『けものフレンズ』図鑑!「ヘラジカ」編109 Pt.

TVアニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回ピックアップするのは、クジラ偶蹄目シカ科ヘラジカ属ヘラジカの「ヘラジカ」。生物学上のものと一緒に、フレンズ「ヘラジカ」の生態をご紹介していこう。

別名「オオジカ」とも呼ばれる、シカ科の中では最大種に位置する動物。成熟した雄には大きく平たい角が生えており、これが「ヘラジカ」という和名の由来となっている。角は大きい物だと2mを超えると言われており、この角は縄張り争いや雌を巡る争い、天敵との戦いなどで、相手に突進したりする際に役立てられる。
巨体という見た目からは想像がつかないが、実は泳ぎが得意で、数km泳いだり5ｍ程の深さまで潜る事も可能。また陸での走行速度も速く、短距離ならば時速約50kmで走る事もできる。

「へいげんちほー」に住まう「ヘラジカ」のフレンズで、大きな平たい角が特徴的な「ヘラジカ」チームのリーダー。チーム一を誇る強さや、威風堂々とした態度と勇壮な立ち振る舞いから部下達に慕われており、「ヘラジカ」もまた部下達に深い信頼を寄せている。しかしこと戦いに関しては、正々堂々過ぎてあまり作戦や戦略などは考えないタイプなのか、「ライオン」率いる「ライオン」チームとの縄張り争いにおいては、毎度毎度正面からぶつかる事しかしていなかった。そのため、戦績は51戦中51敗と散々たるもの。作中で「ライオン」の本拠地に潜入を果たし、あとは門番をやり過ごすだけとなった際にも、部下である「カメレオン」が言った「いなくなるのを待つ」という提案も聞かず、堂々と勝負を挑み周りを驚かせていた。