おすすめマンガ厳選10作品!157 Pt.

笑える作品から感動作品まで!オールジャンルからおすすめマンガを10作品紹介!

本の中に吸い込まれた少女たちと、本の中の人物が繰り広げる物語。中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣「四神」を扱っている。主人公「夕城美朱」とその親友「本郷唯」はある日、図書館で「四神天地書」という本を開いたことで本の中に吸い込まれてしまう。一度はすぐに現実世界に戻れた二人だったが、母親と喧嘩をした「美朱」は再び本の世界に入り込み、最初に本の世界に入り込んだ時に出会った少年「鬼宿」と再開し、また、「朱雀」を「守護神」とする「紅南国」の皇帝である「星宿」とも出会い、「朱雀七星士」と「朱雀の巫女」の存在を知る。「美朱」は巫女になり、「朱雀」を呼び起こせば何でも願いが叶うと知り巫女になることを決意。それから「美朱」は「朱雀」を呼び起こすため残りの「朱雀七星士」を集める旅に出ることになるのだった。その中で「青龍」を守護神とする「倶東国」との闘い、その「青龍の巫女」となった「唯」との仲の亀裂など、「美朱」にとって多くの試練が待ち受けることになる。しかし、愛する人や「紅南国」を守るために、「唯」を心配しながらも「青龍」を呼び起こされる前に「朱雀」を呼び起こすため、その試練に立ち向かっていくのだ。

少女マンガでありながら主人公は男子高校生!仲良し4人の日常を描いた作品である。「羽柴夏樹」という恋愛に奥手な男子高校生が主人公だが、彼だけではなく他の3人を中心としたストーリーも多いため、彼らも主人公のうちに入れても違和感はないと思われる。主に恋愛、友情をメインとして物語は進行していく日常コメディ。タイプが全く違う4人のため、男子高校生が持つ色んなケースの恋愛の悩みを描くことができる。あくまで少女マンガのため、彼らの悩みは至って純粋なものである。また、彼らに関わる女の子たち目線での描かれている部分もあるが、大体が少数ページであり、ストーリー形式となると番外編扱いで描かれている。あまり本編では描かれない彼女たちの感情が番外編では存分に描かれているため、見どころの1つとなっている。また、綺麗で作風とマッチしている見やすい絵も魅力の一つである。

誰にでも優しく、誰からも愛される「町田くん」の日常を描いたストーリー。少女マンガで男性キャラが主人公といえば、やはりモテ要素を兼ね備えたイケメンだろう。しかし、本作の主人公「町田くん」は眼鏡をかけたただの男子高校生。得意なことも取り柄も、モテ要素も全くない少女マンガとしては珍しい主人公像である。しかし、人が好きで悪が全くない善意の塊の存在。自然な振る舞いで老若男女のハートを掴み誰からも愛される男の子なのである。少女マンガといえばやはり恋愛。しかし、他人の恋には敏感な「町田くん」だが自分に向けられた好意には鈍感で、なかなか恋愛ストーリーには発展しないという少女マンガとしては異色な作品。少女マンガの要素が皆無の作品だが、読んでいると温かい気持ちになれる癒し系の作品である。ぜひ「町田くん」が見せるマイナスイオンを感じ取りながら読んでいただきたい。

大人の男性との刺激的な恋愛作品。恋愛経験がない「平沢百々子」は、ホテルのカフェで働く20代前半の女の子。ある夜、仕事の疲れからホテルの屋上で一休みしようとすると、そこには超イケメンの大人の男性がいた。あまりにも綺麗すぎて思わず飛び降りでもしてしまいそうと思った「百々子」が声をかけると、彼はなぜかいきなりキスをしてきた。驚く「百々子」だったが、その上手すぎるキスに何もできずに身を預けてしまう。あまりにも刺激的な出来事に戸惑いつつも、その翌日、ホテルで彼に遭遇する。彼はホテルスタッフの「長谷慧」という40歳の男だったのだ。それから二人は親しい関係に発展していき、いつからかお互いに惹かれあうようになっていった。40歳とは思えない綺麗な容姿と、大人の魅力が混ざり合い、誰もが読んでいてとろけてしまいそうな作品となっている。是非、大人との艶やかな恋愛シーンをご覧あれ。

自分に笑いかけてくてるのは花だけだったのに……。人から恐れられる青年と超絶美少女のピュアな恋愛ストーリー。実家で花屋を営む「花園森也」は素直で優しい温和な性格の好青年にも関わらず、生まれつきの怖い顔のせいで人から脅えられ、凹みながらもしょうがないと思い続ける毎日を過ごしていた。そんなある日、超絶美少女の「鈴木日和」と出会い「日和」からの告白で交際することに。怖い顔がコンプレックスの青年と、見た目で判断されることが嫌いな美少女。そんな二人のピュアで一途な恋愛模様を描いた作品である。怖い顔と恐れられる「森也」だが、嬉しい時に見せる笑顔は見る人をキュンとさせる可愛い笑顔。タイトルの『かわいいひと』は美少女の「日和」のことを思わせるだろうが、恐らく「森也」の方だろう。一巻目の単行本の表紙がそれを語っている。表紙の笑顔からは想像できない彼の素顔と素顔に似合わない素敵な性格をぜひマンガでご覧あれ!

突如憧れの女の子の中に入った引きこもりの男。じゃああの子は一体どこへ……?入れ替わりではない。いなくなった彼女とこの謎の現象は?上京し大学に通うも失敗し引きこもりとなった「小森功」。そんな彼の楽しみはコンビニに来る一人の美少女を見る事。彼はその美少女を「コンビニの天使」と呼んでいた。そんな他愛ない日常を過ごしていたある日、目が覚めるとなんと「小森」は「コンビニの天使」である「吉崎麻理」になっていた。驚く中、自分が彼女になっているなら、彼女は自分にになっていると思った「小森」は、コンビニにいた自分に声をかけた。しかし「小森」は「小森」のままで、しかも「麻理」のことも知らない様子であった。それなら一体「麻理」はどこへ行ったのか。『ぼくは麻理のなか』という「小森」目線からのタイトルとなっているが主人公は「麻理」である。その理由はマンガを読めば理解できるだろう。単純ではない、いろんなものが交差したものがこの作品にはつまっている。そのことから生み出される衝撃の結末をぜひマンガでご覧あれ。

こんなぶっ飛んだ少女マンガは他にはない!最強の男と最強の女が繰り広げるパワフルラブコメディ!喧嘩っ早い女の子「千笑」は、退学を避けるために問題児の「平田」を学校に来させることを命じられた。タイミングよく「平田」が学校に来ていたが、喧嘩の真っ最中!そんな中に一心不乱で入り込み「平田」に一喝を入れた「千笑」は、やってしまったことを後悔。翌日学校で怯えきっている「千笑」の前に「平田」がやってくるも、まさかの全面告白をしてきた。それから二人は関わるようになり、怖いやつだと思っていた「平田」が、本当は優しくて男気のあるいいやつだったと知り二人は交際することになる。しかし、そんな最強カップルに数多くの困難が訪れる。幸せな日々の中に入り込む数々の問題は少女マンガ特有である。しかし、この作品はその問題が非常に大きいもので犯罪すれすれのものも多い。そんな危険ととなり合わせの交際をする中、二人の純愛は守りきれるのだろうか!