クセのあるマスコットキャラクターが登場するマンガ7選!83 Pt.

マンガに登場するマスコットキャラクターにも、様々なものが存在する。今回は「可愛い」だけではない、ひとクセもふたクセもある「マスコットキャラクター」が登場するマンガ作品を紹介していく。

本作のマスコットキャラクターといえば、「人魂」のような姿をした「上級悪霊」「エクボ」。当初は人型に近い姿を取る事もできたが、主人公「影山茂夫（通称：モブ）」に敗北してからは、主に「人魂」スタイルで行動する。気色悪いやら醜いやら、見た目に関する評価は散々なものが多い。また性格も「悪霊」らしく、「モブ」や周りの人間を利用しようと悪知恵を巡らせたりもする。しかし世話焼きで面倒見の良い一面をのぞかせる事もしばしばで、中々憎めない。ほっぺの丸い模様がチャームポイントで、「エクボ」が人間に「憑依」すると、「憑依」された人間の頬に同じ模様が浮き上がる。

本作のマスコットキャラクターは、謎の生物「メソ」。もふもふの毛に覆われたつぶらな瞳、マントを付けた愛らしいその姿に、周りのキャラクターたちはメロメロ。しかしその正体は謎に包まれており、”背中にファスナーが付いている”など、時折何やら恐ろし気な「中身」の存在がほのめかされる事も……。中にはその正体について何かを知っている素振りを見せる者もいるが、詳しくは明かされていない。困り眉毛がチャームポイントだが、主人公「花中島マサル」によれば実はこれは「伝説の青いヒゲ」らしい。

本作には多くのマスコット的キャラクターが登場するが、その中でも主人公「太公望」のお供の「霊獣」である「四不象（スープーシャン）」は、物語の全編において活躍するキャラクターだ。「太公望」の良き理解者で献身的なお供だが、普段は「太公望」のいい加減さに呆れたり、容赦なくツッコミを入れる場面も多い。普段の外見は白いカバに似ているが、物語後半では「戦闘形態」として「竜」に近い姿にも変われるようになる。「四不象」の他にも「霊獣」の「黒点虎」、「宝貝（パオペイ）」の「哮天犬（こうてんけん）」なども、マスコット的な可愛さのあるキャラクターだ。

本作に登場するマスコットキャラクターは「あかねちゃん」。実は主人公「脳噛ネウロ」と「桂木弥子」のいる探偵事務所の壁に、以前から塗り固められていた少女の死体。それが「魔人」である「ネウロ」の影響によって、中途半端に蘇生した存在だ。壁からはみ出している「おさげ」の部分だけが動く状態だが、パソコン作業やメール応対など、事務作業をそつなくこなしてくれる。性格は優しく気さく。生前は「かなりの美少女」であったらしく、「おさげ」のキューティクルの美しさには定評がある。

本作には「精神獣使い」が自らの「精神力」から生み出す、「精神獣」という存在が登場する。主人公「蝶子」の「精神獣」は、額に角が生えた犬の姿をした「ガァ」。普段は「蝶子」によって抑えられているため子犬ほどのサイズだが、「蝶子」の力が解放されると巨大化する。「精神獣」には他にも「鳥」や「黒猫」、「オコジョ」などの姿のものがおり、それぞれ持っている能力も違う。「蝶子」の強大な「精神獣」の力を狙う者たちの存在や、「精神獣」のコントロールが大きなテーマになっているなど、物語のメインに絡むマスコットキャラクターである。