父親のバドルと母親のエスラの間に生まれたシンドバッドは、生まれてすぐに奇跡的な力を発揮していました。産まれたばかりのシンドバッドは、天変地異が起こる中、父と母に逃げるべき方向を指し示し、その結果家族は無事に避難することができたのだ。
それはシンドバッドが3歳の時にも起こった。
父の漁船に勝手に乗り込んだシンドバッド。しかしその船は嵐に巻き込まれてしまう。一寸先も見えないほどの強烈な嵐の中、再びシンドバッドは逃げるべき方向を指し示した。その先では嵐が止んで晴れ間が広がっていた。
将来、世界を統率する力を発揮していくシンドバッドは、生まれた直後からその力を発揮していたのだ。
そして、シンドバッドが14歳になった時、彼は彼のマギ、ユナンと出会う。
アリババとアラジンが出会ったように、シンドバッドもユナンと運命的な出会いを果たすのだった。
弱者が虐げられ、国に搾取される国。
そんな国を変えようと、シンドバッドは死の穴と呼ばれているダンジョンを攻略し、人智を超える力を手にすることを決意した。それが、シンドバッドにとっての初めての冒険となる。
果たしてシンドバッドは、どのようにダンジョンを攻略していくのか、七海連合がどのように結成され、シンドリアが造られたのか、「今」へとつながる重要な前章、『マギ シンドバッドの冒険』。
『マギ』が好きな人なら必ずチェックしてほしい作品だ。現在放送中のアニメもあわせて見てみてほしい。