『けものフレンズ』図鑑!「オーロックス」編91 Pt.

TVアニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回ピックアップするのは、クジラ偶蹄目ウシ科ウシ属オーロックスのフレンズ「オーロックス」。生物学上の物と合わせて、彼女の生態をご紹介していこう。

ウシ科の仲間で、現在家畜として飼われている牛の祖先にあたる種。性別によって体色に違いがあり、雄が黒または黒褐色なのに対し、雌は褐色。頭部にある二本の角は大きく滑らかで、サイズはおよそ80cmにもなるとされている。
かつてユーラシア全土や北アフリカに生息していた動物だったが、土地の開発や食用としての乱獲、家畜化が進むにつれ徐々にその数が減少。1627年のポーランドにて、世界で最後の1頭が死亡した事で絶滅した。

アニメ第6話に登場する「オーロックス」のフレンズで、「ライオン」率いるチームの一員。男性的な口調で話す男勝りな熱血漢で、フレンズの中でも筋肉質な体格をしており、コンビを組んでいる「アラビアオリックス」との2人だけでライバルの「ヘラジカ」チームを打ち負かす程の高い戦闘能力を有している。
パワー型である為か頭脳面に関してはあまり能力が高くないようで、作中「サーバル」達に対して威圧感たっぷりに「どっから来たんだ!」と問いただしておきながら、「サーバル」が答えたサバンナという場所がどこか分からなかったり、東という方角を“武器を持つ方”という考え方で覚えていたりと、若干おつむの弱そうな一面を披露していた。