野中英次の代表作。選りすぐりの不良たちが集う、「ワルのメジャーリーグ」と呼ばれる都立クロマティ高校を舞台に繰り広げられる、シュールな学園生活を描いた物語。親友のために「引き算ができれば入学できる」という都立クロマティ高校に入学した、まじめで成績優秀な神山高志は、究極のバカ、林田慎二郎、影の薄い前田彰、茶筒型のロボット番長、メカ沢新一、高校生なのか日本語が通じるのかすらわからないフレディ、明らかに本物のゴリラであるゴリラ、喧嘩は強いが乗り物に弱い竹之内豊など、クセの強い友人や仲間を得ていく。そんな中、敵対するバース高校の不良に捕らえられたまま忘れ去られていた前田の救出や、修学旅行での飛行機のハイジャック、唐突な野球部の結成、そして林田の謎の地底帝国での迷走など、シュールかつ奇想天外な出来事が次々と発生するが、天然な神山は淡々と学園生活を送っていく。本作は、劇画調の絵柄で不良漫画のパロディやナンセンスコメディをふんだんに盛り込んだ脱力系シュールギャグ漫画。不良校という、表面的には現実的な設定を用いながら、ロボットやゴリラが当たり前に高校生として在籍する点や何度も校舎が破壊される点など、極端に非現実的な世界観となっている。一方で、この非現実的な状況に誰も疑問を持たないことが、本作特有のシュールなギャグを際立たせる設定として構築されている。講談社「週刊少年マガジン」2000年34号から2006年24号まで連載。2002年に第26回「講談社漫画賞」少年部門を獲得。テレビアニメが2003年10月から放送。実写映画(劇場)が2005年7月に公開された。