エースパイロットが登場するアニメ309 Pt.

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本作は「宇宙世紀」を舞台にした「地球連邦軍」と「ジオン公国」の戦争、通称「一年戦争」を描いた作品だ。「ガンダム」シリーズは総じてエースパイロットの多い作品なのだが、ここではそのルーツとなる『機動戦士ガンダム』をピックアップして紹介しよう。やはりエースパイロットとして名が挙がるのは主人公「アムロ・レイ」ではないだろうか。彼の「一年戦争」での撃墜スコアは「地球連邦軍」公式で「MS(モビルスーツ)142 艦船9」。民間人出身の15歳の少年がこれをやってのけたのだから、並外れた資質を持っているということに尽きるだろう。彼を筆頭に後に「ガンダム」シリーズは多くのエースパイロットを生み出していくことになる。原作者「富野由悠季」は「パイロット技術最高はアムロ」と言っており、しかも、アニメ作中では「モビルスーツ」以外も大いに撃墜しまくっているので、これでまだ控えめなスコアだというのだから彼の存在は非常に大きなものだったと言える。

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本作の舞台は、謎の勢力「ウルガル」の攻勢によって滅亡の危機に陥った地球。遺伝子操作で戦闘に特化した人類である5人の少年少女「チームラビッツ」を撤退戦の盾として出撃させるところから物語は始まる。本作は初めからエースパイロットなのではなく、訓練成績も最下位だった5人がエースパイロットに成長していき、人類の切り札になるまでの存在となっていく過程が描かれている。ストーリー自体は王道でギャグパートもしっかり抑えている。5人のパイロット達は1人1人がしっかりとキャラが立っており、それぞれの成長が描かれている点が素晴らしい。周りからザンネンと言われながらも自身の使命を果たしていく姿と、物語が核心に近づいていく過程に次の話が待ちきれないこと間違いなしだ!

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本作は、宇宙生命体「ヒディアーズ」と戦争を繰り広げていた「銀河同盟軍」のパイロットである主人公「レド」が、人型戦闘機「チェインバー」と共に未知の惑星に転送されてしまうところから物語が始まる。人工知能を有した「チェインバー」と「レド」のコンビネーションは間違いなく作中の星では最強クラスの存在だ。「レド」の出会った「ガルガンティア」船団の住人達に「レド」が心を開いていく過程や、「チェインバー」が徐々に人間らしさを学んでいく姿を描いている一方で、戦闘描写は残酷な描写が多く、緩急のついた作風となっている。筆者のイチオシは、作中のラストバトルであるかつての上官とのロボットバトルにおいて「チェインバー」の発した「くたばれ、ブリキ野郎」だ。本作を観たら、この台詞を聞いたときには胸が熱くなること間違いなしだ!

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本作は世界大恐慌時代のイタリア、アドリア海を舞台とした飛行艇を乗り回す「空賊」とそれを相手取る賞金稼ぎで豚の姿をした退役軍人操縦士の物語だ。作中活躍している主人公の豚人間「ポルコ・ロッソ」は、元々は人間でイタリア空軍エースだった。対するアメリカの飛行機乗りである「ドナルド・カーチス」との空戦の描写は圧巻の一言。少女「フィオ・ピッコロ」との交流や「ポルコ」の昔なじみである「マダム・ジーナ」との男女の駆け引きは大人の世界を演出している。空戦の凄さなどが良くピックアップされるが、当時、原作者「宮崎駿」が戦闘シーンを前面に出したプロモーションに激怒したという話はあまりにも有名である。「スタジオジブリ」作品なので、家族で安心して見られる色あせない名作だ。

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本作は現実とは異なる歴史を辿った架空の世界で、世界の3分の1を支配する超大国「神聖ブリタニア帝国」に対し、主人公「ルルーシュ・ランペルージ」が戦いを挑む物語だ。本作では「ナイトメアフレーム」と呼ばれる人型兵器が運用されており、本作でも多くのエースパイロットが登場する。ここでは主人公「ルルーシュ」の所属する「黒の騎士団」のエースパイロット「紅月カレン」について紹介したい。専用「ナイトメアフレーム」である「紅蓮」を駆り、作中でも最強クラスのパイロット「枢木スザク」と互角に渡り合い、主人公「ルルーシュ」の繰り出す作戦において彼女は常にキーパーソンである。他にも魅力的なキャラクターが多く、物語の展開もどんでん返しの多いものとなっている作品で一度観ればファンになること間違い無しだ。

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本作は主人公「レントン・サーストン」が反政府組織「ゲッコーステイト」のメンバーであるヒロイン「エウレカ」と出会って恋に落ち、成長していくボーイ・ミーツ・ガールの物語だ。本作は「LFO」と呼ばれる人型機動マシンがボードに乗って空を駆るので、敵味方問わず多くのエースパイロットが登場する。主人公が所属する「ゲッコーステイト」のリーダー「ホランド・ノヴァク」は特殊部隊の元エースパイロットで作中でも高い戦闘技術を見せてくれる。見所の多い作品だが、オススメは「エウレカ」と「レントン」を守る決意をした「ホランド」が悪魔のような「デビルフィッシュ」に搭乗し、心身を蝕みながら奮闘するシーンだ。ボーイ・ミーツ・ガールの名作である本作はぜひとも観てほしい。