腕白な六つ子の男の子たちとクラスメートやご近所さんのドタバタ模様を描いたギャグ作品。基本的に1話完結形式で、多彩なキャラクターが登場する。特に、自称フランス帰りのナゾ紳士イヤミの発するギャグ「シェーッ!!」は国民的流行語となった。中盤以降はイヤミやチビ太の出番が増え、六つ子が全く登場しない回もある。ギャグ漫画らしく設定も自由自在で、イヤミやチビ太は医者、教師、海の家を仕切るチンピラなど様々な役柄で登場する。西部劇や時代劇、ハードボイルドや戦記ドラマなど、ギャグにとどまらない内容の番外編も多数存在する。後期には作者の他作品のキャラクターのバカボンのパパやニャロメが登場する回もある。第10回(昭和39年度)小学館漫画賞受賞。作者のギャグ漫画家としての人気を確立した代表作。