『けものフレンズ』図鑑!「シロサイ」編97 Pt.

TVアニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回ピックアップするのは、ウマ目サイ科シロサイ属シロサイの「シロサイ」。生物学上の「シロサイ」も紹介しながら、彼女の生態をご紹介していこう。

「サイ」の仲間では最も大きな体を持つ動物で、頭部にある大きさの違う二本の角が特徴的な種。大きな角の方は通常で約40cm～150cmのサイズになり、最長でおよそ160cmにも達すると言われている。大きな体格の見た目に反して性格は割と大人しく、人間と遭遇しても向って来る事があまりなく、すぐに逃げ出してしまう事が多い。また、同じ雄同士では縄張りなどを巡って争う事があるものの、角を突き合わせて戦う割には激しい争いになる事はまず無いと言われている。
ちなみに、「シロサイ」の名前の由来は別に体が白いからという事ではなく、本種の平たくて広い口を指す“wide”という言葉を、白を示す“white”と聞き間違えた為だとされている。

「へいげんちほー」に登場する「ヘラジカ」率いるチームの一員。「～ですわ」といった上品なお嬢様言葉を使う「フレンズ」で、やや巻き毛の金髪ポニーテールと西洋の騎士を思わせるごつい鎧が特徴的。
上品ながらも凛々しい佇まいを見せ、戦闘でも物怖じする事無く勇敢に立ち向かっていくタイプではあるようだが、如何せん鎧が重い所為でスタミナ切れを起こし易く、作中描かれた「サーバル」との対戦においても、逃げる「サーバル」を追いかけ回している内に疲れ切ってしまい、鎧が重いと言って開始早々ダウンしていた。しかし、そんな鎧のおかげか実は「シロサイ」は防衛戦には秀でており、ライバルの「ライオン」チームとの対決において、「かばん」が考えた作戦を遂行する為「オオアルマジロ」と共に守りに徹してついにその真価を発揮。「ヘラジカ」達別動隊が「ライオン」チームの本拠地に潜入するまでの時間稼ぎに大いに貢献していた。