『ブラック・ジャック』といえばヒロインのピノコが実は奇形嚢腫(ただし、人体のパーツは全部ある)だったり、意思を持った人面瘡の治療、はてはケガをした宇宙人の治療など難病・奇病のオンパレードだった。
医学を描いた漫画といえば、主人公の医師や看護師らが病気の人たちを救うというのが普通です。でも、作品によっては扱う病気が怪奇的な難病・奇病だったりすることもあります。医学漫画にはそうしたホラー的な要素も実は結構求められていたりするのです。ここでは、そんな難病や奇病、医療の闇などを取り上げてみました。
『ブラック・ジャック』といえばヒロインのピノコが実は奇形嚢腫(ただし、人体のパーツは全部ある)だったり、意思を持った人面瘡の治療、はてはケガをした宇宙人の治療など難病・奇病のオンパレードだった。
研修医・斉藤英二郎を通じて現代医療の実態を描いた話題作。移植編では腎臓移植による拒否反応の恐ろしさ、生体腎移植の是非、移植医療についての倫理的問題など、一見さんには重い内容となっている。
一見突っ張っているようで実は繊細な心を持っていたハーフのアタッカー、ジュン・サンダースが骨肉腫にかかり、志半ばで亡くなってしまうというストーリーは読者にとってトラウマとなり、この病名は心に深く刻まれた。
記憶喪失の少女・天野麻利耶が罹った狂声病(スーパー・ソニック・ソプラノフィー)とは、驚くと最終的に超音波レベルに達する高い声を出す病気で、超音波を出し続けると呼吸が止まって死に至るという奇怪なものだ。
絵が好きだが頭の弱い蔵六が全身に七色のできものができる奇病に罹る。森の奥に移された蔵六は、己の膿を絵の具として絵を描く。そのおどろおどろしい病の描写は今見ても、虫ずが走るおぞましさである。
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