『けものフレンズ』図鑑!「アライグマ」編114 Pt.

アニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回は、ネコ目アライグマ科アライグマ属アライグマの「アライグマ」。生物学上の「アライグマ」と共に比較しながら、「アライ」さんの生態を紹介しよう。

基本的には水辺付近の森林に生息するが、湿地や農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる性質も持つ。自分で巣穴を掘る事は無いが、他の動物が地中に掘った巣穴や木の洞、時には農家の納屋や物置に入り込んで住み着く事もある。行動範囲は基本的に直径1km～3kmだが、生息環境や性別の違いによって大きく異なり、開けた草原などにおける雄の行動範囲は7k㎡～50k㎡、雌は2k㎡～16k㎡になるとも言われている。四肢に5本の指を持ち、水かきは無いが泳ぐ事が可能で、また後ろ足で立ち上がる事もでき木登りも得意。前足の鋭い感覚を用いて水中の獲物を捕らえる事が可能であり、その様子が物を洗っているように見える事から「アライグマ」と名付けられた。しかし、別段“洗う”という行為をしている訳ではなく、水が無くても物を擦るような動きをする事がある。

言葉の語尾に「～なのだ」や「～のだ」を付けるのが口癖の女の子で、通称「アライ」さん。帽子泥棒を追っているが、目的の帽子を持っている人物が「かばん」だと知らず、行く先々で彼女に関する良い話を聞いて、「かばん」さん、と呼び尊敬の念を抱くようになる。性格は非常にせっかちで、その上無鉄砲。他のフレンズの話をあまり聞かない所があり、勘違いから余計な遠回りや暴走などをしてしまう事もしばしば。しかし、その行動力には凄まじい物があり、帽子泥棒、もとい「かばん」さん達を追いかけ長い道のりを徒歩で旅した根性は大したもの。その点は「コノハ」博士からも、辛辣な事を言われながらきちんと評価されていた。