SとM

普通の家庭を持つ会社員が、家庭崩壊の苦難を夫婦の絆で乗り越えていく様を描く。登場人物の多くが本来とは違う裏の顔を持ち、予想外のストーリーが展開される。「週刊漫画ゴラク」2005年6月号から2012年10月26日号にかけて連載された。発行部数100万部を超えるヒット作で、村生ミオの代表作の1つ。

正式名称
SとM
作者
ジャンル
家族
レーベル
ニチブンコミックス(日本文芸社)
巻数
既刊30巻
関連商品
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世界観

舞台は現代日本。真面目が取り柄の戸田誠が、周囲の人物に疎まれたり、時には誘惑されたりしながらも、家庭崩壊の危機を乗り越え、自分の家庭を守るために、問題を解決する手だてを見つけて奔走するという流れでストーリーが進行していく。特に、人間の中にある悪意や欲望からくる狂気など、人間の恐ろしさやおぞましさなどが多く描かれている。また、人間の欲を表す表現の1つとして性描写も多い。しかし、最終的には家族愛の大切さを説いており、夫婦間の信頼関係や家族としての強い結びつきが、最も大きなテーマとなっている。

あらすじ

結婚生活約10年を迎える戸田誠はごく普通のサラリーマン。毎日愛する妻と子供のために働き、堅実な人生を送っていた。そんなある日、誠のもとへ高校の同窓会の誘いが来る。誠は高校生の頃に好意を抱いていた天海早織に会いたい一心で、その同窓会に参加する。しかし、早織の代わりに同窓会へ来ていたのは、早織の娘の天海沙耶だった。沙耶は「母の代わりに来た」と説明していたが、実際は母親である早織の人生を破滅させた誠に、復讐のため近づこうとしていたのだ。そうとは知らない誠は、沙耶の策略通りに肉体関係を持ってしまい、その際の証拠写真も撮られてしまう。沙耶はこの写真をネタに、誠を自分の意のままに操ることに成功するが、これはまだ沙耶の考える恐ろしい復讐の序章にしかすぎなかった。こうして、堅実に生きてきた誠の平穏な日常は、1人の女性の出現によって徐々に壊れていく。

メディアミックス

映画

2010年、仰木豊監督による実写映画『SとM劇場版』が上映された。脚本は清水匡、音楽は元倉宏が担当している。主なキャストは戸田誠役を小田井涼平、天海沙耶役を川村りか、戸田佐和子役を西本はるかが、それぞれ演じている。

登場人物・キャラクター

戸田 誠 (トダ マコト)

とある会社の営業課の課長を務める39歳の男性。慎重な性格で、電車を待つ時は事故に遭わないようホームの端には立たず、電車に乗った後は痴漢に間違われないように、女性の近くには立たないようにするなど、石橋を叩いて渡ることを信条にしている。勤務態度も真面目で社内での評価も高い。高校時代は「まっすぐでまじめ」というところから「M男」と呼ばれていた。

天海 早織 (アマミ サオリ)

戸田誠の高校時代の同級生で、誠が好意を寄せていた女性。当時は色々な男と寝ているなど悪い噂が絶えなかった。「すきもの、させ子のさおり」ということで、密かに男子の中では「S子」と呼ばれていた。保健室で誠を誘惑したこともあるが、その際に誠に逃げられてしまっている。その後に2人の男子生徒に無理やりレイプされて妊娠してしまったため、高校は中退している。

天海 沙耶 (アマミ サヤ)

天海早織の娘。短大を卒業したばかりの20歳。自分の母親である早織を不幸にした戸田誠を追って、同じ会社に就職した。誠に復讐するためであれば、どんな手段も辞さない。会社の先輩を色仕掛けで釣って誠の情報を引き出したり、時には犯罪行為に手を染めることもある。

戸田 佐和子 (トダ サワコ)

戸田誠の妻。上司の紹介で誠と出会い、結婚した。誠との初めてのデートでは、給料日前の彼の懐事情を察して、ディナーをフランス料理からパスタに変更したり、タクシーを使わずに終電間際の電車で帰るなど、堅実な姿を見せて誠の心をつかんだ。穏やかで優しい性格で、誠の会社でも良妻賢母として名高い。

戸田 桃子 (トダ モモコ)

戸田誠と戸田佐和子の娘。生意気盛りの小学3年生。最近は誠から口うるさく注意されるたびに、反抗的な態度を取るようになっている。それでも、誠と佐和子には仲良くしてもらいたいと思っている。観察眼が鋭く、誠と佐和子の夜の生活のサインを把握している。

三宅 (ミヤケ)

戸田誠と同じ会社の第一営業課に勤める男性。誠の上司にあたる人物。誠の勤務態度を高く評価し、何かと目をかけている。社内でも指折りの仕事人間で、家庭を顧みないで働いた結果、妻に愛想をつかされている。最近はその妻がホストに貢いでいることに頭を悩ませており、不整脈の症状が頻繁に現れている。

小坂 慎吾 (コサカ シンゴ)

戸田誠と同じ会社の第一営業課に勤める28歳の男性。新人時代には誠から仕事を教わった。結婚しても家族との時間を大切にしている誠を、今でも尊敬している。普段はお調子者で、飲み会の席では裸踊りを披露するなど陽気な性格。天海沙耶の指導係で、仕事を教えているが、沙耶からは「つまらない男」と思われている。

志村 (シムラ)

戸田誠と同じ会社の第一営業課に勤めていた男性。第二営業課の係長で、家庭も持っている。女遊びもしない真面目な誠に対して「たまには羽根のばせよ、人生楽しもうぜ」と口癖のように言っていた。しかし、先物取引に手を出して失敗を繰り返し、資金繰りに困窮して自殺してしまう。

坪井 咲子 (ツボイ サキコ)

戸田誠と同じ会社の第一営業課に勤めている女性。30歳を過ぎているが未だに独身で、社内でのあだ名は「オツボネ」。社員のプライベートな情報も把握している。周りに対するあたりがキツく、新入社員にも容赦なく嫌味を言うような性格。しかし、誠に対しては尊敬の念を抱いており、態度も他の社員とは異なり、誠にだけは献身的に尽くす一面を見せる。

涼子 (リョウコ)

戸田誠と同じ会社に勤めている女性。坪井の友人で、既婚者。未だに彼氏も作らず結婚もしていない坪井のことを気にかけ、いい男を紹介しようと手を尽くしている。

滝川 静江 (タキガワ シズエ)

戸田誠と同じ会社に勤めている女性。社長秘書を務めており、誠の家が火事で全焼した時に、家族全員を助けてくれた恩人。大好きだった実の父親が自殺しているため、男性に対しては少々遠慮気味に接している。美貌と抜群のプロポーションのため社内での人気は高く、皆からは「高嶺の花」と見られている。

加納 淳一 (カノウ ジュンイチ)

戸田誠と同じ会社に勤めている男性。第三営業課の係長。社長のお気に入りで仕事もできるため、近々昇進の話も出ている。のちに誠が倉庫管理課へ左遷されると、第一営業課の課長に抜擢され、その役職に恥じない働きをすることになる。

米倉 (ヨネクラ)

戸田誠と同じ会社の人事課の次長を務めている男性。かなり口うるさい性格で、どんなに小さな失敗でも、何かと嫌味ったらしく攻撃してくるので、部下からは慕われていない。最近は夜の生活で妻に不満を持たれ、ケンカが絶えない日々を送っている。飲み会の席では少々羽目を外しすぎて、女性社員にセクハラ発言をすることもある。

姫野 小百合 (ヒメノ サユリ)

戸田誠と同じ会社の人事課に勤めている24歳の女性。人事課唯一の女性。そのこともあり、事あるごとにセクハラを主張したり、終業後の飲み会には絶対に参加しなかったりと、色々と手のかかる人物。会社の先輩、坪井咲子を慕っており、咲子の髪型にしてメガネをかけ、外見的な特徴を真似している。

西尾 祥子 (ニシオ ショウコ)

戸田誠と同じ会社の人事課に勤めている26歳の女性。人事課では姫野小百合に次いで配属された派遣社員。総務課にいたが、人事異動で人事課へ異動して来た。実は誠のことが昔から好きで、さまざまな手を使って誠に近づこうとする狡猾な人物。自分から奴隷にしてくれと懇願して、男を逆調教する病的なマゾ体質。しかし、そんな姿は他の社員には一切見せておらず、はたから見れば気立てが良く容姿も良いので、社員からの評判は非常に高い。

山田 聖治 (ヤマダ セイジ)

戸田誠と同じ会社の人事課主任を務めている男性。誠に「ボク以上に真面目な男」と評されている。しかし、実際は幼い頃に母親と死別しており、母親の温もりを知らないで育ったせいで愛情に飢えている。そのため、付き合った女性と赤ちゃんプレイをすることが好きで、AVも熟女ものしか借りない。

福永 (フクナガ)

戸田誠と同じ会社の倉庫管理課に勤めている男性。倉庫管理課に飛ばされた誠に、タイムカードの仕組みを教えた。勤務態度はかなり不真面目で、仕事をしないどころか、水口に仕事を任せて自分はパチンコに行っている。

水口 (ミズグチ)

戸田誠と同じ会社の倉庫管理課に勤めている男性。誠が営業課の課長であったことも知っていた情報通で、なぜ誠が倉庫管理課に飛ばされたのかを探っていた。実は水口自身が、過去に起こした女性問題により、倉庫管理課に飛ばされたという経緯があるが、そのことに関してはまったく反省していない。

戸田誠の母 (トダマコトノハハ)

戸田誠の母親。夫は酒と女とギャンブルに溺れて破滅してしまったため、息子の誠にはそうなって欲しくないと思って育ててきた。「真面目に堅実に生きるのよ」というのが口癖で、石橋を叩いて渡るという、誠の人格形成に影響を与えた人物の1人。

ジョン (ジョン)

子供の頃の戸田誠が飼っていた犬。誠の目の前で赤信号なのにも関わらず道路に飛び出してしまい、車に轢かれて亡くなった。この出来事が誠の「どんな時でも慌てず急がず行動する」という性格を形成するのに大きな影響を与えた。

三宅の妻 (ミヤケノツマ)

三宅の妻。仕事人間で会社のことしか考えていなかった夫に、一時は愛想を尽かせてホストに貢ぐ日々を送っていた。そのことが三宅にばれてからは、自分の愚かさを反省し、以前にも増して家庭を大切に考えるようになった。

早川慎吾の母 (ハヤカワシンゴノハハ)

早川慎吾の母親。綺麗な容姿で、若くして慎吾を産んだ。慎吾にとって自慢の母親で、世界で一番好きだった女性。しかし、早川慎吾の母にとって必要だったのは男で、日常的に数人の男と付き合っていた。最終的に幼い慎吾を残し、男とどこかへと消えてしまう。

滝川静江の父 (タキガワシズエノチチ)

滝川静江の父親。当時は静江のことを可愛がっており、授業参観には仕事を早く切り上げて駆けつけるなど、かなりの子煩悩。そのため、静江からもかなり慕われていた。しかし、静江が海外留学をしている時に謎の自殺を遂げてしまう。

倉橋 俊一 (クラハシ シュンイチ)

戸田佐和子と以前付き合っていた男性。付き合っていた当時はお互い愛し合っていた。実は妻帯者で、その事実がバレてしまったために佐和子から別れを切り出され、破局した。佐和子と付き合っていた当時が一番幸せだったと感じており、その思いは今も変わっていない。現在は離婚し、独身となっている。

田辺 志穂 (タナベ シホ)

戸田誠と天海早織と同じ高校に通っていた同級生の女性。学校で孤立していた早織を唯一気にかけていた人物。早織が妊娠して学校を辞めた後も、時折様子を見に行っていた。早織にも信頼されており、大学生の時に行われた高校の同級生の飲み会で、誠に渡す手紙を預かっていた。昔から学業優秀な優等生で、現在は医者になっている。

門倉 健一 (カドクラ ケンイチ)

戸田誠と天海早織と同じ高校に通っていた同級生の男性。あだ名は「モン」。大学生の頃に催された飲み会や、社会人になってから催された同窓会にも顔を出している。かなりお調子者で、久しぶりに会った同級生の女性のお尻を触ってヘラヘラしていた。しかし、周りからもその性格は認識されており、仕方ないと思われている。現在は結婚をし、1人の子供ももうけて、幸せな家庭を築いている。

坂本 (サカモト)

戸田誠と天海早織と同じ高校に通っていた同級生の男性。当時は門倉健一のパシリをしており、健一の言うことならなんでも聞く従順な存在だった。高校を卒業してからは、そんな情けない過去の自分から脱却しようと身体を鍛えている。

早川 慎吾 (ハヤカワ シンゴ)

戸田桃子の家庭教師を務める男子学生。桃子にも懐かれており、一緒にゲームをするなど優しい兄のように接している。しかし、裏の顔はタチの悪いホスト兼調教師で、「マダムキラー」の名をほしいままにしている。戸田佐和子に対して特別な感情を持っており、佐和子の旦那である戸田誠が浮気しているという事実を知った際には、そのネタで佐和子に不倫を迫った。

亀山 俊一 (カメヤマ シュンイチ)

過去に西尾祥子の逆調教で破滅させられた男性。当時はエリート街道まっしぐらの会社員だったが、祥子に隠し撮りされた痴態を、家族や会社関係者に見られてすべてを失った。現在はホームレスのような暮らしをしており、密かに祥子に復讐しようと、その機会をうかがっている。

一彦 (カズヒコ)

過去に西尾祥子が付き合っていた男性。5年以上の付き合いを経て、結婚の話が持ち上がるほど関係性は順調だった。しかし、結婚寸前のところで一彦が他の女性に乗り換え、破局した。この時の相手の女性がかなりのM気質で、この事実が、祥子が病的なマゾ体質となって男を逆調教する一因となった。

ひまわり (ヒマワリ)

戸田佐和子がインターネットで知り合ったメール友達。ハンドルネームは「ひまわり」。佐和子が夫の戸田誠に関しての悩みなどを打ち明けても、優しく受け止めている。そのため、顔の見えないやり取りとはいえ、佐和子もかなり信頼をしている。

秋山 香織 (アキヤマ カオリ)

派遣会社の代表を務める35歳の独身女性。普段から三宅のお世話になっており、三宅に対して特別な好意を持っている。そのため三宅の頼みには逆らえず、派遣社員として就業している人物のデータを横流ししたこともある。一度でいいからオフィスでセックスしたいと思っている。

小山田 澄花 (オヤマダ スミカ)

門倉健一の彼女。過去に親の再婚相手の連れ子である義兄に、性的な暴力を加えられたことがトラウマとなっており、セックスでまったく感じない不感症となっている。しかし、それでもお金が必要なため、ソープランドで働いている。

南大平の刑事 (ミナミオオヒラノケイジ)

刑事の男性。戸田誠が天海沙耶から追われてさまざまな被害に遭っていた際に、その状況を聞いてくれた。しかし、誠の言うことは信憑性がないとして取り合わなかった。誠が話す情報をすべて聞き流し、「被害妄想男」という誠をモデルにした似顔絵を描いていた。

神谷 (カミヤ)

名古屋に本社を置き、現在は急成長を見せている会社の部長。戸田誠の会社の取引先で、誠が大事な契約をまとめる時には必ず出てくる商談相手。誠いわく「手ごわい相手」。少々女性に対してだらしなく、接待の時には坪井咲子と一夜をともにしようと誘っていた。

手ぬぐい王子 (テヌグイオウジ)

メイド喫茶通いをしている男性。いつもその首に手ぬぐいをぶら下げて来店するので、「手ぬぐい王子」のあだ名が付けられている。お気に入りのメニューは、チョコレートパフェとイチゴパフェ。しかし、最近はコンビニでアルバイトをする戸田佐和子に夢中になっている。

新山 翔太 (ニイヤマ ショウタ)

戸田佐和子のバイト先によく来る28歳の男性。映像関係の仕事に就いており、休みや就業時間が不定期なので、暇さえあれば日中でも佐和子に会いに来ている。実は裏モノのAV監督でもあり、人妻を狙ってヤラセなしのAVを制作している。そのため、その裏モノAVに出演させるターゲットを探している。

佐伯 (サエキ)

滝川静江の父と懇意にしていた取引相手の社長。家族ぐるみの付き合いがあり、一緒に旅行へ行くこともあったため、滝川静江が幼い頃から面識がある。実はずっと静江の父の妻を狙っており、言うことを聞かないと取引きを中止すると脅して、関係を持ったことがある。

ネズミ (ネズミ)

野生のネズミ。戸田誠が監禁されてロープで縛られていた時に、そのロープを切ってくれた。友達のネズミたちは、日常的に集団で人間を襲って楽しんでいる。それについては良いことだとは思っていないが、1匹では生きていけないため仕方なくその悪い集団に属し、ネズミも悪戯を繰り返している。その集団の中では、唯一人間に対して良心を持っている存在。

ピーコ (ピーコ)

ひよこ。幼稚園児だった頃の早川慎吾が園内で孵したタマゴから生まれた。刷り込みの効果で慎吾に最も懐いており、他の園児からも慕われて可愛がられていた。しかし慎吾はそれを良しとせず、無理やり取り上げて独占していた。ちなみに、慎吾は調教する女を必ず「ピーコ」と呼んでいる。

集団・組織

倉庫管理課 (ソウコカンリカ)

戸田誠の会社にある課の1つ。仕事内容は会社倉庫の管理をすること。普通の社員がここに配属されることはなく、何か不祥事を起こした社員のみが送られる課となっている。特に「第八倉庫」と呼ばれる場所への出向は、失格の烙印を押された社員が最後に送られる場所となっており、まさに「社員の墓場」となっている。

場所

快楽の部屋 (カイラクノヘヤ)

早川慎吾の家にある調教部屋。普段は厳重に鍵がかけられており、その中は物々しい調教器具で溢れかえっている。この部屋だけは完全防音になっており、どんなに叫び声をあげても、周りから気づかれることはない。

ニチブン学園 (ニチブンガクエン)

児童養護施設。保護者のいない児童や環境上養護を必要とする児童が入園する。数多くの子供たちが暮らしており、里親となる人物が見つかるまで、この施設で暮らさなければならない。しかし、里親に引き取られても、里親の実子ができるなどして、再び施設に戻される子供も少なくない。

思い出のプール (オモイデノプール)

戸田誠が通っていた高校のプール。誠が天海早織に誘われて、ある夜、一緒に泳いだ。それまでまったく校則を破ることがなかった誠が、初めて犯した校則違反でもあり、制服のまま2人で泳いだ。誠は月明かりに照らされて妖艶に映る早紀の姿に惹かれ、早紀が好きになった。

あっかんベーカリー (アッカンベーカリー)

東京都中野区に本店を置く手作り専門のパン屋。既に開店5年目で、店頭販売の他に保有するワゴン車で街頭販売も行っている。中野区の中でも特定の地域のみを回っており、その際には大音量で「あっかんベーカリー」のテーマソングとともに宣伝文句を流している。

鬼畜の部屋 (キチクノヘヤ)

人里離れた山奥に存在するコテージの一室。「愛と性春の度々勃ち」で「神」とあがめられている「ガスマスク男爵」が主催する乱交パーティ場となっている。中には撮影用の機材から、女性を凌辱するさまざまな道具が常備されている。

その他キーワード

お守り (オマモリ)

戸田誠に娘の戸田桃子が贈ったお守り。中には桃子が入れてくれた五円玉が入っている。天海沙耶が誠を直接殺そうとした時、このお守りに入っていた五円玉が誠の命を救った。

きび団子 (キビダンゴ)

違法ドラッグのこと。新山翔太が裏AV撮影の被写体となる人妻を調教するために使用する。海外からわざわざ取り寄せている特注品で、この薬を飲むと性の快楽を求めなければならない身体となる。また、男性にも効き目があり、服用すると性的な興奮度や感度などが増す。

貞操の門 (テイソウノモン)

亭主以外に開いたことのない、鋼鉄のように重く固く閉ざされた貞淑な人妻の脚を門に例えた言葉。早川慎吾が「マダムキラー」の名にかけて、戸田佐和子を落とそうと色々アプローチをかけたにも関わらず、しぶとく脚だけは開かなかったことから命名した。

タイムカプセル (タイムカプセル)

戸田誠と天海早織が埋めたカプセル。2人が思い出のプールで泳いだ後に、10年後の未来の自分たちに当てたメッセージを書いて入れた。その中には早織が誠に感謝していることや、誠が早織を好きだったことが書かれており、当時の2人が両想いだったことを記している証拠の品ともなっている。

愛と性春の度々勃ち (アイトセイシュンノタビタビダチ)

水口が熱心に見ている掲示板で話題となっている闇サイト。自分たちの愛欲にまみれた恥ずかしい写真や動画などをアップする場所。その中でも特に「ガスマスク男爵」と呼ばれる男は、上質な動画をアップし続けているため「神」としてあがめられている。

書誌情報

SとM 既刊30巻 日本文芸社〈ニチブンコミックス〉 連載中

第1巻 後悔しない男 後悔させる女

(2005年10月19日発行、 978-4537104479)

第2巻

(2006年2月16日発行、 978-4537104790)

第3巻

(2006年5月19日発行、 978-4537105001)

第4巻

(2006年8月18日発行、 978-4537105216)

第5巻

(2006年11月9日発行、 978-4537105483)

第6巻

(2007年3月19日発行、 978-4537106176)

第7巻

(2007年6月7日発行、 978-4537106503)

第8巻

(2007年9月20日発行、 978-4537107050)

第9巻

(2007年12月19日発行、 978-4537107586)

第10巻

(2008年3月19日発行、 978-4537108033)

第11巻

(2008年6月19日発行、 978-4537108385)

第12巻

(2008年9月27日発行、 978-4537108750)

第13巻

(2009年2月19日発行、 978-4537109320)

第14巻

(2009年6月19日発行、 978-4537109719)

第15巻

(2009年9月18日発行、 978-4537124927)

第16巻

(2009年12月18日発行、 978-4537125429)

第17巻

(2010年3月20日発行、 978-4537125740)

第18巻

(2010年7月9日発行、 978-4537126167)

第19巻

(2010年10月18日発行、 978-4537126525)

第20巻

(2011年1月8日発行、 978-4537127065)

第21巻

(2011年4月18日発行、 978-4537127348)

第22巻

(2011年7月8日発行、 978-4537127614)

第23巻

(2011年11月18日発行、 978-4537128086)

第24巻

(2012年2月18日発行、 978-4537128598)

第25巻

(2012年5月9日発行、 978-4537128840)

第26巻

(2012年8月20日発行、 978-4537129236)

第27巻

(2012年10月18日発行、 978-4537129427)

第28巻

(2012年11月28日発行、 978-4537129601)

第29巻

(2018年6月29日発行、 978-4537137644)

第30巻

(2019年1月28日発行、 978-4537138733)

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