『機動戦士Zガンダム』は、日本サンライズの制作による「ガンダムシリーズ」のテレビアニメ作品で、1985年から1986年にかけて全50話が放送された。本作のストーリーは、1979年から1980年に放送された『機動戦士ガンダム』の続編という設定で展開される。なお、本作の劇場版として、三部作『機動戦士Zガンダム A New Translation』シリーズが全国公開された。
『機動戦士ガンダム』の続編にあたる『機動戦士Zガンダム』は、前作とは違って複雑なストーリー展開となっている。そんな本作の魅力をご紹介しよう。
出典:ZガンダムⅢ
『機動戦士Zガンダム』は、日本サンライズの制作による「ガンダムシリーズ」のテレビアニメ作品で、1985年から1986年にかけて全50話が放送された。本作のストーリーは、1979年から1980年に放送された『機動戦士ガンダム』の続編という設定で展開される。なお、本作の劇場版として、三部作『機動戦士Zガンダム A New Translation』シリーズが全国公開された。
出典:Zガンダム
前作にあたる『機動戦士ガンダム』から、登場人物及びモビルスーツのデザインは刷新され、前作の登場人物は年齢を重ねて再び本作に登場する。本作のナレーションを担当した小杉十郎太は、劇中でヘンケン・ベッケナーを演じている。前作と違って、戦闘の状況を解説するナレーションは少なくなり、本編冒頭のモノローグ・前回のダイジェスト・次回予告が中心のナレーションとなった。また、「君は、刻(とき)の涙を見る」というキャッチフレーズで毎回の次回予告が締めくくられるのも、本作の特徴である。
出典:機動戦士Zガンダム
宇宙世紀0087年、シャアはクワトロと名前を変えて、反地球連邦組織であるエゥーゴの一員となっていた。彼は、「グリーン・ノア」というコロニーに潜入した際、ティターンズの開発した黒いガンダムMk-Ⅱを目撃する。その一方、憲兵に尋問されていたカミーユは、ガンダム墜落による混乱に乗じて脱走する。戦闘が続く中、彼はMk-Ⅱに乗り込み、見事に操縦をこなして、ブライトにアムロの再来を感じさせる……。
前作では、「連邦対ジオン」という明快な図式で物語が展開したが、本作の構図は複雑なものとなっている。本作では、地球連邦軍から発生した「ティターンズ」と「エゥーゴ」という二つの勢力による抗争を主軸にストーリーが展開する。中盤以降に入ると、ジオン残党勢力の中で最大のアクシズ艦隊の地球圏帰還、各勢力同士の同盟や決裂、指導者の暗殺などが描かれている。そのように、前作と打って変わって、複雑になったストーリー展開を理解することが、本作を楽しむためのポイントと言える。
出典:ZガンダムⅡ
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