名実ともに骨のあるヤツ!骸骨キャラ漫画オススメ5選38 Pt.

今回は、見た目は奇妙だが名実ともに骨がある骸骨キャラが登場するオススメ漫画を、5つピックアップして紹介していく。個性豊かな骸骨キャラたちがその特殊な身体を活かし、どのような活躍を見せるのかに注目しよう。

作成日時:2021-10-02 19:00 執筆者:マンガペディア公式

名実ともに骨のあるヤツ!骸骨キャラ漫画オススメ5選

出典:集英社


『ONE PIECE』

『ONE PIECE』

出典:集英社

伝説の大秘宝「ワンピース」を巡る海賊たちの戦いを描いた海洋冒険ロマン。主人公のモンキー・D・ルフィは、食べた人間に不思議な力を与える悪魔の実の一つ「ゴムゴムの実」を食べてゴム人間になった少年。彼の夢は、海賊王ゴールド・ロジャーが遺した宝「ワンピース」を見つけ、新たな海賊王になることだった。海賊となったルフィは仲間たちと海に繰り出し、様々な戦いを乗り越えて成長していく。1999年10月にテレビアニメ化された。

ルフィの仲間たちの中でも特に個性的で目を引くのが、一味の音楽家であるブルックだろう。ブルックは元々別の海賊団に所属していたが、約50年前に一味が全滅。自身も命を落とした。しかし彼は悪魔の実の一つ「ヨミヨミの実」の力で、黄泉の国から現世に帰還し、再び生を得る。ただし、魂が肉体に戻るまで時間がかかってしまったため、白骨化した状態での復活となった。話を聞くと不憫だが、本人は自身が骸骨姿になってしまったことをそこまで気にしていないようだ。むしろ、嬉々として骸骨ジョークを口にして周囲を呆れさせる始末。また、骸骨であることを存分に活かして、麦わらの一味の力になっている。ブルックの骸骨ならではの活躍シーンを楽しもう。


『キン肉マン』

『キン肉マン』

出典:集英社

超人たちの戦いを描いたプロレス系格闘漫画。地球には人間を超越した力を持つ超人が存在している。主人公はそんな超人の一人であるキン肉マンことキン肉スグル。彼は超人にしてはドジな部分が目立ち「ダメ超人」と呼ばれていたが、仲間との出逢いや強敵との戦いを経て成長。ヒーローの素質を開花させ、周囲の人々から徐々に認められるようになっていく。36巻で一度完結したが、その後2011年に続編の連載が開始された。1983年にテレビアニメ化。

主人公であるキン肉マンの前には様々な敵が現れる。ドクロ星からやってきた宇宙人・キン骨マンもその内の一人だ。キン骨マンは骸骨をモチーフとした姿の怪人で、本名は「シャレコウベ」。額にある「骨」の文字と、「~わいな」「~だわさ」という変わった語尾が特徴的なキャラクターだ。地球へやってきた目的は、地球を征服し我が物とするため。しかしキン肉マンに敗北し、一時撤退。その後、同じくキン肉マンに敗北した怪獣を従えて再び現れるも勝利することはできず、やがて戦うことを諦めて改心した。姑息な手段を使ってくるが、どこか憎めないのがキン骨マンというキャラクターの魅力。作品を読んで、キン骨マンたちの戦いを楽しもう。


『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』

出典:amazon

オンラインゲームの世界に転移した主人公の冒険を描いた、なろう小説のコミカライズ作品。主人公はオンラインゲームで遊んでいた最中に寝落ちしてしまい、気づくと異世界にいた。そこはついさっきまで遊んでいたゲームの世界にそっくりの場所であり、自分の姿はゲームで使っていたアバターそのもの。ゲームの中に飛び込んでしまったことを知った主人公は、骸骨騎士アークとして異世界を旅し、様々な冒険を繰り広げることになる。原作は秤猿鬼の同名ライトノベル。

主人公にとって幸運だったのは、自身の姿がゲームで作ったアバター「アーク」となっており、アークのレベルやステータスが最大値となっていたことだ。攻撃力は高く、使える魔法も豊富であるため、唐突に放り出された異世界でも命の危険に晒されることはない。ただ一つ問題があるとすれば、それはアークの容姿だった。主人公はゲームのアバターを「全身骨格」にしていた。つまり、外見が骸骨なのである。骸骨姿を人間に見られれば、モンスターとして討伐されることは必至。主人公は、できるだけ目立たずに過ごすことを決意する。しかしどうしても目の前で起こる悪事を見過ごせず、結局は目立ってしまうことになる。骸骨騎士アークが無自覚に世直しをしていく様子を楽しもう。


『ベルセルク』

『ベルセルク』

出典:amazon

一人の剣士の復讐劇を描いたダーク・ファンタジー漫画。主人公は、特定の組織に属していないさすらいの剣士・ガッツ。彼は身の丈以上の大きさを誇る巨大な剣を持ち歩く屈強な男で、「黒い剣士」という異名を持っている。彼は戦地を転々とする旅を続けているが、その目的はゴッド・ハンドと呼ばれる存在を倒すことだった。1997年10月に「剣風伝奇ベルセルク」として初のテレビアニメ化。その後、2016年7月に改めて「ベルセルク」としてテレビアニメ化された。

主人公のガッツは、怨敵ゴッド・ハンドを倒すべく、ゴッド・ハンドの下僕である怪物「使徒」との戦いを繰り広げている。ゴッド・ハンドや使徒と敵対しているのは、ガッツだけではない。髑髏の騎士も、ゴッド・ハンドや使徒と敵対している者の一人だ。髑髏の騎士は、その名の通り髑髏をモチーフとした甲冑を身に纏った騎士である。その実力は高く、並の使徒や魔物では全く歯が立たない。人外の存在であることがほのめかされているが、その正体は謎のままだ。髑髏の騎士はガッツを救い、導き、利用する、作品の中でも特に重要な存在。髑髏の騎士とは一体何なのか。その答えに多くのファンが注目している。作品を読んで、髑髏の騎士の正体について考察してみよう。


『オーバーロード』

『オーバーロード』

出典:KADOKAWA

異世界に転移した主人公が織りなすカリスマ世界征服物語。大人気DMMO RPG(体感型大規模オンラインRPG)「ユグドラシル」のサービスが終了する日。主人公は名残惜しい気持ちを抱えながら、サービス終了の瞬間をゲームの中で待っていた。しかし、サービス終了時間になっても主人公はログアウトされず、ゲームのキャラクターたちが勝手に動き出す。主人公はいつの間にか、ゲームそっくりの世界に転移していたのだ。この日から、主人公の世界征服の日々が始まった。2015年7月にテレビアニメ化。原作は丸山くがねの同名ライトノベル。

主人公がゲームで使っていたアバターは、アンデッド種族の最高峰であるオーバーロード。彼はそのオーバーロードの姿で異世界に転移した。オーバーロードは、骸骨の外見を持つ最強の存在。主人公は自らに、かつてゲーム内で自分が長を務めていたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の名前をつけ、強大な力を持つ「魔王」「超越者」として、異世界で生活していくことになる。見どころは、アインズが自身を崇め慕う元NPC(ノンプレイヤーキャラクター)の守護者たちに失望されないよう、ゲームの知識やスキルを駆使して必死で威厳を保とうとするところだ。迫力満点の骸骨姿であるアインズが、心の中では色々なことを考えながらも、それを表に出さないよう努力する様子はとても微笑ましい。


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