『けものフレンズ』図鑑!「ギンギツネ」編136 Pt.

TVアニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回ピックアップするフレンズは、ネコ目イヌ科キツネ属アカギツネ亜種ギンギツネの「ギンギツネ」。生物学上の物と合わせて、彼女の生態をご紹介していこう。

「アカギツネ」の毛色が変色した種であり、黒地に入った銀色の差し毛が特徴的な動物。毛色の違いはあれど生態などは「アカギツネ」と何ら変わらず、「アカギツネ」同様に山地の森林や平原などに生息し、夜間を中心に活動する。狩りを行う際や天敵から逃れる際は時速約50kmで走行する事が可能で、その素早さやネコ科の動物のように縦に避けた瞳から“ネコのようなイヌ科”と形容されている。ちなみに、「アカギツネ」と「ギンギツネ」は共に毛皮にも利用されるが、「ギンギツネ」として生まれる個体は野生では全体の10％程しかおらず、また毛皮としても特に美しい事から「ギンギツネ」は「アカギツネ」よりも高級とされ、養狐場では良く飼育されるらしい。

「ゆきやまちほー」にある温泉宿にて生活する「ギンギツネ」のフレンズ。理知的で大人びた性格の持ち主であり、いつも一緒に居る「キタキツネ」を引っ張って行くお姉さんのような存在。好きな事以外何かとぐうたらしがちな「キタキツネ」に手を焼きつつ面倒を見ており、ゲーム脳的な発言の多い彼女に対し良くツッコミを入れている。温泉宿にとって重要な装置のシステムを理解し使いこなすなど、作中ではその知性を感じられる様子が随所に見られる「ギンギツネ」。しかし、そんな彼女でも“服”という物に関しての知識は持ち合わせていなかったのか、自身もいつも身に着けているにも関わらず、「かばん」から聞かされるまでそれが取れる、脱げる物だという事を知らなかった。