夫の事を心から愛しており、夫婦仲は極めて良好。

浜崎 鯉太郎

浜崎伝助の息子。浜崎伝助は清竿堂の主人から住宅地に残された沼に一尺五寸の鯉がいると聞き、浜崎みち子が臨月の間も沼に釣りに通い詰め、長男の誕生した日にようやく釣り上げる。そのため名前を思わず「鯉太郎」と名付けてしまう。

鈴木 一之助

浜崎伝助が勤める鈴木建設株式会社の社長。業界では凄腕の社長として知られており、社内でも鬼社長と恐れられている。しかし社長の顔を覚えていない浜崎伝助に窓際族の老人と勘違いされ、釣りに誘われたことから釣りの弟子になり、浜ちゃん、鈴さんと呼び合う仲となった。

佐々木 和男

浜崎伝助が勤める鈴木建設株式会社営業三課の課長で浜崎伝助の上司。趣味の無かった浜崎伝助に自分の趣味でもある釣りを教える。時々浜崎伝助をハマザキと呼び違える。度々職場に掛かる浜崎伝助(浜ちゃん)を呼び出す電話の鈴さんが鈴木一之助社長だと知らない。

秋山部長

浜崎伝助の勤める、鈴木建設株式会社営業部の部長。社内の釣り同好会のリーダーなので漁労長のあだ名がある。

ハゼタロウ

『釣りバカ日誌』のキャラクター。浜崎伝助が浦安で釣りをしているときに、間違って釣り餌を食べて釣り針が引っかった野良犬だったが、浜崎伝助になついたため、彼に連れ帰えられ、飼われることとなった。

長谷

浜崎伝助の住む公団住宅の同じ棟の住人。釣りをやっているらしいと気づいた浜崎伝助が声をかけ、正月四日の縁起を担いだ鯛釣りに誘われる。

武井 俊文

浜崎伝助の学生時代の親友。映画会社に就職するがプロデューサーの夢は敵わず、現在は友人と小さな出版社を経営している。

剛田 六郎

。浜崎伝助の務める鈴木建設資料室の室長。かつて「鈴木建設株式会社に剛田あり」と言われ、ライバル会社に恐れられたが、重役になれず窓際職となる。浜崎伝助と同じく釣りが趣味。後に鈴木社長の配慮で極秘プロジェクトを任される。

中村係長

浜崎伝助の務める鈴木建設株式会社の総務部の係長。渓流釣りのベテランで海釣りはやらない。

多胡 賢一郎

浜崎伝助の務める鈴木建設株式会社営業三課に転勤してきた同僚。鈴木社長の甥で将来の後継者と見込まれている。東大法学部卒のエリートで赤字の高知支社を建て直した。

中村 礼子

浜崎伝助の奥さん浜崎みち子の友人。浜崎みち子が、鈴木建設株式会社営業三課に配属された鈴木社長の甥、多胡賢一郎との仲をを取り持った。

宗 優介

。浜崎伝助の務める鈴木建設株式会社営業三課に配属された新入社員。東大卒。真面目で浜崎伝助のマイペースなリズムに我慢がならない。

水沢 ひろ子

鈴木建設株式会社の受付。短大卒2年目の社員。社内のアイドル。浜崎伝助と親しくなり、釣りを教えて欲しいと願い出る。

牧田

鈴木建設株式会社営業1課の主任。浜崎伝助の同期だが、他の同期が係長になっていく中で昇進が遅れていることに引け目を感じている。

浜崎 純友

浜崎伝助の九州・都城の実家の長兄。実家の文房具店浜崎文科堂を継ぎ、両親と同居している。奥さんは鈴子、長女のまり子には赤ちゃんがいる。

浜崎 伝三

浜崎伝助の父。九州・都城に、妻、伝助の兄にあたる息子夫婦とともに住んでいる。浜崎伝助の次兄浜崎卓二すみ子夫婦は、北九州戸畑に住む。代々の浜崎家の墓は母智丘(もちお)にある。

集団・組織

鈴木建設株式会社

浜崎伝助の務める中堅のゼネコン。社長は鈴木一之助(鈴さん)。

桜会

『釣りバカ日誌』のグループ。浜崎伝助の勤める鈴木建設株式会社47年入社の同期グループ。

高知支社

浜崎伝助は鈴木建設株式会社営業三課に一番長くいた者から転勤するというセオリーから高知支社に転勤する。普通のサラリーマンが嫌がる地方への単身赴任だが、浜崎伝助は釣り天国の高知を満喫する。

場所

清竿堂

浜崎伝助が通う釣り道具店。西武線沿線ひばりヶ丘にある。

公団の賃貸テラスハウス

浜崎伝助家族の家。西武線沿線ひばりヶ丘団地の公団の賃貸テラスハウス。伝助達が住んでいるのは、7号棟1号室。

横浜の実家

『釣りバカ日誌』の浜崎伝助の妻浜崎みち子の実家。両親夫婦。浜崎伝助が高知支社に単身赴任中に浜崎みち子と息子浜崎鯉太郎は横浜の実家に住む。

clubミミ

『釣りバカ日誌』のお店。浜崎伝助が勤める鈴木建設株式会社営業三課の佐々木課長がひいきにしている銀座のクラブ。浜崎伝助を初めて釣りに連れていったのは、佐々木課長がclubミミのママに釣りを教えるためであった。

小竹荘

『釣りバカ日誌』の場所。浜崎伝助が学生時代からみち子と結婚するまで住んでいた江古田の独身者専用の古い6畳一間のアパート。

源五郎丸

勝浦の釣り宿。主人の源五郎は浜崎伝助が勝浦のクロダイ釣りに挑戦していたときに釣り方をコーチした老人。鈴木建設株式会社営業三課の浜崎伝助と宗優介は南房総・勝浦の多目的リゾートマンション開発の調査のためここに宿泊する。

その他キーワード

ハナダイ

浜崎伝助が、初めて釣りを教えてもらった時に、ターゲットとした魚。釣り場は、銚子周辺であった。これがきっかけで、伝助は「釣りバカ」となる。一年後に知り合った鈴さん(鈴木一之助)を連れて行ったのも、この銚子周辺のハナダイ釣りであった。

クロダイ

浜崎伝助が釣り初心者の頃に狙った魚。彼はクロダイを釣り損ない、奥さんの浜崎みち子との17時までに帰る約束を反故にしてまで釣りを続けて深夜に帰宅した。

平塚のキス

鈴木社長が市中銀行頭取と公団副総裁を接待するために設けた釣りのターゲット。鈴木建設株式会社社運を賭けた接待であったが、手違いで浜崎伝助が同行することになる。

真鯛

鈴木建設の営業三課の後輩で鈴木社長の甥、多胡賢一郎と中村礼子の結婚式の最中に浜崎伝助は二人のお祝いとして船を仕立て、真鯛釣りに出た。

勝浦のクロダイ

浜崎伝助が初心者の頃にクロダイを釣り損ねたため、勝浦のクロダイに再挑戦した。清竿堂でクロダイ用カーボンロッドを購入し、週末の家族の花見の予定を反故にしながらも挑戦するが、またも釣り上げに失敗。伝助はみち子への家族サービスを放って三週連続で挑戦してしまう。

浦ノ内のチヌ

浜崎伝助が鈴木建設株式会社高知支社転勤した際、地元の釣り仲間たちに誘われたて釣りに行った時のターゲット。鈴木建設株式会社の全国視察を口実に高知支社にやって来た鈴木社長(鈴さん)が、釣敵(つりとも)の浜崎伝助(浜ちゃん)と久々に再開し、一緒に釣りを楽しんだ際のターゲットでもある。

茅ヶ崎のキス

浜崎伝助が鈴木建設株式会社受付嬢で、社内のアイドルである水沢ひろ子に釣りを教えた際に選んだターゲット。場祖は茅ヶ崎海岸であった。偶然、鈴木社長が丸菱の丸山らとのキス釣りをしているところに遭遇したため、伝助は水沢ひろ子と一緒であることを隠そうとした。

山中湖のワカサギ

浜崎伝助が山中湖のワカサギ釣りに行くと聞いた鈴木建設株式会社受付嬢で社内のアイドルである水沢ひろ子が、自分もやってみたいと申し出たため、伝助は二人で山中湖へドライブすることとなる。

都井岬のヒラマサ

九州・都城に住む、浜崎伝助の母が倒れたとの連絡に長兄の浜崎純友、次兄の浜崎卓二、浜崎伝三の三兄弟が実家に剃ろう。だが、父、浜崎伝三が発した、都井岬で10キロのヒラマサが釣れたらしいとの一言で、兄弟3人は、母への挨拶もせずにヒラマサ釣りに行ってしまう。

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