敵との戦いにおいて頭脳戦は欠かせない要素となる。それがスポーツの試合であっても、ゲームであっても、命を賭けた戦いであってもだ。そしてアニメ作品の中には頭脳戦に秀でた策士が数多く登場する。そんな頭のキレるキャラ10人を紹介する。
頭脳戦といえばこのキャラ!という頭のキレるキャラを10人紹介。
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敵との戦いにおいて頭脳戦は欠かせない要素となる。それがスポーツの試合であっても、ゲームであっても、命を賭けた戦いであってもだ。そしてアニメ作品の中には頭脳戦に秀でた策士が数多く登場する。そんな頭のキレるキャラ10人を紹介する。
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2006年に放送されたSFロボットアニメ。2年後に第2期が放送され、漫画やゲームなど様々なコンテンツで長きに渡り高い人気を保持している作品である。「超大国神聖ブリタニア帝国」は日本を侵略し、圧倒的な軍事力で支配してきた。日本に住む「ブリタニア人」の少年、「ルルーシュ・ランペルージ」はある日突然目の前に現れた「C.C.」に「ギアス」という他人を支配できる能力を授けられた。彼は暗殺された母の仇、そして妹の「ナナリー・ランペルージ」が安心して過ごせるような世界を手にするため、「ゼロ」と名乗り、素性を隠し「黒の騎士団」を作り上げる。「ギアス」の能力を使い、「ブリタニア帝国」や幼馴染の「枢木スザク」らと知略を凝らした戦いを繰り広げていくのであった。「ルルーシュ・ランペルージ」は「神聖ブリタニア帝国」の第11皇子ならびに第17皇位継承者として生まれた少年で、本作の主人公である。容姿端麗で頭脳明晰、多岐に渡り才能を発揮する。幼い頃に母が暗殺され、その弊害で妹の「ナナリー・ランペルージ」は歩行能力と視力を奪われた。このことから「ブリタニア帝国」に対して強い憎悪と復讐心を抱いている。「ギアス」の能力を得てからは「ゼロ」として復讐を果たしていくのだが、彼の持つ高いポテンシャルと強い憎悪が高度な戦闘を展開していく。知略は一級だが、体力は乏しいという一面もある。冷徹な目で絶対遵守の「ギアス」を使い、周囲を支配していく様子が格好良いと思えるキャラである。
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原作「大場つぐみ」、作画「小畑健」による漫画を原作とした作品。漫画、テレビアニメのみならず、実写映画化、小説、ドラマなど幅広いメディア展開がされている。秀才高校生の「夜神月」は、ある日奇妙な黒いノートを拾った。表紙には「DEATH NOTE」と書かれており、「名前を書かれた人間は死ぬ」と記されている。ノートの所有者となった「夜神月」は、そのノートの能力を検証しながら実証していく。やがてノートの持ち主の死神「リューク」が見えるようになり、己の正義を実現するために、犯罪者のいない新世界を作り上げようと、次々に犯罪者を裁いていくが、「L」と名乗る謎の名探偵が「夜神月」もとい「キラ」の前に立ちはだかる。高度な頭脳戦を制するのはどちらだ。「夜神月」は警察庁幹部の父を持ち、容姿も頭脳も全てが完璧で周囲にも認められた存在の高校生。「DEATH NOTE」を拾ったことで世の犯罪者を1人残らず消し去り、新世界の神となることを決意した。己の正義のためにと、ノートを使い大量殺戮を実行するという歪んだ正義感の持ち主。宿敵「L」の鋭い推理と包囲網を掻い潜り、その優れた知能でノートを使いこなす。自分の正義を実現させるためならば、自分に好意を持っている人間を使うことも、実の父を殺すことも厭わない。しかし父譲りの純粋な正義感は備えており、無差別殺人には嫌悪を示していた。複雑なノートの制約、死神との取引、目の前に君臨する「L」、全てを巧みに操る、高度な頭脳戦を展開してくれた天才である。
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「田中芳樹」によるファンタジー小説を原作とする作品。これまでに幾度となく映像化されており、最近のものだと「ライデンフィルム」により2015年と2016年にアニメ化されている。古代から中世頃の中東をモデルとする架空世界が舞台となっている。栄華を極めた「パルス王国」。その国には14歳となる王太子「アルスラーン」がいた。北西に位置する「ルシタニア」は貧しい国であり、豊かな土地を求めて遠征を行うことにした。そこで目を付けたのが「パルス王国」である。初陣であった「アルスラーン」は、敗戦となったにも関わらず、王国のみならず王都「エクバターナ」も陥落されたことに悔しさを抱き奪還を決意。「パルス」最強と謳われた武将「ダリューン」と共に、心強い仲間を増やしながら、国を奪還すべく奮闘するのである。「パルス国・ダイラム地方」の旧領主で、「アルスラーン軍」の郡軍師「ナルサス」。政務や軍略に精通し、「ナルサス」の考える軍略は敵の動きを完璧に見通した上で企てられる。また、知能だけでなく剣の才も兼ね備える文武両道型。性格は優しそうな見た目と異なり正論を貫く現実主義者。物事の核心を突いた発言が多いために毒舌な言動も多々ある。しかし地位や名声、金には全く感心がなく、芸術をこよなく愛する変わり者。途方もない知略で政治、戦略、戦術全てを網羅し、「アルスラーン軍」の知将として活躍をする頼れる軍師である。
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「米澤穂信」が手がける『〈古典部〉シリーズ』のアニメ化作品。アニメでは『〈古典部〉シリーズ』の『氷菓』『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』『遠回りする雛』のエピソードが放送された。高校生の「折木奉太郎」は姉の頼みから「古典部」へ入部した。そこで出会った「千反田える」に、ひとつの謎解きをしてほしいと頼まれる。そこから発展する「古典部」の活動と、省エネ男子「折木奉太郎」とその仲間の謎解き高校生活が展開されていく。「折木奉太郎」は本作の主人公兼探偵役。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーに掲げる省エネ男子である。所謂本物の無気力系キャラであり、彼がやる気を見せている場面は極めて稀。時々自発的に行動すると、「福部里志」や「伊原摩耶花」から熱があるのではと心配されるほど。そして「千反田える」からは「あの折木さんが気になるなんて」とそこを気になられる始末である。優れた洞察力、推理力、観察眼を持ち、好奇心の塊「千反田える」の疑問や学校で生じた不思議な出来事の謎を解いていく。その能力の高さは周囲から評価されているが、本人はあくまで偶然の閃きだと主張している。省エネを掲げているため、ときには脅迫まがいの鎌掛けも厭わないという強かさも備えている。「千反田える」の勢いに押されて何かと振り回されているが、どこまでもやる気のないキャラなのであった。
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ストーリー原案、脚本を「虚淵玄」が手がけ、「A-1 Pictures」と「TROYCA」が共同制作をしたオリジナルロボットアニメ。その昔、地球と火星は敵対関係にあった。主人公「界塚伊奈帆」が生活する現在においては休戦状態となっていたが、和平交渉は続いていた。その一環として、火星から皇女である「アセイラム・ヴァース・アリューシア」が地球に訪れる。「界塚伊奈帆」は皇女の歓迎パレードの見物に訪れたが、そのパレードはテロリストによる襲撃を受け、彼女は生死不明となってしまう。様々な経緯を得て皇女が生きていることを知り匿うことになった「界塚伊奈帆」であったが、彼の目の前には多くの敵が現れる。また、皇女を慕う者「スレイン・トロイヤード」も皇女を探すために最善手を尽くす。3人の人物たちの辿り着く運命とは。「界塚伊奈帆」は地球側の主人公の少年。理性的で冷静沈着な性格をしており、滅多なことでは取り乱さない。しかし感情を表面に出さないだけで、友人に危害が加えられたときなどは静かに怒っていたりする。僅かな手がかりさえあれば敵の弱点と特性を把握できるほどの知能を備える秀才。作戦立案能力および「カタクラフト」と呼ばれる人型機動兵器の操縦能力も高いため、次々に襲い掛かってくる「火星騎士」たちを倒していくのである。状況に応じた最善手を常に捜し求め、機会が訪れれば実行に移す機敏さも兼ね備えた、頭脳戦では敵なしのキャラである。
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社会現象ともされた『進撃の巨人』。「別冊少年マガジン」にて連載されるとたちまち人気となり、瞬く間にその名は広がった。人類は突如現れた「巨人」によって、滅亡の淵に立たされた。人類は高く厚い壁の内側に追いやられ、「巨人」を恐れて生き伸びていた。しかし人類は立ち上がり、奪われた自由を取り戻すために戦うことを決意。「エレン・イェーガー」は「巨人」により母親を奪われた。その雪辱を晴らすべく、「巨人」を1匹残らず駆逐すると決意し、「調査兵団」へと入団。自身の「巨人化」の力を武器に、「調査兵団」および「エレン・イェーガー」は「巨人」へと挑むのであった。「アルミン・アルレルト」は「エレン・イェーガー」の幼馴染で、金髪のボブカットが特徴の中性的な少年。知的で利己的な性格の持ち主で、少し臆病な一面も持っている。「巨人」に対しても人間に対しても今一つ強く出れない。そして身体能力もそこまで優れているというわけではない。しかしそれをカバーする知能が備わっており、「第104期訓練兵団」卒業時に座学はトップ、そして実際の「巨人」との戦闘では彼が考えた作戦で「巨人」たちに勝利を治めている。また、ここぞというときの行動力は凄まじく、「エレン・イェーガー」が捕らわれそうになったときは「これから死に行くせめてもの間に、彼の戦術的価値を説きます!」と決意を叫んだ。男気に溢れた行動力を見せつつも見た目は女の子に間違わてしまう、知的キャラの「アルミン・アルレルト」だった。
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「末次由紀」による少女漫画のアニメ化作品。本作はアニメ化のみならず、実写映画化もされ、実際の競技かるたにまで多大な影響をもたらした大人気作品となっている。「綾瀬千早」は小学生の頃、転入生の「綿谷新」から競技かるたを教えてもらった。それをきっかけに競技かるたに没頭、将来はクイーンになることを目指す。高校生となった「綾瀬千早」はかつてのチームメイト「真島太一」と再会し、競技かるた部を設立させた。仲間を集め大会に出場、クイーンを目指す中で、かつてのもう1人のチームメイト「綿谷新」との再会を願い、切磋琢磨しつつ、恋愛や友情も同時に描いた作品である。「駒野勉」はかるた部の創設メンバーの1人。成績優秀で常に机に噛り付いて勉強していることから「机くん」と呼ばれている。入部までは自分の才能は勉強だけしかないと劣等感を抱き、机だけが自分の居場所だと思っていた。しかし「綾瀬千早」と「真島太一」からの勧誘と、かるたに向ける思いに感化され入部を決意。入部後は言うことはキッパリと言い切り、知能を生かしつつ競技かるたに挑む。入部後まもなくは試合に勝てないことを悩むような初心者っぷりを露にしていたが、物語が進むにつれて成長、チームの参謀役のような立ち居地へと治まった。部員の対戦時の傾向を詳細に記し分析したノートを片手に、ときには裏方に回りながらも部の勝利へと貢献している知的キャラ。
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異世界バトル物語『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のスピンオフ作品。本編の人気が高かったために2017年にアニメ化された。本編にて主人公「ベル・クラネル」の窮地を救い、その後憧れの存在として登場していた「アイズ・ヴァレンシュタイン」を主人公とした物語。彼女が所属している「ロキ・ファミリア」の冒険、及び「アイズ・ヴァレンシュタイン」を中心とした彼女の苦悩や過去の話などを展開している。そんな「ロキ・ファミリア」の団長を務めているのが小人族の「フィン・ディムナ」である。ファミリア最古参で、「Lv,6」の第一級冒険者。見た目は小さく可愛い少年に見えるが、実はアラフォー。幼い見た目に反して泰然とした態度で物事を構え、穏やかな物腰し故に人気は高い。2つ名は「勇者(ブレイバー)」。非常にキレる頭と、素早い身のこなしで長槍を使いこなし敵を倒していく。普段は指揮官としてファミリアを牽引し、的確な指示を与えているが、いざというときには自らが先頭に立って敵に向かい、同時に仲間を鼓舞する。しかし常識外れな攻撃をされると対応に苦慮してしまうという弱点もある。可愛らしい見た目と勇敢な姿勢がアンマッチ。客観的に物事を見定める能力に長けた指揮官「フィン・ディムナ」である。
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本作は自転車競技をテーマにした本格的なスポーツ作品である。アニメは第4期まで放送され、その他舞台やテレビドラマなど様々なメディア展開が行われている大人気作品。「総北高等学校」に入学した「小野田坂道」は、同じく新入生の「今泉俊輔」に自転車レースを挑まれる。そこで自転車競技の才能を開花、「鳴子章吉」からもその才能を認められ、「自転車競技部」に入部することになった。努力を重ね、インターハイ優勝を目指した高校生たちの青春を描いた作品である。「総北高等学校」の2年生の「手嶋純太」。パーマヘアーから「鳴子章吉」からは「パーマ先輩」と呼ばれいてる。自転車の実力については凡人であり、本人もそれを自覚しているがかなりの策士。ただし、基本は真っ向勝負を挑む正統派の策士。才能ある1年生たちに対してコンプレックスを抱きはしているが、卑屈になることなく努力を重ねる。そして3年生引退後には部長となりインターハイメンバーにもなった。その努力は「今泉俊輔」曰く「努力していないところを見たことがない」ほどだそう。同学年の「青八木一」とは1年のときからの仲良しで、無口な彼の言いたいことを何でも理解できる。メールで送られてきた「!」だけで彼の意思を完璧に汲み取ることが可能。面倒見は非常に良く、2年時にはインターハイにて裏方に徹し、1年生メンバーを支えた。練習中も、「小野田坂道」のスランプ時も、温かい言葉をかけ、ときに激励している。見ているとこんな先輩がほしいと思わずにはいられないキャラである。
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「アクタス」制作によるオリジナルアニメ。アニメが放送されるとたちまち人気となり、現在に至るまでに小説、ゲーム、アニメ映画など多くのメディアにて展開されている。本作は戦車をメインに扱った作品であり、可愛い少女たちが本気で戦車を用いた戦いを繰り広げている。その世にも珍しい設定からか、多くのアニメファンを驚かせた。乙女の嗜みとして華道、茶道、さらには「戦車道」というものが存在する世界。学校対抗の全国大会が催されている世界で、「大洗女子学園」に転入した「西住みほ」は自分の「戦車道」を見つけようとする。「西住みほ」は本作の主人公で、「戦車道」の名家「西住家」の生まれ。以前は「戦車道」が盛んな「黒森峰女学園」に在籍していた。当時に参加した大会での出来事をきっかけに自身の「戦車道」に疑問を持ち、「戦車道」から離れるべく転入してきた。友人思いで優しい女の子だが、少し引っ込み思案な一面があり、転入後暫くは周囲と馴染めていなかった。しかし「大洗女子学園」にて自らの意思で再び戦車に乗ることを決意してからは、的確な指示と作戦立案能力からリーダーシップを発揮、「戦車隊」の面々と仲良くなっていった。彼女の「戦車道」に関しての実力は本物で、素人同然の「大洗女子学園」を全国大会優勝までに導いた。仲間を見捨てない優しさと、臨機応変に対応する冷静な判断能力は、本作においても群を抜いて素晴らしいものである。
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