作中でも有名人!芸能人キャラ10選97 Pt.

誰もが憧れる芸能人。作中でも憧れの的として活躍している芸能人キャラを10人を紹介!

「歌姫」と呼ばれるほど有名な歌手であり、「小笠原秋」の元彼女。音楽プロデューサー「高樹総一郎」と出会ったことでデビューを果たすことができたが、体の関係もあるため純粋にデビューしたとは言い難い。歳をとるごとに自分の唯一のものが無くなっていく恐怖心が増加していく一方、若くて実力のある新人歌手「小枝理子」への嫉妬心もあり、精神が弱っていってしまう。有名になればなるほど、劣っていく恐怖ははるかに大きい。それは一般人である人たちには分からないことだろう。けなされることも多い。罵倒されることも多い。そんな彼女の精神は崩壊して当然である。その上、「アキ」への未練が消えない中、彼が敵意を向ける「理子」と交際を始めたことで、更に精神が崩壊した「茉莉」は自ら弱者の道へ進んでいく姿がなんとも切ない。人は何かしら失っても残るものは必ずある。しかし、自分が誇りとして持っていたものがすべて失われていく気持ちはきっと計り知れないだろう。だから何か一つでも自分が誇れるものを探しておくことが大切だと、彼女が教えてくれたのだ。

アイドルグループ「CRUSH」のメンバー。父親の借金返済のためにアルバイトをしているところを芸能事務所の娘「白星花」にスカウトされる。最初は売れないと稼げないということから拒否するも、まずは時給制で雇うという条件で芸能界へのスタートをきった。スカウトされるということからも分かるようにテレビで活躍できるほどのイケメンである。やんちゃで自由奔放であり、好き嫌いもはっきりしており同じ「CRUSH」のメンバー「紫ノ塚怜」とは相性がかなり悪い。何事にも臆さない性格で、大抵のことは目上だろうが気にせず発言をする。厳しい芸能界で生きていくために最も最適なタイプだろう。また、歌ダンス共に才能があり、なんでもすぐにこなす器用さも持ち合わせている。作曲も自分でできるが、思い付きのためすぐに忘れてしまうところが難点。しかし、その持ち前の才能で曲を作り上げた。アイドルというには突拍子のない部分が欠点ではあるが、ステージに立つときは誰よりも輝く。それが「黒瀬桐」という男なのだ。

「鬼姫」と呼ばれていた「ヒメコ」に憧れ、自らも「鬼姫」として不良行為をしていた。ある日、「ヒメコ」に目をつけてしまったことから彼女が本物の「鬼姫」と知り、それからは「ヒメコ」を「姉さん」と慕うようになった。「スケット団」の依頼を手伝うため、幼稚園の人形劇をしたことがきっかけとなり声優という道への門をたたき、一躍大ブレーク。それからは可愛らしい顔立ちということもあって、アイドルや女優など幅広い活躍で名を広めていった。実際の彼女は不良には似ても似つかない心優しい女の子で、過去、人を傷つけてきた自分を悔やむ姿も描かれている。しかし周りに助けられてきたことで過去を受け入れ、芸能人としてだけではなく一人の女の子としての「吉備津百香」が誕生した。芸能人としては人一倍努力家、女の子としては恋愛に悩む姿が描かれているため、是非変わりゆく彼女の姿をマンガ、アニメで見ていただきたい。

主人公「斉木楠雄」のクラスメイトで学校一、いや、日本一…世界一美しいであろう「照橋心美」の兄。「六神通」の芸名でアイドルとして活躍しており、俳優として映画などにも多数出演している。表向きはおしとやかで物腰の柔らかい好青年であり、妹同様整った顔立ちが評判の売れっ子芸能人だが、本性は妹を溺愛するあまり修学旅行にまで隠れてついてきたり、「斉木」が妹に惚れ込んでいると勘違いし家に押しかけ、妹に近づかないように警告しに来るほどの変態であり異常者。妹のことになるとおしとやかな性格のイケメンは一変し、ただの変質者としかいいようがない。テレビ番組でも趣旨を忘れ妹話に熱中してしまうこともある。彼が出てくるストーリはほぼ「心美」に関することばかりで、その度に狂った表情、行動を見せるため、読者としても心配になる一方だ。そんな彼の面白い姿が見てみたいという方は是非マンガ、アニメをご覧あれ。

万屋の一員「志村新八」も大ファンの人気アイドル歌手であるが、下品なワードや、意味不明な言葉を使用したパンチのきいた曲が多く、本当にアイドルであるのか疑問を浮かばせる。ちなみに下品なワードや、意味不明なワードを繋げて使用した言葉を「お通語」という。『銀魂』のアニメでよく歌われる曲が「お前の父ちゃん××(ちょめちょめ)」「お前の母ちゃん何人(なにじん)だ!」である。是非歌詞に注目して聞いてみていただきたい。アイドルしてあってはならないスキャンダル写真を撮られることがあるが、実はその男に騙されていたり、父が昔から逮捕されている殺人者だったりと、男運が全く良くない。下品な言葉をステージで堂々と使用したり、いとも簡単にスキャンダルされたりと普通のアニメではアイドルキャラとして使用されないだろう。しかし、普通のアニメではない『銀魂』という作品の中だけでは彼女はアイドルとして存分に輝けるのだ。

『名探偵コナン』きっての美しい敵キャラ。「コナン」の姿を変えた張本人「ジン」がいる黒の組織のメンバーの一人で、唯一「コナン」の正体を知る。また、同じくして小さくなった元黒の組織の一員で、今は彼らに命を狙われている「灰原哀」の正体もつかんでいる。にも関わらず、彼らの正体を仲間に報告しないのはなぜなのだろうか。それには過去に出会った「工藤新一」と「蘭」の勇ましい行動が関係しているのだ。それは、仲間をも簡単に見捨てる「ベルモット」にまだ綺麗な心が残っていると実感できる場面でもある。彼女の表の顔は一世を風靡したアメリカの大女優、クリス・ヴィンヤード。また、シャロン・ヴィンヤードとしても名をはせていた。2人の女優として世界で活躍できるほどの演技力。それどころか、その人物になりきることさえ容易にできるため組織でも活用している。裏と表の激しい差の中で生き延びる彼女はいったいどんな人物なのか。是非作品を見てチェックすべきだ。