概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ゲイル・ハミルトン
「牙狼の群れ(ウルフバック)」というパーティーに所属している呪具師の少年。仲間たちを支援する役割に徹していたが、パーティーがSランクに昇格したのをきっかけに契約の解除を言い渡され、事実上、パーティーから追放された。呪具師としては規格外の能力の持ち主で、多数のバッドステータスやデメリットを自らが引き受けることでパーティー全体の能力を二割以上向上させており、アーティファクト級の呪具を制作することもできる。しかし、ゲイル・ハミルトン自身は自己評価の低さから自らの実力を自覚しておらず、「牙狼の群れ」の仲間たちもその愚鈍さからゲイルの能力にいっさい気づいていない。パーティー追放後は、王都で露店を開いて呪具をバーゲン価格で販売して生活していた。そんな中、王国の王女であるカーラに、即死耐性付きの呪具を売ったことが原因で指名手配されてしまう。自分と入れ違いで「牙狼の群れ」に加入した支援術師のモーラ・グラリスとは、農業都市ファームエッジへ向かう馬車で同道して以来、意気投合している。
モーラ・グラリス
ゲイル・ハミルトンに代わってSランクパーティー「牙狼の群れ(ウルフバック)」に加入した支援術師の少女。その実力は王都でも5本の指に入る。しかし、ゲイルから人知れず受けていたバフやモンスターへのデバフがなくなった「牙狼の群れ」は、Aランクモンスターにすら苦戦するありさまで、クエスト失敗の責任のなすり合いが始まったことをきっかけに即パーティーを脱隊した。その後、農業都市ファームエッジへ向かう途中、偶然にもゲイルと馬車で乗り合わせると意気投合し、行動を共にすることとなった。ゲイルの作る呪具や魔法の数々が規格外の能力を持っていることに気がついている数少ない人物の一人。男勝りな性格ながら根は優しく、情に厚い。また、冒険者の矜恃として弱者を守る気概も持ち合わせているが、怒ると誰も止めることができず、「牙狼の群れ」のメンバーを一瞬でたたきのめしたこともある。
クレジット
- 原作
-
LA軍
書誌情報
Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~ 9巻 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉
第1巻
(2022-02-04発行、 978-4065267912)
第2巻
(2022-06-06発行、 978-4065281062)
第3巻
(2022-10-06発行、 978-4065294734)
第4巻
(2023-02-06発行、 978-4065307007)
第5巻
(2023-06-06発行、 978-4065320334)
第6巻
(2023-10-05発行、 978-4065335703)
第7巻
(2024-02-06発行、 978-4065346211)
第8巻
(2024-06-06発行、 978-4065358283)
第9巻
(2024-10-04発行、 978-4065372654)