大洋を進む軍艦は、まさにロマンと言える。戦術を駆使した手に汗握る艦隊戦。奇策をもって、たった一隻で大艦隊に立ち向かっていく海戦。今回は、そんな魅力的な軍艦の海戦(宇宙戦)シーンのあるアニメを5つ紹介したい。全速前進、よーそろー!
2016年11月26日から「劇場版 艦これ」が公開された。それにちなんで、今回は擬人化された艦艇ではなく、本物の艦艇が登場するアニメを5つ紹介したい。
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大洋を進む軍艦は、まさにロマンと言える。戦術を駆使した手に汗握る艦隊戦。奇策をもって、たった一隻で大艦隊に立ち向かっていく海戦。今回は、そんな魅力的な軍艦の海戦(宇宙戦)シーンのあるアニメを5つ紹介したい。全速前進、よーそろー!
出典:宇宙戦艦ヤマト2199
言わずと知れた名作『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのリメイク作品。
「ガミラス」との戦争により、滅亡の危機に立たされた人類は最後の希望をかけて、遠き彼方の惑星「イスカンダル」に向けて長い旅路に出た「宇宙戦艦ヤマト」の戦いを描く。
初代ヤマトの枠組みはそのままに、矛盾点を解消したり、ストーリー展開をより面白くするための再構築を施した。例えば、初代では戦艦大和の残骸を改造して建造した。という設定であったが、この『2199』では、戦艦大和の残骸に偽装して建造したという設定になっている。キャラクターデザインも生まれ変わり、「昔のアニメは絵が苦手……」という方でも楽しんで視聴できる作品だ。
このアニメの一番の見どころは、何といっても宿敵「ドメル」との決戦。様々な「ガミラス」の航空機が登場し、ヤマトとの激戦を繰り広げる。「ドメル」が乗艦する戦艦「ドメラーズⅢ世」との直接対決は、手に汗握る名シーンだ。本編はもちろんのこと、サイドストーリーを描いた映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』もオススメ。さらに、続編の『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章が2017年2月25日公開予定となっている。今後のヤマトの戦いぶりにも期待したい。
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2人の主人公「ラインハルト・フォン・ローエングラム」と「ヤン・ウェンリー」を軸に、銀河帝国と自由惑星同盟の抗争と盛衰を描く名作スペースオペラ。
大宇宙を舞台に、大規模な艦隊戦が繰り広げられる。戦略的不利を覆す「ヤン」の類稀なる戦術は、まさに奇跡。そして、2人の主役はもちろんのこと、帝国側では「ロイエンタール」や「ミッターマイヤー」、同盟側では「シェーンコップ」や「メルカッツ」といった魅力溢れる部下たちにも注目してほしい。多くのSFファンから愛される名作。自分が歴史の観察者になったかのような気分にさせる雄大なドラマをぜひ体感していただきたい。
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この『ハイスクール・フリート』は、軍艦と美少女が織り成すドラマを描いた作品である。
低地が海中に沈んだことで、日本が海洋大国として発展した世界。軍艦は、民間用に転用され、その艦長は女性が務めることが習わしとなった。主人公「岬明乃」は、航洋艦「晴風」の艦長として海洋実習に赴くが、その先に待ち受けていたのは厳しい苦難であった――。
モデリング、動き、ストーリー、全てが見る者を楽しませる、ぜひオススメの作品だ。
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この作品の主役は潜水艦。正体不明の「霧の艦隊」により、全ての海洋が支配された世界。
主人公「千早群像」は、クルーたち、そして乗艦の潜水艦「イ401」と共に戦いを挑む。重要になってくるキーワードは「メンタルモデル」、霧の艦隊がそれぞれ持つ人型の意識体だ。敵であるはずの霧の艦隊のメンタルモデルが人との交流により、少しずつこれまでとは違う感情を持ち始める。
戦闘シーンの見どころは、何といっても潜水艦であることを活かした戦術。潜航と浮上を巧みに使い、海底の地形も利用する。格上である敵艦をどのような戦術で撃破するか。切り札の武器をいつどのように使うか。潜水艦の戦いの魅力を感じていただきたい。
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イージス艦が第二次世界大戦の時代にタイムスリップしたら、果たして――。そんなIFを描いた物語がこの『ジパング』である。イージス艦のゆきなみ型護衛艦3番艦「みらい」とそのクルーたちが主役。
自らが歴史を変えてしまうのではないかという葛藤に苦しみながらも、戦い抜く乗組員たちの生き様に注目。これまで紹介してきた作品では、艦砲や魚雷が主役だったが、この作品ではミサイルが主役。現代の兵器が織り成すスタイルの違う海戦をぜひ楽しんでほしい。
51 Pt.
247 Pt.
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