複雑な関係に心乱される恋愛マンガ10選154 Pt.

誰を選ぶ?心をかき乱す、交差する思いを描いた三角関係・四角関係な恋愛マンガを10作品紹介する。

作成日時:2018-07-16 19:00 執筆者:マンガペディア公式

複雑な関係に心乱される恋愛マンガ10選

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概要

うまくいかない関係にもやもや。三角関係・四角関係で心をかき乱す恋愛マンガ10作品を紹介!

『最果てにサーカス』

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大正14年の春。桜が舞い散る中、23歳の文学青年「小林秀雄」は若干18歳にして天才詩人と言われる「中原中也」に出会った。「富永太郎」の知り合いだと言う「中也」は、受験生でありながら、酒に顔を突っ込むような奇行を起こす。驚く一同をよそに、「中也」は「秀雄」にもやってみないかと誘う。断った「秀雄」に無礼な発言をする「中也」は、「秀雄」に胸倉を掴まれるのである。止めに入る「富永」をよそに、「小林」と呼ばれた「秀雄」に目を輝かせる「中也」。「富永」から話を聞いて会いたかったのだと言う。翻訳家としては才能に溢れているが、小説は良くないと批評する「中也」に腹が立って仕方ない。自分でも感じていたことを初対面の「中也」にハッキリと言われ余計にイラ立ったのである。その後、他の青年たちとのケンカが始まり、ボコボコにされた「中也」は酒もまわり寝てしまった。そんな「中也」を下宿先まで送り届けることになった「秀雄」は、「中也」の詩人としての才能を全身で感じることとなる。自意識の殻に閉じこもって作品を描いていた「秀雄」に衝撃を与え、運命をも変えていく出会いとなったのだ。その一方で、「中也」が同棲している「長谷川泰子」と出会い惹かれていく。「秀雄」と「中也」と「泰子」の三角関係の始まりでもあった。

『ひるなかの流星』

親の転勤を機に東京へ上京してきた「与謝野すずめ」。降り立った駅で人混みの中、人にぶつかられ転びそうになる。そんな「すずめ」を助けてくれたのはチャラそうな男性だった。思わず逃げ出した「すずめ」は、新居であるおじさん「熊本諭吉」の家に向かうが辿り着けない…。公園で休んでいるといつの間にか意識を飛ばしていた。気がつくと、目の前には心配そうにのぞき込む「諭吉」。どうやら公園に倒れていた「すずめ」は運ばれてきたらしい。その運んでくれた人はなんとさっき駅で助けてくれたチャラい人だったのである。その人は「諭吉」のお店の常連さんであり、転入する学校の担任教師「獅子尾五月」だった。転入初日に目の前に現れた「獅子尾」の爽やかなイケメンぶりに驚く「すずめ」。そんな「すずめ」は俺の顔に泥を塗ったらただじゃおかないと言われるのである。隣の席の「馬村大輝」は無愛想で口が悪いが、関わっていくうちに女子に免疫がないことを知る。「馬村」からみんなには黙っていてほしいと言われた「すずめ」は黙っているかわりに友達になってほしいと頼むのだ。「馬村」と仲良くなるとクラス1の美女「猫田ゆゆか」とも友達になることに!だが、「ゆゆか」は「馬村」が好きで「馬村」に近づく「すずめ」が許せず、いじわるをする。「すずめ」は「獅子尾」のいじわるだが優しさに惹かれていく一方、一途に思ってくれる「馬村」にも心揺らいで…。

『恋したがりのブルー』

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高校1年生になったばかりの「水嶋蒼」はいつも悩みに悩んで選択に失敗するタイプだ。「蒼」は少しでも早く学校へ行こうと走っていた。しかし、その途中で何かが足に引っかかり転んでしまう。それは泣いて座り込んでいる男の子の足だった。友達とケンカしたという彼の口元には血が滲んでいた。純粋に心配してくれる「蒼」にその彼は彼女になってと言い出す。キスもHも絶対しないから嘘の彼女になってほしいと。「蒼」はすぐに断って逃げすのである。クラスに到着すると既にグループが出来始めていた。そんな中、一人でいる女の子を見つけた「蒼」はその子「空谷清乃」と仲良くなろうと近づく。人形のようにきれいなその姿に見惚れる「蒼」。入学式のために「清乃」と体育館へ行くとイケメン「御堂海」とぶつかってしまう。「海」は朝彼女になってと言ってきた男の子「針矢陸」の友達だったのだ。再び「蒼」の前に現れた「陸」は「蒼」が彼女だと言い、「海」に彼女と寄りを戻せと言うのである。「陸」と「海」そして「海」の彼女は小学4年生からの付き合いだった。「陸」が3人の写真をお守りに入れていたのを「海」が見つけ、勘違いして彼女と別れたのだと。責任取って寄りを戻させたいと真っすぐに「海」のことを思う「陸」に心打たれた「蒼」は嘘の彼女を引き受けることにする。次第に本気で「陸」に惹かれていく「蒼」、「蒼」の事が好きになる「海」、「海」と付き合っていた「清乃」。複雑に絡み合う新たな関係が始まった。

『4月の君、スピカ』

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高校受験を失敗、2次募集も落ちてしまった「早乙女星」は定員割れの高校に入学することになった。高校生に慣れてことに浮かれた「星」だったが、そこは都内で1・2を争う進学校だったのだ。教科書を持ち帰る途中、紙袋が破け教科書が散乱してしまったところを自転車の男の子に轢かれてしまう。ボロボロになってしまった教科書を見て怒る「星」と、新品の自転車に傷がついて怒る男の子。同じ高校だと気付いた男の子はその場から逃げ出してしまうのである。そして入学式。「星」に声をかけてくれたクラスメイト「児玉琴未」は自分もテストがやばいと言う。「琴未」は新入生代表挨拶したというクラスメイトに教えてもらおうと提案。その新入生代表だった彼「宇田川泰陽」はあの自転車の男の子だった…。テストは「星」が全教科で学年最下位だったとクラス全員の前で担任から言われてしまう。この学校でやっていけるのかと不安になった「星」は屋上に赤点だらけのテストを置き去りにしてしまったのだ。探しに行くとキレイな顔をした男の子「大高深月」がいた。「深月」は天体望遠鏡で星を見ていたのである。そしてそこには「泰陽」もいたのだ。春の星の中で「スピカ」が一番好きと言う「深月」に心惹かれた「星」は天文部に入部を決意。この学校もそんなに悪くないかもと思えてきたのである。

『夏雪ランデブー』

「島尾六花」に一目惚れした「葉月亮介」は、「六花」が店長である花屋でバイトをしている。そばにいるのに対象外。頭ではわかっていてもやはり意識されないのは寂しいのである。ある日、寿退社する「アッコ」の送別会を店の2階である「六花」の部屋でやることに。事前準備で「葉月」が部屋に訪れると、パンツ1枚でふらつく男性が…。そして「葉月」に「六花」が好きなのかと単刀直入に聞いてくるのである。男はいないと言っていたのに、普通に裸の男が出てくる。ショックを受けた「葉月」は部屋を出ていくのである。そして送別会当日。泣きたくなるのを抑え、ベランダに煙草を吸いに逃げた「葉月」はまたしてもあの男と遭遇。いつからいたのかと聞くと、3年前からだと答えた。実はその男は3年前に病気で亡くなった「六花」の夫「島尾篤」だった。今は幽霊で、「葉月」にだけ見えていたのである。「篤」は「六花」を幸せにしたいのだと言うのだった。「葉月」はサバサバとした「六花」が胸の奥に抱えていた悲しみを知り、少しずつ受け入れていこうとする。そして、自分の気持ちを「六花」に告げる。未練ばかりの「篤」が「葉月」の邪魔をするようになる。愛する人を置いて死んでしまったという心の闇。それが「葉月」への嫉妬となっていく。未亡人「六花」と亡き夫「篤」、そして一途に思い続ける「葉月」の奇妙な三角関係が動き出す。

『恋と嘘』

5年間「高崎美咲」に片思いをしている「根島由佳吏」。しかし今、この国は恋愛禁止である。政府が遺伝子から最良の組み合わせを算出して導き出した男女2人を結婚させる時代なのだ。その男女が両方満16歳となると、政府通知が届く。「由佳吏」は明日が16歳の誕生日であり、早ければ明日には政府通知が来るのである。焦った「由佳吏」は「美咲」に告白を試みる。6時に小学校裏の公園で待っていると告げるのだ。1人公園で待つ「由佳吏」だったが夜10時を回っても「美咲」は来ない…。しかし、諦めて帰ろうとした10時半、「美咲」は現れたのである。告白すると泣き出す「美咲」。そして自分もずっと好きだったと言う。晴れて両思いとなった2人だったが時刻は0時、「由佳吏」の誕生日。「由佳吏」に政府通知が届くのである。携帯には一瞬「美咲」の名前が見えた、だが公園に現れた厚生労働省の職員から渡された書面には「真田莉々奈」の文字。気持ちの整理がつかないまま、「由佳吏」は「莉々奈」と会うことに。「莉々奈」は純粋にいい子だった。政府が決めた人なだけあって次第に惹かれていく2人。でも、「由佳吏」と「莉々奈」はお互いを諦めきれてない。偶然「美咲」と友達になった「莉々奈」は、そんな「由佳吏」と「美咲」の恋を応援すると言い出す。そして「由佳吏」の親友「仁坂悠介」はどうやら「美咲」と何か秘密の関係があるようで…?

『星上くんはどうかしている』

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学校で人気の「星上求」は廊下を歩くだけでも注目を浴びるモテ男。その一方、挙動不審で冴えないぼっち「星上望」は「求」の双子の兄だった。「三毛野いさり」は「望」と一緒に風紀委員をやることに。しかも「望」ご指名だと担任は言うのだ。なぜ自分を指名したのか…。「望」は誰とでも仲良くなれる「いさり」に友達の作り方を教えてほしいと言うのである。中学までは分校で、「求」とも別々に暮らしていたため、ほとんど同年代と話をしたことがなかった「望」。今はまた一緒に暮らしているが正直「求」は眩しくてまともに会話できていないらしい。意外と普通に会話出来る「望」にまずは挨拶からだとアドバイスする「いさり」。その場面をどうやら「求」に見られていたようで、翌日「求」から呼び出されるのだ。友達がいない「望」を心配していたと言う「求」に、クラスに打ち解けたいと言う「望」に協力してあげたいと伝えると、優しいねと眩しい笑顔で言われキュンとする「いさり」だった。学校でうまくやっていくために八方美人をやっている「いさり」だったが、「望」に心の奥底を突かれ、今朝まともに挨拶できなかった「望」に校門で100人に挨拶しろと無茶ぶりをしてしまう。その結果、「望」を庇ったことで友達からは無視されるようになり、「望」からは友達は君じゃなきゃダメだと言われ、「求」からは「望」の理解者は俺だけでいいと高圧的に言われてしまうのであった。

『思い、思われ、ふり、ふられ』

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高校生になった「市原由奈」は駅で初対面の「山本朱里」にお金を貸してほしいと頼まれる。必死な「朱里」にとりあえずお金を貸した「由奈」は、翌日「朱里」にお金を返してもらえた。話をすると住んでいるところは同じマンションで高校も同じだと知る。親友だった子が引っ越してしまった「由奈」は「朱里」と打ち解けることが出来て嬉しくなるのである。恋愛マンガから恋の話になった2人。受け身の「由奈」に対して「朱里」は積極的。恋に夢見ている「由奈」を否定するわけではないが、ここまで奥手なのはめずらしいと感じた「朱里」。一方、恋は落ちに行くという「朱里」は本当の恋をしたことがないのだと思う「由奈」だった。「由奈」の幼馴染「乾和臣」と3人で同じクラスになった「由奈」と「朱里」。クラス分け表の前で「朱里」と出会った日に2回も顔を合わせたイケメン王子を見かけた「由奈」は運命を感じていた。「朱里」にその話をすると好きな人出来たんじゃないかと言われた「由奈」は違うと否定。なんと、そのイケメン王子は「朱里」の義弟「理央」だった。正直、「由奈」に「理央」はダメだと思っていた「朱里」だったが、人生初の恋をする「由奈」を応援したいと思うようになる。モテる「理央」を好きになっていく「由奈」、恋愛に興味ない「和臣」に惹かれ始める「朱里」、「朱里」のことが好きな「理央」。4人の気持ちが複雑に絡み出していく。

『ドラマティック・アイロニー』

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「小松理紗」は幼馴染の「佐野千紘」に片思いをしている。生まれた時から家が隣同士で、何かと世話が焼ける「千紘」にかまってきた。学校ではさわやかイケメンとして人気の「千紘」であったが、周囲からは新婚夫婦と比喩されるくらい仲が良かったのである。だから「理紗」も幼馴染というポジションに甘えていたのだ。ある日、教科委員である「千紘」の代わりに鬼教師「夏生」の元へ届け物をした「理紗」。ひょんなことから「夏生」は結婚を控えているが、人を好きになったことはないと聞く。一時の感情で相手を選ぶのは浅はかだと言った「夏生」に怒った「理紗」はその場を後にするのだった。翌日、少女マンガを持って「夏生」の前に現れた「理紗」はこれで恋愛疑似体験するべきだと勧めた。好きな人じゃないとキスは出来ないと言う「理紗」に対して、それくらい出来ると断言。「理紗」が廊下に飛び出ると、「千紘」が現れる。そして、彼女が出来たと言うのだ。頭が真っ白になる「理紗」に、ずっと気になっていた先輩からの告白だったから付き合うことにしたと。すごい奇跡だと笑顔で言う「千紘」の顔を見ることが出来ない「理紗」…。ずっとそばにいたのに、自分が「千紘」にとって1番だと思っていたのに彼女にはなれなかった。そんな落ち込む「理紗」を励ます「夏生」に、「千紘」のことは諦めない!振り向かせて本気の恋を教える!と宣言するの「理紗」であった。

『太陽が見ている(かもしれないから)』

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「岬」は、あまり教室にいない「広瀬楡」と隣の席になったことがきっかけで仲良くなった。峰高を受験すると言う「楡」は制服じゃなくて私服登校が一番理由だと言う。「岬」は「楡」の私服が見たいと休みの日に勉強会することを提案。お互い複雑な家庭環境なこともあり次第に距離が縮まっていく2人。今まで全然話さなかったのが嘘のようだった。「楡」は額の傷の理由を「岬」に話すが、自分でもなぜこんな話をしたのか不思議だった。同じ高校を受けようと決めた「岬」に一緒に受かるといいなと言う「楡」。そして「岬」も「楡」がきっかけで無理して笑わず、笑いたい時に笑おうと決めるのである。無事に高校に受かった2人は相変わらず友達を続けていた。週のほとんどを「楡」が使っているフラットハウスで過ごす「岬」。中学時代に居心地が悪かった「岬」にとって高校は息つけるようになっていた。「岬」も「楡」も1人が好き、だけどお互いなら一緒にいても気にならない。友達なら一生一緒にいられる。そう思っていた。そんな2人の前に「楡」の幼馴染「日帆」が現れた。「日帆」は「楡」の額の傷をつけた人の娘だったのだ。一緒にいるようになる3人。そしてもう1人、「楡」を知る「飯島」が現れた。「飯島」をきっかけに落ち込む「楡」に寄り添う「日帆」を見て「岬」の心の中にあった「楡」を取られたくないという気持ちが見え隠れする。

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