図書館の自由を守る防衛部隊、図書隊と、出版される図書を検閲する国家機関、良化特務機関との激しい戦いをつづる物語。
主人公の笠原郁は高校生の頃に助けてもらった図書隊の王子様に憧れて、図書隊に入る事になるのだが、そこで出会った鬼教官、堂上篤に叱咤激励されて図書隊員として成長していく。
はじめは厳しくていけ好かない相手だと思っていたが、勤務に対する姿勢にだんだんと惹かれていく郁。そして堂上教官が、実は運命の王子様であることがわかって、郁はどぎまぎする。さらに自分をしたってくる郁の事を堂上教官もだんだんと愛おしく感じるようになり、やがて結ばれる。
図書隊と良化特務機関の戦いにおいても、武器使用の不許可が決まり、より一歩平和へ、そして検閲の撤廃への最初の一歩となって物語は大団円を迎えた。
月刊LaLa連載、コミックは第15巻で完結。現在は、月刊LaLaにて『図書館戦争 別冊編』が連載中。
舞台は同じ関東図書隊。そして二人が務める図書館。
時間軸としては、本編では無事結婚を果たした堂上教官と郁だが、この物語では、堂上教官がけがで入院をしたあたりからの話となっている。
そして、二人がだんだんとラブラブになっていく、というか既にラブラブな話をさらにラブラブに描く、ラブラブな二人に密着取材するかのような展開になっている。
第1巻では、堂上教官の実家へ初めておじゃまする郁の姿も。
さらにラブラブはどんどん加速していき、第2巻ではあっちでイチャイチャ、こっちでイチャイチャ。図書館でイチャイチャ。屋外でイチャイチャとラブラブな二人をただただ見るという展開に……。
でも、そこはおこちゃまな郁。そう簡単にはコトは進まない。
堂上教官のことが好きなのに、妙に意識してしまって触れられるのが怖くなってしまったり。
そんなイチャラブな『図書館戦争 別冊編』は、月刊LaLaで連載中、最新第2巻が発売中。
本編のシリアスな展開とは全然違って、とにかく堂上教官と郁のラブラブが加速しまくりな展開に。
これからどういう2人の関係が進んでいくのか。是非とものぞき見してみてほしい。