『けものフレンズ』図鑑!「アリツカゲラ」編84 Pt.

TVアニメ『けものフレンズ』に登場するキャラクターをご紹介。今回ピックアップするフレンズは、キツツキ目キツツキ科ハシボソキツツキ属アリツカゲラの「アリツカゲラ」。生物学上のと合わせて、彼女の生態をご紹介していこう。

和名：アリツカゲラ
学名：Colaptes campestris
分類：キツツキ目キツツキ科キツツキ亜科ハシボソキツツキ属
分布：ブラジル、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンなど
全長：約28cm～31cm
食べ物：アリ、シロアリ
鳴き声：「ピッ」

キツツキ科に分類される鳥類で、頬から首周りにかけての鮮やかな琥珀色が特徴的な種。他の「キツツキ」同様に通常は木のうろなどに巣を作って生活するが、利用できそうな樹木が生えていなかった場合、名前が表すように蟻塚に巣を作って生活する事もある。繁殖期には蟻塚の上部に15cm程度の穴を開け、その中で4、5個程の卵を産み、雄と雌の両方が抱卵を行う。

「ジャパリパーク」にある宿泊施設「ロッジアリツカ」を経営するフレンズで、小さな丸眼鏡と物腰柔らかな態度が印象的な人物。ロッジへ訪れた客への対応や丁寧語で話すといった様子から、フレンズの中では割と良識のある人物である事が窺えるが、部屋という物に並々ならぬ情熱があるようで、こと部屋に関しては些か変わり者な一面が見て取れる。作中でも、ロッジを訪れた「サーバル」と「かばん」に一つ一つの部屋を案内し丁寧に説明しては、時に興奮気味に時にうっとりと、その部屋の良さを語っていた。