サクセスストーリー作品集～戦国・江戸編～10 Pt.

山岡荘八による豊臣秀吉の物語を横山光輝が描いた、いわゆる「太閤記」の基本ともいえる漫画です。横山光輝版の『三国志』が好きな人なら、するすると読めるでしょう。

「ふざける」「おどける」の意味を持つ「へうげる」。師匠である千利休の死後、古田織部は「へうげ」をモットーとした独自の茶道で数寄者たちの天下を獲ろうとし、ついには豊臣家の筆頭茶頭になりました。

現在の三菱グループの礎を築いた、岩崎弥太郎の生涯を描いた物語。ちなみに斎藤道三の国盗りを描いた『猛き黄金の国　道三』と柳生一族を描いた『猛き黄金の国　柳生宗矩』もあるので間違えないように。

豊臣秀吉の名軍師として名をはせた、黒田官兵衛の生涯を描く歴史ギャグ4コマ漫画。物語の要所要所にちりばめられた歴史うんちくギャグ(官兵衛は子煩悩で、実家は目薬を売っていたなど)にも注目したい。

安土桃山時代から江戸時代にかけて実在した女性・小野於通を描いた歴史漫画。常人の目には見えないものが見える「天眼」と、男の公家に負けない教養を身につけた女性が歴史に翻弄される。