『けものフレンズ』図鑑! 「フェネック」編123 Pt.

TVアニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回ピックアップするのは、ネコ目イヌ科キツネ属フェネックの「フェネック」。生物学上の「フェネック」も紹介しつつ、『けものフレンズ』に登場する「フェネック」の生態をご紹介していこう。

寒暖の差が激しい砂漠に生息するイヌ科の最小種。特徴的な耳は10cm～15cmとイヌ科の中で最も大きく、体熱の放出と砂の中の獲物を探すのに適していると考えられている。野生では10匹以下の家族群を形成して暮らしており、その多くは雄雌のペアとその子供という構成。砂地に数mに及ぶ穴を掘り、昼間の暑さや夜間の寒さを凌いでいる。
優れた跳躍力を有しており、垂直に70cm近く、水平方向に120cm跳躍する事が可能。また渇水に強く、生活に必要な水分の殆どを植物から摂取していて、水が無くても生活していけるとさえ言われている。

いつも「アライグマ」、通称「アライ」さんと行動を共にするフレンズ。せっかちな「アライ」さんとは違い、のんびりとしたマイペースな性格をしていて、先走り気味な「アライ」さんとは対照的に冷静に物事を判断できる観察眼を持っている。また、「アライ」さんがいつもあさっての方向に突っ走ってしまう為、星の位置を把握して方角を知る技術も習得してしまった。のんびりとした口調と表情からは想像できない程、フレンズの中でも比較的頭が良い女の子である。