インプレスグループで鉄道関連の出版事業を展開する「株式会社天夢人」2017年3月21日に『旅と鉄道』2017年5月号を発刊した。
今回は「聖地巡礼」の鉄道×アニメ版を大特集。グラフページでは大ヒットアニメ映画『君の名は。』の鉄道シーンを一挙公開。巻頭ルポでは『この世界の片隅に』の舞台である広島と呉の街を訪ね、主人公「すず」さんが乗った鉄道を探訪する。そのほか「西武鉄道」×『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』×秩父や、鹿島臨海鉄道×『ガールズ&パンツァー』×大洗、京阪電鉄×『響け!ユーフォニアム』×宇治など、町おこしにひと役買ったアニメの旅や、鉄道シーンが印象的なアニメ、ラッピング列車を特集。
空前の大ヒットアニメ『君の名は。』の作品中のいたところで描かれた鉄道シーンを一挙公開。主人公の東京暮らしの男子高校生である「瀧」と、田舎暮らしの女子高校生である「三葉」、それぞれの生活の違いを表現するために描かれた都心の駅や単線のローカル線など、美しく描かれた鉄道シーンの数々を誌上で公開。
「新海誠」監督作品『秒速5センチメートル』『雲の向こう、約束の場所』などの鉄道シーンを取り上げる。
戦前から戦後の広島・呉を舞台にした『この世界の片隅に』に描かれた、「広島市電」、「呉線」、「呉市電」の世界をめぐる旅のルポ。スチールカットをふんだんに盛り込むことで、映画の世界観を誌上でも再現。アニメに描かれた舞台と今、そして戦時中の様子を振り返る旅へと案内する。
『この世界の片隅に』の「片渕」監督の前作として注目の『マイマイ新子』の舞台めぐりを紹介。
アニメの舞台となったことで、鉄道会社、沿線自治体が一体とって、町おこしに取り組んでいる作品を取り上げる。
アニメ×鉄道対談
『銀河鉄道999』の作者である「松本零士」氏に、西武鉄道を走る「銀河鉄道999デザイン電車」の運行やデザインにまつわる、アニメと鉄道の力について語る。
2017年春以降に公開、放送される予定のアニメを取り上げ、鉄道シーンとともに紹介。
『ひるね姫』
『打ち上げ花火、下から見るか?上から見るか?』
『夜は短し歩けよ乙女』
『有頂天家族2』
これまで走ったアニメが描かれたラッピング列車を紹介。
「台北」から日帰りでアクセスできるローカル線平溪線と、『千と千尋の神隠し』のワンシーンを思い起こさせる街並みと評判の九份を訪ねる旅を紹介。