学者・博士と呼ばれている男性キャラ10選179 Pt.

アニメキャラの権威付けで格好の役職とも言える「学者」や「博士」と呼ばれる貴重なキャラを10人選び、その個性に触れてみよう!!

学者・博士と呼ばれている男性キャラ10選

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概要

賢いを追求した「学者・博士」のキャラ付けは個性的で当然!! そんあ個性あふれる博識のキャラ10人をここに一気に紹介する!!

『アトム ザ・ビギニング』「天馬午太郎」

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のちの「鉄腕アトム」を生む出すロボット工学を選考する大学生時代を描く物語で、この段階では、まだ博士とは呼ばれていないが、既に博士としての威厳と風格は持ち合わせていて、やや社交性には欠けるが、天才としての誉れが見え隠れする。意外とイケメンでもあり、黙っていれば間違いなくモテるタイプであるが、ついつい本音を口にしてしまい、不評を買っている。幼くして両親を亡くしていたり、「アトム」は自分の子供の代わりとして完成を夢見ていた経緯を考えると、家庭的には恵まれず、その不幸な環境をバネにして大いなる成果・実績を残している点では立派としか言えない。これでもう少し人間性の高さがあれば最高の存在であるが、その弱点を補うのが同僚の「お茶の水博士」であり、このコンビネーションは互いの弱点を完璧に補っていて、この点でも見事としか言えない。この2人でなければ「アトム」は生まれていないのだと思うと多少の人間的欠陥も気にならない。真の博士像を見た気がする。

『戦姫絶唱シンフォギアG』「ウェル博士」

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『シンフォギア』シリーズ第二弾に登場する組織「フィーネ」の志に惹かれて参加する「マッドサイエンティスト」。白髪・眼鏡・白衣に顔を隠すほどの長さの前髪がその雰囲気十分で自らも博士である事を誇りにしている。専攻は生物科学分野でその観察対象にして最高の到達点にいるのが主人公「立花響」であり、その「シンフォギア」装者としての能力を高く評価しているが、それ故に自分の手でより強く改造してみたいと言う欲求も人一倍高い危険思想を持つ。普段は大人しいが、自分の研究課題や材料や話題になると、高揚してハイトーンボイスで持論を長々と喋り出す。典型的な一点集中主義のマニア気質の人物であるが、有能ゆえに周囲も黙認している様子。味方にするにはちょっと躊躇するタイプであるが、決して敵には回したくないタイプでもある。実際、主人公達の敵となり、主人公達は苦戦を強いられている。担当声優「杉田智和」の怪演も見事にマッチして、良くも悪くも見事なまでに危ない博士を演じ切っている。

『銀魂』「平賀源外」

主人公「坂田銀時」と同じ江戸にする発明家でロボットならぬ「カラクリ」を制作する技術者でもある。モチーフはその名からも分かる通り実在の人物「平賀源内」から取っている。はげ上がった頭に大きなゴーグルに欠けた前歯が特徴的。とにかくメカ好きでカラクリだけでなく、「銀時」が乗るスクータや戦車すら自由にメンテナンス出来る柔軟かつ多彩な技能を持つ。他にも主人公らの無茶な注文にもキッチリ応えて、困った時の万能キャラ「源外」さんとして重宝されている。結婚歴があり、奥さんは不明ながら息子は親に反抗し、「鬼兵隊」に参加して戦死している。つまり家庭的には恵まれておらず、常に目を隠しているゴーグル姿は、その寂しさを隠していると言う説もある。実際、情に厚く、男気もあり、粋な計らいも出来るので、天才技師だけでなく「場の空気を読む天才」でもある。主人公が「万事屋銀ちゃん」なら、この人物も「万能メカ屋源ちゃん」として主役を張れると思うのは言い過ぎであろうか。

『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』「シズマ・ド・モンタルバンIII世」

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この作品の核となる未来のエネルギー「シズマドライブ」を研究・開発した人物で、その偉大なる業績の影に大きな落とし穴があり、その問題をひた隠し、苦悩する人物。つまり地球のエネルビー問題を解決したヒーローであり、地球を静止させる原因を作った危険人物でもある。そしてこの作品は「横山光輝」の全作品から著名なキャラが新たな立ち位置で登場する斬新な設定もあり「横山光輝」ファンなら一般的なファンより、より深く楽しめる作品になっている。そして「シズマ博士」も元は『鉄人28号』に登場する「ドラグネット博士」を登用している。そんな博士の苦悩と「シズマドライブ」の影の部分の謎解きや主人公メカ「ジャイアントロボ」の存在意義やロボを操る主人公「草間大作」の成長物語やヒロイン「銀鈴」の過去、敵対する「BF団」の真の目的などが複雑に絡み合い、壮大な物語が繰り広げられる。映像的にも迫力満点でエンターテイメント性の高い、見て損のない名作の一つと言える。

『岸和田博士の科学的愛情』「岸和田博士」

この作品の主人公で白髪に口髭を生やした初老の科学者。天才を通り越して超天才と言われる、IQ375の持ち主。この博士が発明した物は良くも悪くも人類に大きな影響を及ぼし、大きな貢献をするか大迷惑を掛けるかの両極端な物ばかり。有名な物では、人類が1.5mから10mになっても破れない服は、確かに破れないが、薄く伸びて透けてしまい、卑猥な状態になってしまうなど成果はあっても実用性に乏しいケースも少なくない。それでいて科学者としての挟持は揺るぎなく、失敗も成功までの一過程に過ぎないと位置づけていて悪びれない。この精神力だけは見習うべき点でもある。マンガとしても絵が上手くて読みやすく、妙なリアルさがある。主にドタバタ喜劇であるが、特に変型して戦う「都庁ロボ」など、アニメにしても映える内容・展開が多く、1990年代の作品ながらも今からアニメ化しても問題なく楽しめる作品だと考える。この作品を知って少しでも「真っ当な」科学者が増えて欲しい。

『ARMS』「キース・ホワイト」

身体の一部を「ナノマシン」で強化し、人を兵器として改造する謎の秘密結社「エグリゴリ」の最高幹部にして科学者でもある。遺伝子操作も行っていて、「キース・ブルー」や「キース・ブラック」など複数のクローン人間が存在する。同じ遺伝子ながら能力、性格には違いが見られる。本来は主人公「高槻涼」が自身の出生の秘密を知ろうとして多くの災難に巻き込まれながらも自身の人体兵器の能力を活用して真相・核心に触れて行く物語であるが、この主人公に敵対する「エグリゴリ」の存在、およびこのキャラの存在感が際立っていて、ある意味、主人公より目立っている。人体の改造も他者より自分自身への改造度合いの方が大きくて、自己犠牲の精神なのか自分の技術に対する絶対的信頼なのか判らないが、その徹底ぶりには頭が下がる思いがする。もう少し正しい方向でこの技術を活かしていたのなら最高の科学者と言えるが、悪役の方が似合ってしまった惜しい、残念な人物でもある。

『天才柳沢教授の生活』「柳沢良則」

この作品の主人公で大学教授。専攻は経済学であるが多方面で博識な所を見せている。年齢は不明ながら60歳後半から70歳代と思われる。オールバックで細い目と、ほぼ笑わない表情の乏しさが特徴的。当初は厳格で生真面目で自身の信念を一切曲げない堅物キャラで、歩く時、道に沿って真っ直ぐ進み、曲がる時は直角に曲がったり、毎朝5時30分起床、21時就寝のリズムを崩さず、理路整然とした生き方をしていた。その後、この堅物キャラの人間性や日常生活にも多くスポットライトをあてて、より味わい深いキャラとして描かれるようになっている。特にこんな堅物でも妻と子供が居て、その馴れ初めや4人の女性ばかりの子供達との関係を描いた話も盛り込まれていて、心が温まる話も多い。教授や博士と呼ばれる人も当然ながら普通の人であり、家庭もあり、プライベートもある。そして意外と普通であったり、また逆に一般人とは全く異なる一面も垣間見れるのは貴重な事であり、その貴重な日常を面白く描いている良質な作品となっている。

『Dr.スランプ アラレちゃん』「則巻千兵衛」

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主人公「則巻アラレ」の生みの親であるが「アラレ」ちゃんは女性のアンドロイド。周囲には歳の離れた妹として紹介している。一人で研究開発を続ける科学者で、他にも天才的な発明をいとも簡単に実現しているが、主人公は「アラレ」ちゃんなので、物語の中盤以降では出番は控え目になる。エロオヤジでもあり、その情熱で発明した「非生命体透過メガネ」や「タイムストップウォッチ」などがあり、方向性はともかく、その技術力は本物と言える。「アラレ」ちゃんの非常識な日常が楽しい作品であるが「則巻博士」の奇想天外な発明品を楽しむ作品でもある。そんな好きな発明を自由に作って生計を立てているのは羨ましさもあるが、凡人には出来ない偉業でもある。後にこの作品のマドンナ的存在である「山吹みどり」とも見事に結ばれて、これ以上無い、幸福な人生を歩んでいると言える。何ら可愛げのない寸胴オッサンキャラながら、どこか憎めない、愛らしい技術者キャラと言える。

『名探偵コナン』「阿笠博士」

周知の事であるが「博士」は「ひろし」と読み、この人物の名前であり、博士と言うより発明家と言った方が正しい。苗字の「阿笠」も推理小説作家の名前から流用していると思われる。主人公「工藤新一」の正体を知る人物であり、協力者であり、主人公に自身の発明品を数々を与えて活躍の場を提供している有能な人物。特に事件解決時に「眠りの小五郎」として「毛利小五郎」の代わりに話す蝶ネクタイ型マイクは、必須アイテムと言える。実用的な発明品を作るには苦労が多いのか52歳にして頭頂部はハゲ上がっているが、10年前の髪がフサフサなシーンも描かれていて、この人物の歴史的背景も楽しめる。警察からの信頼も厚く、この人物なしにこの作品は成り立っていないとすら言える。犯人をすぐに見つける発明すら出来そうであるが、それはタブーであり、やはり主人公に頑張ってもらうのが正しい推理作品としての楽しみ方と言える。主人公と共に最高の結末を迎えて欲しい。

『サイボーグ009』「ギルモア博士」

9人の「サイボーグ」戦士を生み出した科学者で63歳。悪の組織「ブラックゴースト団」に属していたが、良心の呵責から「サイボーグ」戦士達と共に組織を抜け、正義のために戦う道を選ぶ。大きな鼻に豪快に伸びた白髪が厳格な博士像をストレートに表している。「サイボーグ」戦士達の父親的存在でもあり、心の支えにもなっている。家庭的背景は全く見えないが、独身で研究に人生の全てを費やした博士の中の博士として描かれていると思われる。しかし、マッドな博士ではなく、思考的にも状況判断も的確かつ最適解を導いており、自分の担当分野以外でも凡人ではない事が見て取れる。決して「001」をあやしているだけの好々爺ではない。あまり出番の多いキャラではないが、この博士の存在があるから「サイボーグ」戦士達は安心して正義の戦いが出来るのが納得・理解できる。厳しすぎず、優しすぎず、物事の真相を見極める事が出来る、博士の肩書を取っても尊敬に値する立派な人格者と言える。

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