浅田弘幸の代表作。夜が明けることのない星「アンバーグラウンド」を舞台に、人々の「こころ」が込められた「テガミ」を届ける国家公務員「テガミバチ」の姿を描いた物語。7歳の頃に母親と生き別れたラグは、「テガミ」としてテガミバチのゴーシュに目的地まで届けてもらった過去がある。この出来事によりゴーシュにあこがれを抱いたラグは、それから5年後、12歳で採用試験に合格し、自らもテガミバチとなる。そしてラグは、テガミバチの最高ランク「ヘッド・ビー」を目指し、配達作業に奮闘する。本作は「こころ」をテーマに、スチームパンクとファンタジーを融合させ、郵便配達という社会的な職業を通じた人間関係と少年の成長を描く冒険譚。人工太陽とその恩恵にかかわる厳格な階級社会が存在する世界の中で、異なる階級間を行き来するテガミバチの活動を中心に物語が展開される。集英社「月刊少年ジャンプ」2006年10月号から2007年7月号まで連載。同誌の休刊に伴い、同社「週刊少年ジャンプ」2007年46号に番外編を掲載後、同社「ジャンプSQ.」に移籍し創刊号である2007年12月号から2015年12月号まで連載。テレビアニメ第1期が2009年10月から、第2期が2010年10月から放送された。