他のアニメには無い世界観が楽しめるロボットアニメ!!556 Pt.

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平和でのどかな「竜宮島」でごく一般的な中学生として暮らす主人公「真壁一騎」とクラスメイトたち。ある日突然未知の生命体「フェストゥム」が島へ現われ、襲撃し始めた。「竜宮島」は一瞬にして対「フェムトゥス」の要塞都市と化し、「一騎」は幼馴染「皆城総氏」に説得され人型決戦兵器「ファフナー」のパイロットとして「フェムトゥス」と戦うことになった――。
本作の見どころといえばそのストーリー展開だ。専門用語も多く、「竜宮島」やパイロットなどの物語設定や重めなストーリー展開など、その人のツボに入ればどんどんのめり込める作品といえる。「angela」が歌う主題歌「Shangri-La」は『蒼穹のファフナー』の世界観を見事に表した一曲となっていて、筆者の一押しである。

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舞台は2014年、地球。火星との休戦協定から14年が経ち、平和交渉のため火星から親善大使として皇女「アセイラム・ヴァース・アリューシア」が訪れることとなった。皇女の歓迎パレードが行われる日、ごく普通の高校生として地球に暮らす主人公「界塚伊奈帆」は手伝いのため、級友と共にパレードに参加していた。しかし、終始賑やかなムードで行われていたパレードは何者かの襲撃により一瞬にして悲惨な状況へと一転。休戦協定は解かれ、再び日本と火星との戦いが始まる――。
本作で使用される機体は全体的にガッシリとしたデザインが特徴で、兵器として扱われるために作られたようなデザインだ。特に第2話にて登場する敵機体「二ロケラス」には次元バリアが全体に張られており、触れたものが吸収されていくという戦法が新鮮で見応えがある

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西暦2059年。かつて「ゼントラーディ」と呼ばれる巨人との戦いの末、人類滅亡の危機に瀕した人類は大宇宙へと進出した。人々は各銀河系へ散らばり、各々の移民船団の中で生活。移民船「マクロス・フロンティア」で暮らす女子高生「ランカ・リー」は、近隣を航行中の移民船「マクロス・ギャラクシー」より宇宙的トップシンガーの「シェリル・ノーム」がコンサートのため来訪するとあり、コンサート会場へと向かった。しかしその道中迷子になり、美少年「早乙女アルト」に会場まで案内してもらう。コンサートは期待通りの盛り上がりを見せる中、突然巨大異星生命体「バジュラ」が「マクロス・フロンティア」を襲撃する――。
マクロスシリーズの特徴といえば、主要男性キャラとヒロイン2人が織りなす三角関係だ。ストーリーが進むにつれて彼ら3人の関係がどう変わっていくのかという展開にも目が離せない。また、軍事システム、異世界生物との交戦などの戦闘要素も豊富に含んでおり、ロボットやSF系アニメが好きな方だけでなく、アイドルや芸能界系アニメが好きな方にもお勧めできる作品となっている。

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「いのちの糧は、戦場にある」——。先の「厄祭戦」の影響で人類は火星、地球の2つの星に分かれて暮らしていた。地球の植民地となった火星では、子どもが少年兵として働かせられ、孤児は「ヒューマンデブリ」と呼ばれ人身売買されていた。主人公「三日月・オーガス」は少年兵として、民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ（CGS）」の下、奴隷のように働かされていた。ある日「CGS」は軍事組織「ギャラルホルン」から襲撃を受ける。この事態に少年兵の部隊長であった「オルガ・イツカ」はモビルスーツ「ガンダム・バルバトス」に「三日月・オーガス」を搭乗させ見事「ギャラルホルン」を撃退を成功。それを機に彼らは名を「鉄華団」と改め、自分たちの居場所を確立するため戦うことを決心する――。
本作の魅力は、これまでのガンダムシリーズとは一風違った世界観だ。主要組織「鉄華団」は子ども達によって成り立っており、パイロットから整備士、給仕や団長まで様々な年齢や経緯の子どもたちによって組織されている。逆境の中で自分達の居場所のためにあがく姿や、子どもだからこその未熟な部分は視聴者の胸を掴む。機体デザイン、キャラクター、音楽、どれをとってもはずれが無く、筆者が自信を持ってお勧めするSF系ロボットアニメである。

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主人公「碇シンジ」は父「碇ゲンドウ」に呼び出され、第三新東京市へとやってきた。「NERV」の指揮官である「葛城ミサト」と合流する予定だったが、直前に人類の敵である「使徒」を目撃する。その後「NERV」本部にて父と再会を果たすが、再会するやいなや「碇ゲンドウ」は主人公に汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなり、第三新東京市へ襲来する「使徒」と戦えと言い放つ。そんな父親の言い分を受け入れられなかった主人公だが、「葛城ミサト」の説得や、同じパイロットである「綾波レイ」の傷ついた姿を見てエヴァンゲリオンに搭乗し次々と襲来する「使徒」と戦うことを決意する――。
本作は社会現象まで巻き起こしたほどの人気作。物語序盤の機転を利かせた戦闘シーンや、どんどんシリアスな雰囲気へと向かっていく終盤、まるでパズルのピースがはまっていくように物語や伏線、キャラクターがつながっていく展開はまさに爽快である。

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皇歴2010年。日本は大国「神聖ブリタニア帝国」に占領され「エリア11」という植民地となり、日本人は「イレヴン」と呼ばれブリタニア人から差別を受けていた。「神聖ブリタニア帝国」に対して強い恨みを持つ主人公「ルルーシュ・ランペルージ」は、ある日謎の少女「C.C.」（シーツー）と出会い、「ギアス」という1回だけ他人に自分の命令を聞かせることができる力を手に入れる。目が見えなく足が不自由な妹が平和に暮らせる世界を作るために「ギアス」の力を使い、「神聖ブリタニア帝国」に支配された世界を作り変えることを誓った――。
展開の読めないストーリー構成と主人公のキャラクター性から現在もなお絶大な人気を誇る作品である。この作品の大きな特徴としては、主人公が世界を救うために大きな悪役組織を倒す「正統派ヒーロースタイル」ではなく、己の目的のために反逆組織に回り国を倒していくという「アンチヒーロースタイル」で描かれているというところだ。あらゆる手を使い「神聖ブリタニア帝国」に立ち向かう主人公がどのような結末を迎えるのか、ぜひ見届けてほしい。

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物語の舞台は遥か先の未来。人類は地中深くに穴を掘り、ずっと日の目を浴びず地震に怯える暮らしを送っていた。主人公「シモン」は「ジーハ」という村で穴を掘りながら暮らしていた。ある日「シモン」がいつも通り得意な穴掘りをしていると、小さな光るドリルと巨大な顔面を見つけ出した。主人公の兄貴分である「カミナ」は村の上には「地上」があると信じ、村から出て地上へ抜け出すことを目論んでいた。そんな「カミナ」に掘り当てた巨大な顔面を見せようとしたある日、巨大な地震と共に天井が落ち、巨大なロボットと赤い毛の少女「ヨーコ・リットナー」が地上から降ってきた。顔だけのロボットを操縦し巨大ロボットを倒すと、その勢いのまま「カミナ」は「ヨーコ」と共に地上へと飛び出した。初めて見る空や地上の景色に感動する「シモン」と「カミナ」であったが、そこは獣人たちが地下で会った巨大ロボット「ガンメン」を使い支配する世界でもあった――。
この作品は演出からセリフ、展開など、とにかく良い意味で熱い! の一言に尽きる。とにかくキャラクターが熱く前向きで男くさく、何かの問題や壁にぶち当たっても、精神論や力推しで押し通してしまうことが多い。論理的にどうのこうの葛藤するよりも、こぶしで語り合う様は見ているこちら側を清々しい気分にさせる。