今や美少女が登場しないアニメというのは存在しないのではないだろうか。アニメの世界においてはモブキャラですら美少女である。そんな中において美少女と呼ばれるヒロインたちはどれ程美しい存在なのだろう。
美少女アニメの源流はどこにあるのだろう……。その歴史を紐解いてみること面白い発見があるかもしれない。時代を遡ってご紹介する。
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今や美少女が登場しないアニメというのは存在しないのではないだろうか。アニメの世界においてはモブキャラですら美少女である。そんな中において美少女と呼ばれるヒロインたちはどれ程美しい存在なのだろう。
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東京千代田区にある「音ノ木坂学院」は3年後には学校統廃合の危機に瀕していた。そんな中、現状を打破するため9人の女子生徒が立ち上がる。自らがアイドル活動をすることで学校をアピールし、入学希望者を増やすためのプロジェクトが始まる。この作品は右を見ても左を見ても美少女だらけである。大人数型のアイドルグループのアニメであるが、作品の内容は様々な困難や壁を努力で超えようと奮闘するスポ根要素も見受けられ、可愛く、そして応援したくなるアニメ作品だ。美少女アニメとひとくちに言っても本作のように複数人登場するアニメもあれば、ヒロインやサブヒロインが美少女であるアニメも多い。
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ヒロインである「涼宮ハルヒ」は入学式早々に「ただの人間には興味ありません。この中に、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」という言葉を言い放つ。そんな「ハルヒ」に好奇心で話しかけた主人公「キョン」の日常生活は、超常現象に巻き込まれることになる。その後、「ハルヒ」は「キョン」とともに「SOS団」という謎の組織を創設し、人間ならざる部員を増やしていくことに……。「ハルヒ」のツンデレっぷりを始めとする美少女たちの強力な個性が魅力的だ。00年代のアニメの金字塔であり、その後に続くハーレム系、萌え系、ツンデレ、一風変わった名前の部活動というジャンルを作り上げたと言っても過言ではないかもしれない。こっそりと楽しむようなジャンルであったアニメ文化が市民権を得て、堂々と楽しめるジャンルになったパイオニア的存在とも言える作品ではないだろうか。
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西暦2000年、「セカンドインパクト」と呼ばれる大災害によって地球の人口は半分までに減った。主人公である「碇シンジ」は父、「碇ゲンドウ」が総司令を務める特務機関「NERV」に呼び出され、汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗って様々な能力を持つ「使徒」と呼ばれる謎の敵と戦うこととなる。「綾波レイ」、「惣流・アスカ・ラングレー 」など美少女たちもパイロットとして戦いに身を投じていて、それぞれ設定や心理描写がとても秀逸で、熱烈なファンがいるのも頷ける。それまでのアニメのヒロインというのは、カワイイ存在であったり守るべき存在、もしくは憧れの対象であったが、90年代頃から主人公と一緒に戦うヒロインという存在も数多く登場するようになった。
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浮気性な主人公「諸星あたる」と宇宙人「ラム」によるドタバタラブコメディであり、その斬新な作風から世間に衝撃を与え、後のアニメやマンガに影響を与えた。現代のアニメにおいては露出度の高いキャラは珍しくないが、当時はビキニにロングブーツという露出度の高い服装が世間を賑わせた。天真爛漫で快活、 裏表もなく何をやっても可愛いので、ちょっとぶりっ子な部分があっても愛でてしまう視聴者も多い。このヒロイン像は後のアニメのヒロイン像に間違いなく付与されていることだろう。
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主人公は黙っていれば美少女の「神崎メグ」。だが彼女の性格は恐ろしく活発的であり、また怒ったときに口が悪くなるなどの短所があるが、心優しい所もある。彼女のライバル「郷ノン」は「神崎メグ」と真逆の性格でクールビューティーであり才女。この二人は魔界の次期女王候補であり、その女王の資質を身に着けるために人間界に送られ、時にぶつかり合い、ドタバタ騒動を起こしながら波乱万丈な日々を送ることになる。同じ70年代アニメである『キューティーハニー』と違うのは視聴者層であろう。『キューティーハニー』は男の子向けアニメ、『魔女っ子メグちゃん』は女の子向けアニメ。今でこそ、そういった住み分けのようなモノは無くなったように思うが、当時は存在していた。
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