90年代後半と言えば『新世紀エヴァンゲリオン』が社会現象となり、かつてないほどの大きなアニメブームが到来した時期である。そんな90年代後半だが、アニメブームを支えたのは『新世紀エヴァンゲリオン』だけではない。ここでは隠れた名作と再ブームがきそうな作品を紹介しよう。
今の10代は知らない?! 90年代後半の名作アニメ作品を紹介したい。
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90年代後半と言えば『新世紀エヴァンゲリオン』が社会現象となり、かつてないほどの大きなアニメブームが到来した時期である。そんな90年代後半だが、アニメブームを支えたのは『新世紀エヴァンゲリオン』だけではない。ここでは隠れた名作と再ブームがきそうな作品を紹介しよう。
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皆さんは『カードキャプターさくら』をご存じだろうか? 1人の少女が魔法のカードを使って様々な事件を解決していく、学園あり、家族愛あり、恋愛ありの小学生魔法少女のお話である。2000年代以降の"魔法少女系アニメ"の礎となっている、パイオニア的作品だ。
『カードキャプターさくら』の主人公「木之本桜」は、90年代後半には男性ファンから絶大な支持を得ており、某アニメ雑誌の人気キャラ投票では常に上位だった。
20年ぶりに連載再開、アニメプロジェクトも進行中なので、注目の一作だ。
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『新世紀エヴァンゲリオン』の直後の放送枠で放映されたアニメで、アニメ最終話の3年後の舞台を描いた劇場版まで公開された。
「木星蜥蜴(もくせいとかげ)」と呼ばれる、木星付近から現れる謎の地球を侵略しようとする兵器に対して、「機動戦艦ナデシコ」と「機動兵器エステバリス」を使って「木星蜥蜴」の謎と主人公の謎に迫っていくという、SFロボットアニメである。
この作品中に登場するサブキャラクターの「ホシノ・ルリ」は、当時多大なな人気を誇り、その人気は先に述べた「木之本桜」と並ぶほどである。その人気から、劇場版では「ホシノ・ルリ」が主人公となっているほどだ。
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『カウボーイビバップ』は、宇宙を舞台としたSF作品で、一度もリメイクや続編が出ることはなかったが、今なお多くのファンから愛され続けている作品である。
主人公の「スパイク・スピーゲル」が、相棒の「ジェット・ブラック」と共に宇宙船「ビバップ号」に乗りながら賞金首を追っていくという話がメインで、「スパイク」は超優秀な「カウボーイ」であるにも関わらず、あと一歩の所で仕事を失敗してしまうことが多い。話のオチは、少し切なかったり笑えるものが多い。"ビバップ"というタイトル通り、当時のアニメ作品としては珍しく、非常に音楽にこだわっており、ジャズ、ブルース、ロック、テクノなどの様々なジャンルの要素が随所のBGMで使われている作品である。『カウボーイビバップ』の曲はバンドマンが演奏したり、プロダンサーが使用したりすることがあるため、"『カウボーイビバップ』のアニメは見たことないけど、曲は知っている"という方も多いだろう。ユニークでハードボイルドな『カウボーイビバップ』の世界観は、2000年以降のアニメファンや音楽ファンが観ても間違いなく楽しめるものである。
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『ガンダム』シリーズは男性ファンがメインであったが、『新機動戦記ガンダムW』では5人の美男子をメインキャラとすることで、多くの女性ファンを獲得した"女性でも楽しめる『ガンダム』"作品である。
宇宙開発が進んだ世界で、人類は宇宙コロニーへと移り住むようになった頃。衰退を恐れた地上国家は「地球圏統一連合」を設立する。「地球圏統一連合」の支配に反目する一部のコロニー居住者による地下組織が、流星に偽装した5機の「ガンダム」をパイロットと共に地球に降下させ、破壊活動に行わせるという「オペレーション・メテオ」を発動させるところから全ては始まる。
”争い”というものに対して、とても深く考えることのできる作品だ。
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『ドラゴンボール』のTVアニメシリーズは、『ドラゴンボールZ』をオススメしたい。
『ドラゴンボールZ』は、『ドラゴンボール』特有の長めの間が表現されているからだ。逆に、長すぎる間はあんまり……。という方には『ドラゴンボール改』がオススメ。戦闘シーンなどの間や前回までのあらずじがいくらかカットされ、多少短い時間で観ることが出来る。
とは言え未だにファンも多く人気の高い作品なので、個人的にはやはり『ドラゴンボールZ』がオススメだ。ぜひ『ドラゴンボール』らしい間合いや雰囲気を楽しんでいただきたい。
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