声優「小山力也」が演じたキャラ10選180 Pt.

洋画吹き替えでも有名な声優「小山力也」を代表するアニメキャラ10人を選び、ここに一気に紹介する!!

声優「小山力也」が演じたキャラ10選

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概要

兄貴系キャラの声を得意とする声優「小山力也」の特徴が現れたキャラ10人の選び、その顔ぶれを拝んでみよう!!

『うたわれるもの』より「ハクオロ」

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この作品の主人公で仮面を付けた謎の青年。過去の記憶がなく、大怪我をして行き倒れた所を村の少女「エルルゥ」に助けられ、その恩返しとばかりに村の役に立とうと努め、いつしか大きな戦にも参加し、勝ち進み、多くの仲間を得て、どんどん立身出世して行く物語。世界観として「アイヌ民族」の衣装をモチーフにしている所もあり、牧歌的な村の生活シーンも彩り豊かで絵的に面白い。そんな中で奇妙な仮面の男を容易に信用する村の人々の心の広さにも驚くが、これは主人公の人徳も大いに影響している。後に主人公の正体は明かされるが、そこから得られる教訓は「情けは人の為ならず」であろうか……この諺の意味を正確に理解するにも良い映像作品と言える。得てして、有能な人物がその能力を発揮する場を与えられなかったり、狡猾な抵抗や妨害にあったりするが、この主人公は見事なまでにノビノビとその能力を発揮し、成功を重ねている。これもこの村の人達のお陰であろうか……「正直者は救われる」の言葉も適する作品である。

『RAINBOW-二舎六房の七人-』 より 「桜木六郎太」

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昭和30年台に生きる若者を描いた物語で舞台は湘南。生きる為に手段を選ばず、結果として犯罪を犯した少年達が少年院に入り、「二舎六房」で共に過ごす若者達一人一人の群像劇であるが、その中で実質的主人公「水上真理雄」がリーダーシップを発揮して房を取り仕切るが、更にその上を行く兄貴分として存在するのがこの「桜木六郎太」。ボクシングで鍛え上げられた技術と身体と精神力で圧倒的な強さを誇る。主人公はこの男に完膚なきまでに叩きのめされるが、その男気に触れるに従い、羨望の目を向け、憧れ、惹かれ、心酔して行く。そして親しみを込めて皆からは「アンチャン」と呼ばれる様になる。強くて格好良くて、正義や仲間の為なら例え不幸になる事が分かっていても、どこまでも筋を通し、真っ直ぐ行動する。正に昭和の古き良き男性像を具現化したような存在であり、この様な男が減った現代へのアンチテーゼをも感じさせる。正に兄貴分キャラであり、声優「小山力也」だからこそ似合うキャラとして覚えておきたい。

『Fate/Zero』 より 「衛宮切嗣」

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『Fate/stay night』が「第五次聖杯戦争」を描いたメインストーリーとすると、こちらはその10年前に行われた「第四次聖杯戦争」を描いた物語で、「衛宮切嗣」はこの作品の主人公であり、10年後の主人公「衛宮士郎」の育ての親でもあり、マスター「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」の実の父親でもある。つまり、メインストーリーに至る前段階の物語であるが、この作品単独としても完成度は高く、主人公の独特の戦闘スタイルと戦闘シーンは目が放せない。主に狙撃・銃撃・遠距離攻撃ばかりで卑怯だと言う者もいるが、安全重視の賢い戦い方であるとも言える。無口で何を考えているのか分からない不気味さや、仲間であるはずの英霊「セイバー」とも信頼関係を築かず自分の力のみを信じている姿勢やどんな願いも叶える聖杯を諸悪の根源として無くそうとする行動が従来の格好いいだけの主人公とは一線を画する特異な存在として目を引くキャラになっている。怒涛の展開となる最終回まで飽きること無く楽しめる奥の深い作品、キャラになっている。

『絶園のテンペスト』 より 「鎖部左門」

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この作品のヒロイン「鎖部葉風」の兄で、若くして鎖部一族を治める者。赤いロングヘアと白い軍服と日本刀を帯刀した姿は、凛々しく逞しく、それでいて美男子と言う完璧人間。だが、一族が持つ因縁・運命を信じ、その悲願成就の為に、特殊な能力を持つ妹に無理強いを迫る、困った存在でもある。更に主人公「滝川吉野」と「不破真広」の前に立ち塞がる、強くて大きな壁とも言える存在でもあるが、この作品の代表的なシーンと言える、3話連続にも及ぶ岩場での説得・会話シーンは、この強き兄貴キャラを別の方向に位置づける名シーンであり、注目され、有名なキャラへと昇華している。これは担当声優「小山力也」の強さと渋さを持つ声による演技力・説得力がなければ、只の尺が長いだけの飽きられるシーンになっていた危険もあった中で、その不安を見事に払拭して成功に導いている功績は計り知れない。「小山力也」の為だけにこの作品を鑑賞してみるのも悪くない。きっと「鎖部左門」もしくは「小山力也」のファンになるであろう。

『うしおととら』 より 「とら」

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主人公「蒼月潮」の自宅の地下で「獣の槍」によって封印されていた妖怪がこの「とら」で、その名の通り虎縞の入った風貌と長い立て髪が特徴的で、他の妖怪からも恐れられる強さを誇る。当初は主人公を獲って喰おうとチャンスを伺っているが、後に強大な敵が登場し、自身の魂の昇華・安寧の地を目指す欲求が増し、主人公と団結して神をも恐れぬ妖怪大戦に挑んで行く。また、その最中での過去のライバルや敵や仲間達も主人公と「とら」に協力し、命を賭して戦うシーンは、この作品の見事なラストへの盛り上げ方であり、少年マンガの醍醐味を100%発揮している作品と言える。人気作品ゆえに「とら」も当初の化け物要素満載の状態から少しデフォルメ化や、ゆるキャラ化した可愛らしいシーンも増え、好感度を上げている。そんな怖さと愛らしさを併せ持つ難しいキャラである「とら」を「小山力也」が見事に演じているのは何ら申し分ない。「とら」自身も多くの視聴者もこの声優で良かったと満足している。

『血界戦線』 より 「クラウス・V・ラインヘルツ」

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秘密結社「ライブラ」のリーダーで絶対的強さを持つ人類の最後の砦であり希望の存在。201cmの巨漢にして「ブレングリード流血闘術」と言う特殊能力で完膚なきまでに敵を打ちのめす。強さだけでなく繊細さ、紳士としての素養、朴訥さもあり、普段の社会人としての生活も立派であり、頼もしい組織の長でもある。知能も高く、特にボードゲームではその強さから敵対する異界の生物からも称賛され、対戦を申し込まれる事も少なくない。カリスマ性も十分で、問題児「ザップ」ですら彼の前では忠犬になってしまう。余りに良い人なので腹心とも言える「スティーブ」からは「もっと小狡くなった方が良い」とすら言われている。理想の上司の人気投票をしたら間違いなく上位に入るであろう存在であり、もし、上位に入らないのであれば、それは不幸な事と言える。そして担当声優「小山力也」の落ち着きと力強さと仄かな優しさを兼ね揃えた声によって、更に魅力的なキャラになっているのは間違いない。

『文豪ストレイドッグス』 より 「福沢諭吉」

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主人公「中島敦」が成り行きで所属する事になる「武装探偵社」の社長がこの「福沢諭吉」で、この作品では主要人物の名前は全て過去の文豪の名前を引用している。その中で「福沢諭吉」は文豪なのかと疑問を持つ者もいるかもしれないが、『学問のすゝめ』を始め、文豪だけに収まらない歴史的人物であり、この作品でも只の社長の枠に収まらない大きな存在として主人公や同社に属する多彩な探偵達を影になり表になり、支援・活躍している。普段は着物姿で如何にも街の要人、強者である事を暗に物語っているのが渋くて格好いい。威厳の塊の様な印象もあるが、どうも主人公や問題児の「太宰治」などの弱みを握っていたり、怠け者の尻を叩く肝とも言える部分をしっかり把握している人心掌握術の達人であるとも言える。海千山千キャラとしても10選に入れたいが、何より担当声優「小山力也」が普通の兄貴分ではない、ちょっと小悪魔的要素も盛り込んだキャラを演じているのも注目に値する。もっと出番を増やして欲しいとすら言える。

『NARUTO -ナルト-』 より 「ヤマト」

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主人公「うずまきナルト」と同じ「火の国」の上忍で隠密活動を得意としている。人気と実力を兼ね揃えている「はたけカカシ」と主人公の若き世代の間を繋ぐ世代を代表する生え抜きの忍者でもあり、火影からの信用も厚い。実際、主人公は「カカシ」と「ヤマト」の二人に師事し、見事に成長を遂げている。また、組織を支えるエース「カカシ」とまだまだ手の掛かる部下「ナルト」の間を取り持つ中間管理職とも言える立場で、何かと無理難題が突きつけられる中で見事に目的を達成し、結果を残し、生き残っているのは有能以外の何者でもない。それでいて、人気の面では下位に甘んじているのも大人の世界の厳しさを見事に体現していて、どこか親近感すら感じる。実際、「ヤマト」の笑顔のシーンは、ほぼ皆無で、苦笑いや失笑を見せるだけに留めている。そんな辛い兄貴分であり、中間管理職の悲哀を見事に担当声優「小山力也」が演じているのは、この作品の声優機用の妙を感じさせる。名バイプレイヤーに拍手を送りたい。

『HUNTER×HUNTER』 より 「ジン=フリークス」

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主人公「ゴン・フリークス」の父親であり、「ハンター」の称号を持ち、中枢組織「十二支ん」にも属していた事のある実力派ハンター。家庭や組織を顧みない自由奔放さが困った存在でもあるが、面白い存在でもある。やはり血筋なのか主人公も「ハンター」を目指し、見事に合格し、頼もしい成長を果たしている。作中で彼の真の実力を描いているシーンは無いが、今後、描かれる可能性もあり、その期待感も高い。一方で親としての役割は、ちゃんと果たし、世界樹の上で主人公を待ち、再会し、未来を語るシーンは名シーンであり、心が熱くなる。何事にも遠すぎず、近すぎない、この絶妙な距離感を保っているのも見事で、困った時には最高のタイミングで駆けつけるヒーローとして見せ場となるタイミングを熟知している智者……いや、目立ちたがり屋さんな面が隠しきれていない。ある意味、主人公より若くてヤンチャなキャラとも言える。担当声優「小山力也」にとっても適役かつ楽しく演じられるキャラであろう。

『名探偵コナン』 より 「毛利小五郎」

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私立探偵で主人公「江戸川コナン」が謎を解く時に眠った状態になる人であり、ヒロイン「毛利蘭」の父親であり、元刑事で警察とのパイプ役でもあり、この作品を支えているキャラと言える。とぼけた所や今一つの推理力で周囲を脱力させてしまう事が多いが、意外なヒントや次につながる案も出していて、決して面白いだけのおじさんではない。綺麗にオールバックにまとめた髪に口髭、中年太りも見られず、意外とオシャレでスマートでダンディでナイスガイでもある。また、何故か妻「妃英理」とは別居中で、決して離婚には至らず、むしろ、よりを戻そうとコソコソ動いている姿がいじらしく、視聴者もヤキモキしてしまう。この夫婦の行く末も今後の物語にどの様に盛り込まれるのか、期待感はある。また、ご存知の方も多いと思うが、担当声優「小山力也」は二代目であり、当初はその声の違いに違和感もあったが、今や「小山力也」を代表するキャラとなっていて、もう他の声でこのキャラは成り立たないとすら言える。

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