2012年、『機動戦士ガンダムAGE』で初めて主役を演じ、「第7回声優アワード」で新人男優賞を受賞。女性が出す少年ボイスのような地声が特徴で、男性キャラクター以外にも女性キャラクターを演じる事もある。今回は、彼が演じてきた男性キャラクターにスポットを当てて紹介する。
『生徒会の一存』の「中目黒善樹」役でデビューを果たし、2017年の春アニメでも多数出演している「山本和臣」。今回は彼が演じてきたアニメキャラクターを紹介する。
出典:Amazon.co.jp
2012年、『機動戦士ガンダムAGE』で初めて主役を演じ、「第7回声優アワード」で新人男優賞を受賞。女性が出す少年ボイスのような地声が特徴で、男性キャラクター以外にも女性キャラクターを演じる事もある。今回は、彼が演じてきた男性キャラクターにスポットを当てて紹介する。
出典:Amazon.co.jp
『機動戦士ガンダムAGE』は同じ血筋の主人公とガンダムの物語。その中で「キオ・アスノ」は第3部・第4部の主人公にあたる。第2部の主人公「アセム・アスノ」の息子だが、生まれて間もなく父親が行方不明となり、祖父(第1部の主人公)や母親に育てられた。そのため「おじいちゃん子」と呼ばれるほど祖父のことを慕っている。目の前で困っている人を放っておけなく、正義感が強い性格で、祖父譲りの意志を曲げない頑固さがある。しかし、純粋で世間知らずなところがあり、場の空気を読まずに発言してしまうところがある。また、作中序盤では祖父から贈られた「MSバトルシミュレーター」というゲームの弊害で、「ゲーム感覚」で戦闘をしている姿が見られ、若干倫理観に欠けている。「キオ」は「山本和臣」が初めて主役を務めたキャラクター。「山本和臣」は女性が出す少年声のような声の持ち主であり、「キオ」が中性的な容姿であったため「この主人公は女じゃないのか」という感想を持った視聴者は少なくなかったらしい。どこかゲームの延長で戦争をしている「キオ」。物語の中で彼がどのように成長していくのか「山本和臣」の演技と共に注目したい。
「眉難高校」の1年生でよく言えば底なしの天真爛漫、悪く言えばバカな「防衛部」のムードメーカーである。実家は「黒玉湯」という銭湯を経営しており、童顔で小柄だが、弁当3食分を昼ご飯にするほどの大食い。ふわふわ、もふもふしたものに目がなく、違う星から地球にやってきた宇宙人「ウォンバット」が嫌がっていても気にしていない様子でよく撫でている。喧嘩が大嫌いで、「防衛部」のメンバーが喧嘩した時には仲裁に入ったり仲直りさせようと奔走していた。しかし、前述のように「有基」がどのくらいアホ(天然)かというと、「メンマは割り箸の再利用」の兄の言葉を高校生になっても信じている点である。突拍子のない発言で周囲を振り回す「有基」だが、「防衛部」の中心的人物であることは間違いない。第10話で彼が風邪をひいた回は今までの行動と相まって面白い。本作でも主演を務めた「山本和臣」の天真爛漫なキャラクターに注目だ。
「相棒学園」の初等部6年生でチーム「バルソレイユ」のファイター。主人公「牙王」とは「バディファイト専門コース」を一緒に受けている。喋り方は陽気なラップ口調で語尾に「YO」とつくのが口癖と特徴的である。「テツヤ」のバディは「魔王アスモダイ」である。「超渋谷ダンスコンテスト」では優勝するほどダンスの実力はあるが、バディファイトの方はまだまだ未熟だ。「失敗させて学ばせる」が「アスモダイ」の教育方針らしく、失敗する度に「アスモダイ」からバディファイトを教えてもらっている。「テツヤ」には不思議で面白いところがいくつかある。ひとつは、軽快なリズムを刻んで他人までも躍らせる力と、もうひとつは、頭についている髪はバナナであるところだ。実際にもいで食べることも出来、また生えてくるらしい。「テツヤ」はどんな時でも仲間を信じる強いハートの持ち主だ。「アスモダイ」との仲も良好で、弱腰になった際には、度々「テツヤ」は「アスモダイ」に助けられている。徐々にバディファイトの腕も、精神面も成長していくキャラクターを、「山本和臣」は見事に熱演した。
美術部の顧問「三神」に憧れている、中性的な容姿の男子。「エドヴァルド・ムンク」や「サルバドール・ダリ」に感銘を受けており、美術家気質がある。アニメ第2話では、美術の授業で果物の絵を描いていたが、「望月」が描いたレモンはまるで「ムンクの叫び」のようだった。実際タイトルも「レモンの叫び」とつけ、「叫んでるのは世界。耳を塞いでいるのはその叫びに慄いているから」と、主人公「恒一」の質問に意味深な返答をした。見た目の通り温和な性格だが意外にも肝が据わっていると思わせる場面もある。「恒一」には転入当初から親身になって接するなど心優しく、「山本和臣」の声が違和感なくマッチしているキャラクターである。また、『Another』は人が次々と死んでいくアニメでもあるので、「望月」は生き残っているのか、とストーリーと彼の活躍が非常に展開が気になる作品だ。
本編の第2話で登場した「粟田口吉光」作の短刀。「吉光」の作品では珍しい刃文の乱れから「乱藤四郎」と名付けられた。そのため、「藤四郎兄弟」の中では少し違い、「刀剣男子」であるため性別は「男」ではあるが、見た目が少女のようである。作中の舞台となる本丸では19番目に顕現された。なお、22番目に顕現された「同田貫正国」には「女⁉」と驚かれていた。「山本和臣」のハスキー声の少女のような声が「乱藤四郎」の外見や仕草、性格と非常に合っている。「山本和臣」はこのキャラクターを演じるにあたって「華やかで人懐っこい」「時折見せる刀剣男士らしい刃も魅力的」と印象について答えている。見事、この本丸において華を添えてくれるような演技を視聴者に見せてくれた。特に7話のエンディングは必見である。
65 Pt.
75 Pt.
64 Pt.
いいね!・フォローしてマンガ・アニメのニュースを受け取ろう!