『けものフレンズ』図鑑!「アミメキリン」編215 Pt.

TVアニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回ピックアップするのは、クジラ偶蹄目キリン科キリン属キリン亜種の「アミメキリン」。生物学上の「アミメキリン」も紹介しながら、フレンズ「キリン」さんの生態をご紹介していこう。

「キリン」の中でも、茶色の斑と白い網目模様がはっきりと付いている種で、別名「ソマリアキリン」とも呼ばれる動物。首や舌の長さ、雄雌共にある小さな角など形態は他の「キリン」とさして変わらないが、ケニアで一般的に見られる「マサイキリン」よりも体は小さく、また後頭角も見られない。雄の方が雌よりも体が大きく、雄は平均で約800kg～1500kgの体重なのに対し雌は約550kg～1000kgと結構な差が見られる。
他の「キリン」同様、雄雌共に体が大きい故に大量の食物が必要で、一日のおよそ18時間を食事に費やすとも言われている。また、外敵から身を守る為に睡眠時間は1時間～4時間程度と短く、飼育されている同種と違い立ったまま就寝する事でも有名。優れた視覚と聴覚で敵を発見すると、時速約50kmにもなるスピードで逃げるそうだ。

宿泊施設の「ロッジアリツカ」に滞在している「アミメキリン」のフレンズで、「キリン」の彩色をした長い髪が特徴的な女の子。自称名探偵を名乗っているが、推理の腕があるかと言えばそうではなく、彼女が導き出す答えはどれも当てずっぽうで根拠が無く、筋も何も通っていない斜め上を行くものばかり。作中でも「サーバル」と初めて出会った際に「サーバル」が名乗るのを遮ってまで、彼女が何の動物であるか当ててやると推理を披露するが、導き出した答えは「ヤギ」という全く的外れなもので、更に自分の推理が間違ってるはずがない、嘘をついているだろう、と詰め寄って「サーバル」を困らせていた。