メガネっ娘がヒロインの漫画オススメ５選0 Pt.

本作のヒロインでタイトルにもなっているメガネっ娘は、「金剛寺さん」こと金剛寺金剛だ。何事も正論と合理性で考える性格の彼女は、父と妹の3人暮らし。亡き母親の代わりに家事をこなし、柔道家である父の夢を継いでオリンピックで金メダルを獲ることを目標にしている。そんな彼女は樺山と両想いになったあとも、妹の銀子が成人するまで見守ることと柔道に専心してしまい、恋人らしい付き合いをまったくしてこなかった。だが物語が進み、樺山との関係が深まるにつれ、彼女の心にも変化が訪れていく。タイトル通りいろいろと「面倒臭い」金剛寺さんの魅力が、だんだんと分かってくる作品だ。

本作は、主人公のアラレが挨拶する時の「んちゃ」、走る時の擬音である「キーン」、驚いた時などに言う「ほよよ」など、独特の「アラレ語」が大きなブームとなった。アラレはアンドロイド（人間型ロボット）なのに極度の近眼で、トレードマークであるメガネを着用している。周囲にはアンドロイドであることを知られないために、制作者である千兵衛の年の離れた妹ということで学校にも通っている。そんなアラレは凄まじいパワーの持ち主で、パンチで地球を割り、マッハ1.5で走り、車にぶつかっても逆に跳ね飛ばしてしまうほど頑丈でもある。ペンギン村には命を悪の科学者や悪魔、地球征服を狙う宇宙人など様々な驚異がやってくるが、パワフルで無邪気なアラレはそれらを人知れず撃退していくのだった。

原作ではヒロインのクラスメイトのひとりであった脇役キャラの氷室鐘が、本作では主人公に抜擢された。聖杯戦争の舞台となる冬木市で暮らす、氷室や彼女のクラスメイトたちが送る学園生活と日常がメインの物語だ。氷室は容姿端麗、文武両道の才色兼備なメガネっ娘。諸葛孔明のような羽扇を持ち「軍師」っぽく策略を巡らせることもある。ただし肝心なところで失敗するという悪癖もあり、たてた策の成功率は意外と低い。そんな彼女の父親は、冬木市の市長職についている。氷室も冬木市で何か不穏な事件が起きていることを察しつつもただの一般人であるため、「魔術師」や「聖杯戦争」については何も知らない。だが彼女は友人たちと協力し、人々の安全や街の平穏のために尽力するのだった。多岐にわたるパロディやマニアックな雑学が多数盛り込まれた、ハイテンションなギャグの数々も見どころだ。

本作のヒロインである雨宮桜子は、クールな美少女メガネっ娘だが、他人を拒絶しているために「氷の女王」と呼ばれている。主人公のアゲハは過去の明るく優しい桜子を知っていて、今は家庭問題で暗くなってしまった桜子のことを気にかけていた。そんなある日、アゲハは「PSYREN」と書かれた赤いテレフォンカードを手にいれた。桜子も同じカードを持っていることを偶然知ったアゲハは、彼女が行方不明になった原因がそのカードではないかと推察する。その後アゲハは、荒廃した未来「サイレン」の世界に召喚され、桜子と再会する。その世界に呼ばれた者は「PSI」という超能力に目覚め、様々な特殊能力を得る。アゲハと桜子、そして仲間は、未来の世界で命懸けの戦いに身を投じる事になるのだった。

本作のメインキャラのひとりであるインテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング（通称「インテグラ」）は、王立国教騎士団を統括するヘルシング家の若き女当主である。彼女は褐色の肌に長い髪、そしてメガネをかけた凛々しく美しい女性だ。インテグラは10年前に死んだ父の跡を継いでヘルシング家当主となったが、ある時自らの叔父に殺されかける。絶体絶命の窮地において、インテグラが流した血によって吸血鬼「アーカード」の封印が解け、以降アーカードは彼女に仕えるようになった。インテグラはアーカードを吸血鬼を倒す切り札として使役し、秘密裏に戦いを繰り広げ英国の治安を影から支えていた。だが謎の組織「ミレニアム」の暗躍により、英国を未曾有の危機が襲う。