テレビアニメ「FAIRY TAIL ファイナルシリーズ」2018年10月放送。そこで妖精たちが登場する漫画を集めた。作品によってトラブルメーカーだったり癒やし役だったり、さまざまな役割を担う妖精たちを見ていこう。
かわいかったりイタズラ好きだったりする妖精たちをご紹介!
出典:講談社
テレビアニメ「FAIRY TAIL ファイナルシリーズ」2018年10月放送。そこで妖精たちが登場する漫画を集めた。作品によってトラブルメーカーだったり癒やし役だったり、さまざまな役割を担う妖精たちを見ていこう。
出典:マンガペディア
本作は、魔法やドラゴンが存在する世界を舞台とするファンタジー冒険譚だ。一流の魔導士を目指す少女・ルーシィ・ハートフィリアは、ひょんなことからギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入する。だが、「妖精の尻尾」は、実力はあるが問題児だらけのギルドだった。ルーシィは、主人公である滅竜魔導士の少年・ナツ・ドラグニルとコンビを結成。ルーシィとナツは、ライバルギルドや闇ギルドとの戦いに身を投じていく。2009年より3度に渡りアニメ化。
本作に登場する妖精は、ハッピーだ。主人公・ナツの相棒であり、ギルド「妖精の尻尾」のマスコットでもある。ハッピーは青い猫の姿をした妖精だが、人間の言葉を話し、2足歩行をする。そして、翼(エーラ)という魔法で空を飛ぶことができる、一人前の魔導士でもある。ハッピーは男女のペアを見ると、すぐに恋愛関係に結びつけてからかう。ハッピーと命名したのはナツで「卵から生まれた瞬間に、ギルドの皆が笑顔になった妖精」だったため。ギルドの大切な一員でS級魔導士昇格試験にもナツのパートナーとして挑んだ。
出典:マンガペディア
ごく普通の女子中学生・南楓は、クラスメイトの少年・結木摂に片思いをしている。ある日、楓は旅行から帰って来た母親から、お土産として「恋のおまじないができる」というマグカップをもらう。楓が「結城くんと両思いになれますように」と願ったところ、マグカップから恋の妖精・ミルモが現れた。他の妖精たちも現れて、恋にトラブルに、楓の忙しい日々を描いたファンタジーラブコメディだ。2002年にテレビアニメ化された。
本作に登場する妖精は、恋の妖精・ミルモ。わがままでドジなところがある、かわいい妖精だ。けれど、楓を幸せにしようと使った魔法でかえって大騒ぎを起こしてしまうなど、トラブルメーカーぶりも発揮する。そんなミルモだが、実は妖精の住む世界「ミルモの里」の第1王子だ。リルムという婚約者もいる。リルムも、ミルモと同じく魔法を使えるかわいい妖精だ。けれど、魔法を使うときには、なぜか凶悪な表情になってしまう。普段のリルムの愛らしい表情とのギャップに、驚かずにはいられない。へそ曲がりだけど実は優しい心を持ったミルモが、楓を無事に幸せにできるのか。ミルモとリルムは結婚できるのかも、注目したいポイントだ。
出典:メデイアファクトリー
田中ロミオ原作のライトノベルのコミカライズ作品。人類が緩やかな衰退を迎えて数世紀。「妖精さん」のものになった地球が物語の舞台。人類である主人公の女性「わたし」は、人類と妖精さんをつなぐ調停官である。「わたし」は、妖精さんが起こす様々な騒動に巻き込まれていく。田中ロミオならではのブラックコメディが随所に散りばめられている、メルヘン・ファンタジー作品だ。
本作に登場する妖精は、名前もそのままの「妖精さん」だ。妖精さんには、個別の名前はないのだ。妖精さんの平均身長は10センチメートルで、3頭身。とがった耳と大きな帽子が妖精のトレードマークで、いつもメルヘンチックな姿をしている。妖精さんは高い知能を持ち、お菓子が大好きである。お菓子が食べたいがために、お菓子作りが上手な主人公「わたし」の時間を巻き戻したり、「わたし」を増殖させたりと、無邪気にその能力を振るっていく。本作では、人類と妖精さんのほのぼファンタジーが楽しめる。一方で、人類衰退の謎に迫るなど、シリアスな要素も併せ持つ作品である。
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身の丈を超える鉄塊のような剣を持つ「黒い剣士」ガッツ。各地で人々を脅かす異形「使徒」を狩るガッツの姿は、まさに狂戦士(ベルセルク)だ。かつての親友・グリフィスを討つため、おともの妖精・パックとともに果てのない旅に出る。繊細な筆致と壮大な世界観で描かれるダークファンタジー。
本作に登場する妖精は、少年のような見た目の妖精・パックだ。ガッツに助けられたことをきっかけに、彼と行動を共にするようになる。パックの鱗粉には、傷を癒やす力がある。使徒との戦いで傷だらけになったガッツにとって、パックの鱗粉は大きな助けとなった。どんな時も明るさを失わないパックは、孤独で過酷な戦いを続けるガッツにとって、救いとなる存在だ。パックと出会った当初のガッツは、パックのことを「便利な傷薬」程度にしか思っていなかった。けれど、旅を続けるうちに、ガッツにとって欠かせない相棒となっていく。ギャグシーンでベックは、2頭身で栗のような頭部の姿で描かれ、その姿でのガッツとの掛け合いは、シリアスな展開が多い本作において癒しともいえる光景だ。
出典:マンガペディア
物語の舞台は、かつて世界征服を目論んだ魔王・ギリが復活した世界。勇者マニアの両親に育てられた主人公の少年・ニケと、不思議な魔法・グルグルを使う魔法使いの少女・ククリは、魔王を打倒す旅に出る。だが、「へっぽこ勇者」と「ドジっ子魔法使い」の2人の道中に待っていたのは、あらゆる失敗と、一風変わった妖精たちに振り回される日々だった。抱腹絶倒のファンタジーコメディだ。
本作には一風変わった妖精たちが登場する。「さっぱり妖精」は、とにかく「さっぱり」している状況に、扇子を手に現れる。そして「はぁ~、さっぱりさっぱり」と言いながら通り過ぎる。「どさくさ妖精」は、大混乱が起きているところに、両手に大根を持って登場する。さっぱり妖精とどさくさ妖精は、変な登場の仕方にも関わらず、気付いてもらえないことが多い。ククリの「グルグルの魔法陣」で召喚できるが、呼び出したところで何の役にも立たない。他にも、とても口の軽い妖精・グリエルが登場する。グリエルが、カセギゴールドというモンスターの弱点である「肩のうしろの2本のツノのまんなかのトサカの下のウロコの右」を友人に言いふらすシーンは、実におもしろく笑わずにはいられない。これはとても役立つ情報なのだが、あまりの長さに、ニケたちは覚えることができなかった。
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