Zマジンガー

Zマジンガー

兜甲児が巨大ロボットのZマジンガーに乗り込んで、地球侵攻をたくらんでいる神々の帝国が率いる巨大ロボット軍団と戦う姿が描かれる。

正式名称
Zマジンガー
ふりがな
ぜっとまじんがー
作者
ジャンル
アクション
関連商品
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概要・あらすじ

兜甲児は、見学先の古代建築物で、地震による崩落に巻き込まれる。その先で巨大な神像と思わしき存在Z神から、ボディーを託された。その際に人類を守るという約束を交わした甲児は、Z神のボディーを改良したZマジンガーを操り、地球征服をたくらむDr.地獄が率いる機械獣や、その裏に潜む神々の帝国との激しい戦いに身を投じていく。

登場人物・キャラクター

兜 甲児 (かぶと こうじ)

17歳の高校生。陽気で楽天的だが、強い正義感を持つ。友人のさやかやボスらと共に訪れた古代建築物の地下層でZ神と出会う。機能を停止しつつある自律回路と対話し、Z神のボディーを操ることができる唯一の存在となった。それをきっかけとして、3億もの契約金と引き換えに国と契約、Zマジンガーの専属パイロットとなり、地球の侵略を目論む神々の帝国と戦う。

弓 さやか (ゆみ さやか)

兜甲児の幼なじみ。ロボット工学の権威である科学者、弓弦之助の娘。もとよりジェット機の操縦訓練を受けていたが、後に甲児の母親である兜刀子から剣術の指南を受け、アフロディアを唸らせるほどの資質を開花させる。後に、神々の帝国との戦いで致命傷を負ったアフロディアからボディーを譲り受け、アフロディアAの専属パイロットとして戦うことになる。

Z神 (ぜうす)

宇宙オリンポスの機械神。同族の神を圧倒する剣の腕を持ち、超神戦士と呼ばれていた。神々の帝国の、地球人類を蔑ろにする方針に反発。人類に味方するために単身反旗を翻すが、圧倒的な数の前に倒れ、地中の奥深くに封じられてしまう。永い間そのまま眠り続けていたが、遭遇した甲児に自らのボディーを用いて人類を守ることを託した。 後に弦之助の手によりZマジンガーに生まれ変わる。

棒田 進 (ぼうだ すすむ)

甲児の親友。柔道部の部長を務めている。逞しい外見と男気あふれる性格を持つため、周囲からの信頼は厚い。一方でジュンの色気に鼻の下を伸ばしたり、彼女との訓練では一方的に叩きのめされたりと、コメディリリーフ的な役割を果たすことも多い。

弓 弦之助 (ゆみ げんのすけ)

さやかの父親。かつてノーベル賞を受賞しており、世界一のロボット工学博士と呼ばれている権威ある科学者。秘密基地である人工島HSFを所有している。警視庁や政府と提携し、機械獣軍団の脅威と、対抗戦力たるZ神の存在を国に明かした。また、Z神のボディーをZマジンガーに改造したり、甲児とその家族に安全な住まいを与えたりと、縁の下から甲児らを支える。

アフロディア

宇宙オリンポスの機械神。美の女神と称されている。神々の帝国の一員だったが、Z神の遺志に同調し人類を守るため反旗を翻す。Z神に劣らぬ剣術の達人で、その腕前で甲児やさやかの窮地を救う。しかし裏切り者の粛清に現れたアレスの攻撃をうけ、精神としての死を迎えてしまう。その際にさやかに自らのボディーを譲り渡した。 後に弦之助の手によってアフロディアAに生まれ変わる。

剣 鉄也 (つるぎ てつや)

航空自衛隊に所属していたジェット機パイロット。その腕を見込まれて、相棒のジュンと共に人工島HSFに招かれた。真面目な熱血漢だが、甲児に対しては兄貴分らしいユーモアや余裕を見せることもある。Zスクランダーのパイロットとなり、甲児とZマジンガーを支え続けた。

炎 ジュン (ほのお じゅん)

格闘技の師匠として人工島HSFに招かれた女性。褐色肌とサングラスがトレードマーク。レスリングの達人で、甲児やボスを触れさせないままあしらうほどの高い実力を持つ。さらに機動兵器の扱いも非常に巧みで、Aウイングに乗り込み、さやかとアフロディアAのサポートを担当した。

ヘル・ギガンデス (へるぎがんです)

機械獣軍団を束ね、地球の侵略を目論む魔人。元は地球人であったが、神々の帝国の一員であるハデスにより力を与えられ、現在の地位を得るに至った。兜甲児とZマジンガーを地球侵攻の妨げとして付け狙い、幾度も激闘を繰り広げるが、最期は神獣ケルベロスの暴走に巻き込まれ死亡した。

あしゅら男爵 (あしゅらだんしゃく)

Dr.地獄の部下。機械獣軍団日本侵略指揮官の肩書を持つ。人間と機械が半分ずつ融合したような外見をしており、生身においても並の機械獣以上の戦闘力を発揮する。男性型と女性型が、それぞれ複数存在しており、同じ固体同士で離れた場所から瞬時に情報を共有する能力を持つ。

集団・組織

神々の帝国 (ごっず・えんぱいあ)

『Zマジンガー』の登場組織。最高神である大帝神ウラノスを頂点に、超次元宇宙オリンポスの神々が所属している。異世界との戦争における橋頭保とするため、地球を手中に収めようと襲来。地球人を未開の愚者として見下しているが、その強引な方針はZ神やアフロディアなど、地球人類との共存を望む神の反感を買い、彼らの離反を招いている。

その他キーワード

Zマジンガー (ぜーたまじんがー)

『Zマジンガー』の登場メカ。かつての大戦で損壊したZ神を、弦之助らによって改修された。甲児を乗せたブレーン・ホークを頭部に連結し、「マジン・ゴー」の掛け声で起動する。主な武装は腕を切り離し敵にぶつけるロケットパンチと、胸部に搭載されるZバード。後にZ神の愛刀であるゼウスブレードや、支援メカであるZスクランダーを得て、更なるパワーアップを果たした。

Zスクランダー (ぜーたすくらんだー)

『Zマジンガー』の登場メカ。翼の形状をもつ飛行兵器。Zマジンガーと合体することにより、パイロットに全く負担を与えないまま、マッハ20の速度で飛行することができる。当初は実験機MR-Ⅱと呼ばれていたが、鉄也は稼働実験が終了すると実験機という名前は相応しくないと判断。正式名称として、甲児にZスクランダーと名付けられた。

アフロディアA (あふろでぃあえーす)

『Zマジンガー』の登場メカ。さやかが譲り受けたアフロディアのボディーを、弦之助ら科学者によって改修された。さやかが乗るブレーン・バードを頭部に連結させることで起動する。主な武装は胸部に搭載された連装ミサイル。ジュンの操縦するAウイングと合体することで、空中戦も自在に行う。さやかの手によって運用され、甲児のZマジンガーとともに、神々の帝国を相手に戦う。

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