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科学に全てを捧げたマッドサイエンティストたち!オススメ漫画5選52 Pt.

マッドサイエンティスト、それは科学にのめり込むあまり常軌を逸した、狂気の科学者のことを指す。今回はそんなマッドサイエンティストが登場するオススメ漫画を5つ紹介していく。彼らの狂気と不可思議な思考回路に、ストーリーを通して触れてみよう。

作成日時:2020-10-10 10:00 執筆者:マンガペディア公式

科学に全てを捧げたマッドサイエンティストたち!オススメ漫画5選

出典:集英社


『Dr.スランプ』

『Dr.スランプ』

出典:集英社

アンドロイドと仲間たちの騒がしい日常を描いた、国民的ギャグ漫画。ペンギン村に住む自称天才科学者の則巻千兵衛(のりまきせんべえ)が、1体の少女型アンドロイドを作り出した。アンドロイドの名前はアラレ。アラレは人間ではないがゆえに、飛び抜けて純粋で天然だった。そんな彼女の少しズレた言動と、人並み外れたパワーが次々とトラブルを招き、ペンギン村の住人を中心とした人々を巻き込んで大騒動となっていく。1981年に初めてテレビアニメ化された。

本作で科学者といえばタイトルにもなっている「Dr.スランプ」の異名を持つ則巻千兵衛だが、実はもう1人重要な科学者キャラがいる。それが千兵衛のライバルでマッドサイエンティストのDr.マシリトだ。Dr.マシリトは悪に取り憑かれた科学者で、目標は世界征服。そのために様々な発明品で度々悪さをしているが、ことごとくアラレと千兵衛を前に失敗・敗北している。方向性に問題はあるが、彼が科学者として優れていることは間違いなく、その技術力はアラレの構造をコピーして「オボッチャマン」なる少年型アンドロイドを生み出してしまうほど。世界を支配するという目標のために悪の科学力を行使するDr.マシリトと、それを打ち砕くアラレたちのやり取りに注目しよう。


『ブルームド・イン・アクション』

『ブルームド・イン・アクション』

出典:少年画報社

女子高校生になってしまった傭兵が織りなす女装ギャグ漫画。主人公の寺脇亮は、数々の組織を渡り歩き戦ってきた傭兵だ。そんな百戦錬磨の亮であったが、ある日、制圧したはずの敵の自爆に巻き込まれて重傷を負ってしまう。やがて目が覚めると、彼の体は元の屈強さなど見る影もない、細くて弱々しい女子になっていた。亮は変わり果てたその姿を利用し、テロ組織に雇われて日本に潜伏しているらしいある男の情報を探るため、女子高に潜入することになる。

亮の体を変化させたのは、再生医療の天才と言われる女性科学者・浅田博士だった。浅田博士は国や軍の資金援助を受け、戦場で負傷した兵士の体を再生する技術の研究をしており、その研究の一環で実際に体の再生を負傷兵に施していた。それだけ聞くとまともに感じるが、彼女の再生医療技術には大きな問題が。現在のところ、美少女と見紛うばかりの姿への再生しか、実用化されていないのだ。それは技術的な問題などではなく、浅田博士の趣味だからである。自分の趣味のために、男として戦うことに誇りを持っていたであろう兵士を美少女の姿に嬉々として変えてしまう浅田博士は、まさにマッドサイエンティスト。彼女のせいで女子高校生になってしまった亮の活躍を見守ろう。


『みすて・ないでデイジー』

『みすて・ないでデイジー』

出典:amazon

天才マッドサイエンティストが1人の少女に一目惚れをしたことから始まる電波系ラブコメディ漫画。主人公の歩野零二郎(てくのれいじろう)は、幼い頃から飛び抜けた頭脳を持つ天才マッドサイエンティスト。ある日、彼は松沢ひとみという少女を目撃し一目惚れしてしまった。他者に対しての感情には疎い零二郎はそれが恋だと気づかず、ひとみが自分に対して電波を発していると思い込み、勝手に彼女に翻弄されることになる。1997年7月にテレビアニメ化。

天才的頭脳を持つと代わりに何かが欠落してしまうことがある。零二郎はまさにそのタイプで、他者に対する愛や思いやりに欠けていた。幼い頃から彼の危うさを危惧した祖父によって、核シェルターに入れられて成長していたため、仕方のないことではあるのかもしれない。零二郎の頭の中は地球征服や、宇宙から人類が自滅する様子を見物するなど、危険な思想で溢れていたのだ。そんな彼も高校生になり、嫌々ながらも学校に行くため外に出るようになって初めての恋と出会う。その相手がひとみだったのだが、恋愛感情を知らぬ零二郎はひとみのことをつい考えてしまう現象を、ひとみが宇宙人で自分に電波を送っているからだと解釈した。マッドサイエンティストのズレた恋模様の行方に注目したい。


『MORUMO 1/10』

『MORUMO 1/10』

出典:amazon

規格外の身長を持つ女子高校生を中心とした騒動を描いたSFコメディ漫画。主人公の白瀬もるもは、元気いっぱいの女子高校生。彼女は常人の10倍という大きな体躯を持っており、観光地扱いされるほど有名な存在だった。ある日、もるもはマッドサイエンティストの元暗塔大に「身体が1/10になる薬」を投与され、通常の人間サイズに縮むことになる。普通の女の子になれたことを喜ぶもるもだったが、体重とパワーは元のままだった。1987年5月にテレビドラマ化。

突然投与された「身体が1/10になる薬」で縮むことができたもるも。普通の女子高校生を夢見ていた彼女には有り難い薬であったが、塔大はもるもを喜ばせようと思ってその薬を開発したわけではない。実は塔大は、昔もるもの母親にフラれたことがあり、それを逆恨みして、もるもの母親と彼女を奪った男の子どもを小人サイズに縮ませるという復讐を企てていたのだ。そしてついにでき上がった薬を娘であるもるもに投与したわけだが、結果はただ感謝されただけだった。しかも薬は完璧ではなく効力に時間制限があるうえ、ただ身体を圧縮させただけで体重やパワーは変わらない。塔大はもるものパワーに目をつけ、彼女を実験のモルモットにする。最後に発覚する塔大の驚きの正体を漫画で確認しよう。


『岸和田博士の科学的愛情』

『岸和田博士の科学的愛情』

出典:講談社

マッドサイエンティストとそれを取り巻く仲間たちを描いたギャグ漫画。主人公の岸和田博士は、IQ375という驚異的な頭脳を持つ天才科学者。彼の研究は人類の発展に貢献している一方で、人類滅亡の危険性をもはらんでいた。岸和田博士は国際法の手厚い保護の下、助手たちや国防長官と交流しながら、日々危険でぶっ飛んだ研究に打ち込み、数々のトラブルを巻き起こす。パロディ、下ネタ、特撮ネタなど何でもありのギャグストーリー、ここに開幕。

岸和田博士は、科学という名の悪魔に魂を売った天才。そのため科学知識以外の様々なものが欠落している。まずひたすら科学に頭脳を使っているため、それ以外の知識にはとことん疎い。九九が苦手だったり、ことわざを知らなかったりする。また一般常識もなく、とにかく自身の研究・開発のためなら周囲の迷惑も気にしない。そのため一般人が度々被害を受けるのだが、それでも岸和田博士が罪に問われないのは、彼を守る国際法のおかげだ。問題だらけの岸和田博士だが、彼は世界でもトップクラスの天才科学者とされており、そのため研究・開発で周囲に被害が出ても、よほどのことがない限り訴えられない。岸和田博士が好き放題する様子は、読者に一種の爽快感を味わわせてくれるだろう。


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