売れない女性漫画家と冴えない担当編集との恋?を描いた作品。
物語は主人公、フタバトワコは漫画家であったが、連載していた漫画が打ち切りになる。つまりはクビを宣告されるところから始まります。
そこで彼女に手を差し伸べたのが冴えない男性編集者。仕事に追われる二人に春は来るのか…そもそもちゃんと恋に発展するのか?
まったりと楽しめる全二巻の短編作品です。
女性漫画家、ねむようこをご存知でしょうか。
恋愛漫画を多く書いている作家さんですが、彼女が描く世界には白馬に乗った王子様もイケメンのカレもほぼでてきません。ねむようこの世界を愛する人たちは彼女の作品のどこに惹かれるのでしょうか?ねむようこの作品を紹介しつつ、その魅力に迫ります!
出典:三代目薬屋久兵衛 1
出典:ペンとチョコレート 1
売れない女性漫画家と冴えない担当編集との恋?を描いた作品。
物語は主人公、フタバトワコは漫画家であったが、連載していた漫画が打ち切りになる。つまりはクビを宣告されるところから始まります。
そこで彼女に手を差し伸べたのが冴えない男性編集者。仕事に追われる二人に春は来るのか…そもそもちゃんと恋に発展するのか?
まったりと楽しめる全二巻の短編作品です。
続編「午前3時の危険地帯」、「午前3時の不協和音」と合わせて「午前3時シリーズ」と呼ばれる作者の代表作です。
作者自身がこの作中の舞台となるパチンコ専門のデザイン会社に勤めていたこともあり、描かれる世界はとてもリアル。秩序もへったくれもない小さな世界で、仕事に忙殺される主人公ももこに本当に恋なんてできるのか。辛くて笑えてちょっと切ない、ねむようこワールド全開のオススメ作品です。
ねむようこ作品全体に共通して言えるのが、ややギャグテイストの漫画になっているという点です。中には、ご都合主義すぎるという意見や、恋に発展するまでの過程をもっとじっくり描いて欲しかったという意見も見られますが、緩く進んでいく恋こそがねむようこらしさとも言えます。
そういった点もあってか、作品レビューでも男性の支持者が多いのも面白い特徴で、まったりと楽しめていいという男性ファンの声も多く見られます。
肝心の画は非常に柔らかく可愛いタッチで描かれていますので、ゆっくり癒されたいという方にももってこいの漫画家であるとも言えるかと思います。
現在は、「三代目薬屋久兵衛」をフィールヤング(祥伝社)にて連載中。
334 Pt.
293 Pt.
146 Pt.
61 Pt.
132 Pt.
80 Pt.
32 Pt.
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