『ワンパンマン』などで知られるONEの商業デビュー作。代表作の一つでもある。現代日本を舞台に、強力な超能力を持ちながらもその力を封印して普通の生活を送ろうとする中学生の茂夫(通称モブ)を主人公にした物語。モブの感情が高ぶり数字が100になったときに何かが起こるという設定を軸にストーリーが進行し、世界転覆を目論む超能力者組織「爪」との対立などが描かれる。本作は、超能力者同士の戦闘や霊的な現象を描いたバトル漫画である。アクションやギャグ要素が特徴だが、超能力以外はごく普通の主人公、モブの心の葛藤や成長を描いたヒューマンドラマも大きな魅力である。小学館「裏サンデー」2012年4月18日から2017年12月29日まで連載。また、小学館「マンガワン」でも2014年12月9日から2017年12月22日まで連載。2017年に第62回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞。テレビアニメ化され、第1期が2016年7月から9月まで、第2期が2019年1月から4月まで、第3期が2022年10月から12月まで放送された。また、テレビドラマにも展開され、2018年1月から4月まで放送された。