小太りな男性キャラ10選213 Pt.

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この作品の主人公で中学生。ゲーマーで、その太った体型からは想像できないほどの反射神経の持ち主であり、ネットゲームで数々の記録保持者でもある。その凄腕を買われて、この作品のヒロインであり、物語を動かすキーマンでもある「黒雪姫」と知り合う事となり、主人公は仮想現実のバトルフィールドで戦う戦士としてその名を轟かせて行く。仮想現実アクション物語であり、仮想戦国物語でもある。仮想現実の世界では覇者であり、勇者でもあるが、現実世界では内向的でクラスのいじめられっ子であるこのギャップに心揺さぶられる。どうしても主導権を握っていると思われる「黒雪姫」に注目が集まるが、主人公は彼であり、彼が行動する事でこの物語は大きく左右される。そして彼の仮想現実での前向きな行動が実生活にも活かされ、徐々にいじめられっ子からも脱却して行く。物語の主題は仮想現実でのバトルであるが、現実世界で着実に自分の居場所と存在感を発揮して行く姿には素直に応援したくなる。親近感満載のキャラである。

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元女子高が共学となり、初めて入学した男子高校生5名の中の一人で、その名前からあだ名は「アンドレ」で、むしろ、あだ名から名前を付けている感が強い。巨漢ゆえに小太りを超えている感もあるが、小顔で仏の笑顔を持つ好青年で愛らしく、マスコット的要素も持っている。ドMキャラでもあり、囚人扱いを受けている現状や数々の羞恥プレイは本人にとってはご褒美になっている。基本的に受け身の姿勢なので、あまり目立った行動はしていないが、要所要所ではキッチリと自分の役割を果たし、虐げられた男子生徒達の一躍を担っている。後に囚人の立場から開放され、立場が逆になった時、今度は看守服に身を包み、一転してドSキャラにも変貌している。正に仏の顔をした阿修羅であり、その表情もまたどこか憎めない所が彼の持ち味でもある。つまりは環境に左右されやすい柔軟な思考と行動ができる人物であり、味方に付けると頼りになる存在でもある。今後も密かに活躍して欲しい。

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主人公「宮森あおい」が勤務する「武蔵野アニメーション」に所属するチーフデスクの一人で、アニメ『えくそだすっ！』の制作スタッフの一人。業界人っぽく、肩からカーディガンやセーターなどを羽織っている姿で登場する事が多い。何より彼を有名にしたのは、スケジュールの遅延やトラブルが発生した時に発する名台詞「万策尽きたー!!」で、このフレーズは後に色々なネットサイトで活用され、市民権を得ている。仕事ぶりは問題なく、優秀な部類に入る人材であるが、心配性で、そのストレスやしわ寄せが体型に現れている。事実、この会社を辞めた後、昔からの夢だったケーキ屋を運営する事となり、後にケーキの差し入れをしに行った時には痩せた姿となっている。この作品の主たる登場人物ではないが、アニメーション制作会社の実情をリアルに表現している貴重なキャラであり、脇役として役目を見事なまでに果たしている。彼なしに今ほどの人気作品にはなっていなかった……かもしれない。

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主人公で学生棋士である「桐山零」と同年代のプロ棋士であり、主人公の数少ない友であり、最大のライバルでもある。小太りなのは先天的な肝臓の病であり、それを隠しつつ、主人公と共に更に強い棋士になるべく努力を惜しまない。裕福な家の生まれで、常に執事の「花岡」が絶妙な位置関係を保って補佐している。持病ゆえに外で遊ぶ事ができず、室内で一人でも熱中できる将棋の世界に入る事となり、主人公とはまた異なる動機ながらも互いに相通じるものを感じているのは、友情を超えた人と人のつながりの素晴らしさを感じさせる。この「二海堂」は実在する棋士をモデルにしているのが感じられるが、名言はされていない。しかし、その行く末は予想される。可能ならその運命を乗り越えて欲しいが、予想通りの結末でも、それはそれで素直に受け入れられる。一人の若き有能で必死に生きる男の姿をちゃんと記憶して、その生き様を読者として反映するのが礼儀だとすら感じさせられる。物語の最後までちゃんと付き合いたい。

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火星で生まれ育った貧民街出身の苦労人で主人公「三日月・オーガス」や「オルガ・イツカ」の盟友に次ぐNo.3に位置する存在であり、血の気が多い二人を引き止めるブレーキや緩衝材の役割も果たす存在でもある。参謀役でもあり、外部交渉や作戦立案でもその手腕を発揮している。幼い妹達を高学歴で良い学校に就学させる為に働き、その費用を妹達の学費に充てている。正に歩く良心であり、危険と隣合わせの厳しい世界に安らぎを与えるオアシスのような存在であり、この3人によるサクセスストーリーだと思って見ていたら……有り得ない展開に度肝を抜かれる。自分がこの作品の原作者ならこのような展開には、したくても出来ない。それをやってのけた点でこの作品の凄さも感じるが、あまりにも悲しすぎる。そして物語の後半で「ビスケット」の妹達が僅かなシーンで登場し、ちゃんと学業に専念している事が分かった時には、得も言われぬ感情に包まれる。物語の主題ではないが、心に響くシーンであり、良い逸話になっている。

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主人公「岡部倫太郎」と同じ大学生の19歳。通称「ダル」と呼ばれ、主人公と同じラボのメンバーに組み込まれ、色々と問題になる発明品の開発者でもある。機械いじりが得意でパソコンではハッカー行為も成功している。小太りを通り越している風貌であるが、身長164cmと意外に小柄で体積としては思ったほど大きくない。秋葉原の住人らしく、可愛い萌え系の追求に余念がなく、メイドカフェにも足繁く通っている。そしてその追求は更にエスカレートし、ラボメン「椎名まゆり」や「牧瀬紅莉栖」から正式に「変態」として任命されるが、それすら誇りに思っている筋金入りの変態さんでもある。この作品で発生するタイムパラドックスの原因となる発明品の開発者であり、ラボの重鎮であるはずが、その扱いは決して恵まれたものではなく、むしろ不遇とすら言える。そのストレスが体型に現れた……とは思いたくないが、別の世界線で痩せて精悍な顔をした「ダル」の姿も見てみたかった。まだまだいじり甲斐のあるキャラでもある。

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この作品の主人公で「マリネラ王国」の国王で年齢は10歳。時代は止まっているので年齢は取らない世界になっている。ナンセンスギャグ作品であるが、SFやオカルトや実際の世界の動向や時事ネタなども盛り込み、多角的に楽しめる長寿マンガ作品であり、その全てはこの主人公の奇抜さと奇天烈さに集約されていると言っても良い。等身が変わらずにシリアスな顔とデフォルメした顔が成り立つ稀有の存在でもあり、唯一無二で唯我独尊なキャラとも言える。ちょっとひねくれ者な所も面白いが、その行為のすべてにおいて国王らしい気品やセンスの良さを感じさせる。時には下ネタと思えるネタであっても、何故かいやらしさを感じさせない。これも「パタリロ」の年齢に適した設定が活きているのだと関心させられる。「クックロビン音頭」も必然性も重要性も無いが、何故かこのシーンが無いとこの作品らしさが生じない。あと人格すら変わる「シバイタロカ博士」に変装するシーンはお気に入りシーンでもある。このシーンだけでもお薦めしたい。

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主人公「生駒」の親友であり、理解者であり、意外な功績を残す人物で17歳。不死のゾンビ化した「カバネ」と戦う物語であるが、主人公達は蒸気機関車で移動し、人が生息できる城と街を行き来する生活を余儀なくされるロードムービーでもある。あらゆる点で絶望感に包まれ、このままでは人類は滅亡するのではないかと思われるが、僅かな希望として存在するのが、主人公の「カバネリ」と言う特異体質の状態であるが、この「逞生」もその「カバネリ」の研究に関わり、一つの結論を導き出す。よって彼の存在なしに主人公は最後まで生きながらえる事は出来ず、人類の望みも霧散する事なく繋ぎ止める事が出来ている。影のヒーローであると言えるが、ラストバトルでの非業の最期はあまりにも救われない。人類は彼の銅像や肖像画やその生き様を伝説として後世に残すのが必然であるとすら思うが、彼はそれを恥ずかしがって拒むであろう。こんな素晴らしい人物と知り合えた主人公が羨ましく思える。

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この作品の主人公で当初は高校球児。ポジションはキャッチャーでマンガ連載当時には目立たないポジションとして日の目を見なかったが、この作品で一気にキャッチャーのポジションの大切さや面白さ有名になり、その地位向上に多大なる貢献をしている。気は優しくて力持ちと言う小太りの基本でもあり、代名詞のような存在でもあり、スポーツマンとしても人間としても尊敬できるキャラでもある。実際、同年代の他校のキャッチャー「谷津吾郎」からは師事されている。「小さな巨人」と呼ばれる人気キャラ「里中智」もこの主人公のキャッチャーとしての高い能力に惚れ込んで同じ「明訓高校」に入学している。そんな主人公は読者からも愛され、高校卒業後には「プロ野球編」や「スーパースターズ編」などの続編にもつながっている。右投げ左打ちは実在のプロ野球選手でも大物選手が多く、その先駆け、事実を証明する存在にもなっている。「山田太郎」が現役でいる限り、野球マンガは安泰であると断言できる。

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この作品の主人公で高校生。「私立忍ノ者高校」で忍術を学ぶ学園物語であるが、ヒロイン「霧賀魔子」との恋愛物語でもあり、ラブコメの教本とも言える歴史的名作でもある。普段は食べる事といたずらが大好きな育ち盛りで思春期真っ只中の元気の塊であるが、人当たりも良く、どこか憎めない愛嬌満載キャラであるが、時に生じるトラブルや困難を前にすると、その非凡な能力を発揮して問題を解決して行く爽快感があり、心地良い。人気故にアニメ化もされているが、アニメではマンガとは設定やストーリーが大きく異なる。どちらが良いとも悪いとも比較すべきものではなく、どちらも楽しめる。特にアニメでは有名な映画作品のパロディネタが秀逸でお薦めしたい。また近年に続編『さすがの猿飛G』が連載され、不動の人気を誇っている、その証とも言える。これは、ゆるキャラにも見える主人公の風貌が関係している事は間違いない。小太りキャラの特権とも言える。